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みちのくグランド・ツーリング:4 [drive/touring]

朝5時過ぎの岩手県宮古市
聞いたことのない緊急速報メールの爆音アラームに驚いて目が覚めた。

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市内を流れる閉伊川が豪雨により氾濫危険水位を超えたため、一部地区に避難指示が発令されたのだという。
ホテルのある沿岸部ではないことを確認して一安心、カーテンを開けると昨日の雨はすっかり止んでいた。
バイキングの朝飯を喰ってから駐車場のボクスターをチェックすると、昨日TPMSが空気圧低下を訴えていた右後輪がペッタンコ。
目視では確認できなかったが釘でも踏んだのであろう、単なるスロー・パンクチャーで良かったと安堵しながら、車載のコンプレッサーで2.3バールまで空気を充填しておく。

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チェック・アウトを済ませ、パンクを修理してもらうべく、事前に電話しておいたエネオス・Dr.ドライブ宮古バイパス店へ向かう。
しかしながら応対してくれたお兄さん、輸入車はジャッキ・アップできないためお断りしている、と大変申し訳無さそうに言う。
ということで、私が自身の責任においてジャッキ・アップ&ダウンをし、脱着&修理をお兄さんにやってもらうことになった。
ちなみに、981型のボクスターにジャッキは装備されていない。
パンクについてはシーリング材とコンプレッサーで応急処置を施して、80km/h以下で最寄りの修理工場まで移動させた上でタイヤを交換する、というのがデフォルトの対応なのである。
しかしながらこのスキームは、TCP(Touring Continuity Planning:ツーリング継続計画)の観点では不十分極まりない。
そこで私は986型ボクスター用のジャッキを入手、プラグ式パンク修理キットや十字レンチなどと共に常備しており、バースト以外であれば自力でパンクを治せるようにしてあるのだ。
外したタイヤを見ると釘のような金属片がグルーブに刺さっており、そこから空気が少しずつ抜けている。
テキパキと修理してもらい、あっという間にボクスターは復活した。
ジャッキを積んでおいて本当に良かったと思いつつ、親切丁寧なお兄さんの対応に大感謝である。
ガソリンを満タンにし、晴れやかな気分で文字通りリスタートを切った。

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R45を北上。
宮城から青森まで、三陸沿岸を南北に走る大動脈なのだが、これまた無料の三陸自動車道が並行しているため、案の定ガラガラである。
心配されていた台風の影響はどこへやら、頭上には青空が拡がり始め、幌もすっかり乾いている。
TPMSで常にモニタリングしているタイヤの空気圧も正常で、全輪とも走行に伴い順調に0.1バールほど上昇している。
すべてのファクターが、ポジティブへと転じているのだ。
最高の気分でトップを下ろし、ボクスターを走らせ続けた。
田野畑村からはK44に入り、海の際に出る。
穏やかな太平洋の空に輝く夏の太陽が照りつけるが、関東のような発狂レベルの暑さではない。
そのまま県道をトレースし、景勝地の北山崎に寄ってみた。
駐車場から少し歩き、第一展望台から険しいリアス式海岸の断崖を眺める。
調子に乗って第二展望台へも向かったが、これが360段以上の階段を下った先にあった。
ところが、眺めは第一展望台とあまり変わらない。
しまった・・・。
汗ダク&動悸炸裂で階段を上り、死ぬ思いで駐車場に戻ったのである(涙)。

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R45に復帰、野田村からK273で内陸へと向かう。
初めて走るこの1.5車線道は交通量僅少、安家川の流れがそのまま線形となっており、路面もキレイに整備されていて実に気持ちがいい。
こんなに素晴らしい道があったのか、と半ば感動しながらアクセルを開けてボクスターを走らせた。
いやもう、最高とはこのことである。
・・・と、バコン!と何かに乗り上げたような衝撃と同時にバシュッ!と空気が吹き出す音、TPMSの警告音と警告灯。
あろうことか、落石を踏み、左後輪をバーストさせてしまったのだ。
いや、参った(汗)。

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時刻は12時過ぎ、天候は晴れ、気温は25℃。
ここは人里離れたド山の中、岩手県野田村と岩泉町との町村境で、モバイルの電波も入らない。
ボクスターを停車させてタイヤを見てみると、サイドウォールに亀裂が入り、ホイールのリムも傷ついている。
4年前、山の中でバーストした際はパンク修理剤を流し込み、仲間のサポートを受けつつ空気を入れながら50km先のタイヤ・ショップまで自走することができている。
今回もダメ元で同様に試してみたがやはり傷が大きいらしく、シーラントはダダ漏れでコンプレッサーを回しても空気圧はまったく上がらない。
もはや自力での対応は不可能と判断、幸いにも2-3分ほど歩いたところで電波を掴まえることができたため、保険会社のロード・サービスに連絡してレスキューを依頼した。
救助を待つ間、地元ナンバーの家族連れのSUVが停まり、心配して声をかけてくれる。
笑って事情を説明し、レッカーも手配済みである旨を話すと、安心してくれたようだ。
後部座席の女の子が、どうぞと言ってポテトチップスとみかんをくれた。
人の心の温かさに触れ、不覚にも涙が出そうになった。

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救助要請から2時間後、積載車が到着。
比較的広い場所まで移動させていたボクスターを積むが、やはりUターンは不可能なのでそのままK273を進んでいく。
ちなみに通常、積載車等への同乗はできないとのことだが、今回は公共交通機関絶無な激烈山中からの脱出であるため、保険会社からOKをもらっているのだ。
助手席の高みから眺めるK273はその先もいい感じで、必ずまた走りに来ようと心に誓う(←懲りてない)。
途中、目の前を体長1.5mほどの熊が横切って仰天した。
野生の熊を見るのは生まれて初めてだが、ドライバーのお兄さんによれば、この辺りでは時折目にするのだという。
いや、独りで救助を待つ間に出くわさなくて良かった(汗)。
仕事や地域の情報、震災の被害などについて話をしながら、ボクスターを載せた積載車はK202を経て2車線快走路のK7を北上していく。
図らずも、当初考えていたルート通りだ(笑)。

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久慈の市街地に入った辺りで近隣のショップへ片っ端から電話をかけてみるが、装着可能な19インチのタイヤを在庫している店は一軒もない。
捜索範囲を岩手全県から青森、秋田まで拡大するも結果に変わりはなく、改めてボクスターのタイヤ・サイズの特殊性を痛感させられる。
工場に到着、実は社長だったドライバーのお兄さんもあちこちに電話をかけてくれたり、廃タイヤ置き場に出向いて探してくれたりまでしたものの、やはり見つけることはできなかった。
万事休す、だな・・・。
社長にいただいた缶コーヒーを飲み干したところで、キッパリと諦めがついた。
ボクスターでの旅を終え、陸送で戻す決断をしたのだ。

入庫先はいつも世話になっている横浜のタイヤ交換専門店、カーカージャパン
電話をかけて事情を説明、タイヤの手配等も含めて4日後の入庫が決定し、保険会社へ陸送の依頼をした。
時刻は16時半、これで一通りの対応が終わった・・・と思ったら、自身の身の振り方を何も決めていない事に気がついた(笑)。
とりあえず、本日宿泊する予定だった下北半島/むつ市の宿をキャンセル。
大変ありがたいことに、社長が40km先の青森県八戸市内まで送ってくれるというので、JR本八戸駅近くの「ホテル・パールシティ八戸」を予約する。
必要最小限の荷物を詰めたデイバッグを担ぎ、ボクスターとキーを預け、工場の皆さんに礼を申し述べて、従業員の方が運転するクルマでホテルの前まで送っていただいた。

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シングルの部屋でシャワーを浴び、ドリップ・バッグ・コーヒーを淹れながら明日以降を検討する。
せっかくなので公共交通機関による「乗り鉄&バス旅GT」も考えたが、予約しているのはそもそもクルマでしか行けないような宿ばかりなのだ。
しかも、北東北の鉄道は豪雨のためあちこちで運休となっており、マトモに移動できない公算が強い。
往生際の悪さもここまでだ(笑)、おとなしく家に帰ろう。
明日以降の宿をキャンセル、代わりに明朝8時11分八戸発東京行の東北新幹線「はやぶさ10号」のシートを予約した。
清々しい気分で10分ほど夜道を歩き、満席状態の「極肉麺たいし」で肉がタップリと盛られたラーメンを喰らう。
麺は少な目としたのだが、それでも食べ応えは満点で、追い背脂を投入して完食だ。
いや~、旨かった。

ホテルへ戻ってもう一度シャワーを浴びてから、ベッドに入る。
GT史上、和歌山県での事故に次ぐ酷い1日ではあったが、今回は100%の自業自得で他の誰も被害を被ってはおらず、かつボクスターは最小限のダメージで済んでいる。
あいおいニッセイ同和損保のロードサービスと、救助に来てくれた船渡整備工場のサポートで、岩手の山奥で不動となったボクスターは700km彼方のカーカージャパンで4日後に復活を遂げる手筈となっているのだ。
良しとせねばなるまい。


本日の走行距離は、130km。
走行時間は3時間37分、平均速度は37km/h。
平均燃費は、9.8km/lであった。

・・・さ、寝るか。

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R39

wataさん、こんばんは。
これでしたか・・・
岩手県、携帯圏外、熊が出る道、この3つのキーワードをお聞きしてましたが、当該地域の特性上これではとても場所を特定することも出来ず、一体全体どうなったのでしょう…と。。。
周りの皆さんの温かい対応は、やはり人徳でしょうか。あまりにひどい事態にはならなかったようで良かったです。大変お疲れ様でした。
復帰後の続編、お待ちしてます!
by R39 (2022-09-01 23:14) 

junki

wataさんこんばんは。
朝のパンク修理完了で安堵していた読者には衝撃的過ぎる展開です。
私だったら、その後ラーメンたらふくどころか食欲ありませんね。。
何か起きるかもしれないし、起きても適切に対応すると言う、いい意味で緊張感を頂いた記事です。
by junki (2022-09-02 01:31) 

katsupon

Wataさん、こんばんは。

旅先、しかも山の中でのトラブルで大変でしたね。積載車がこれて、積載作業ができる場所であったのは、不幸中の幸かも。その場では、精神的に超厳し買ったと思えますが、後付けで考えると携帯も何とか繋がったし、待機中にクマに合わなかったし、ポジティブに見ると最悪の事態は避けられたように思えます。


あいおいニッセイ同和損保のレッカーサービスは、僕も4月にお世話になりました。サポート範囲が充実しているのと対応もよく、委託先のレッカー会社の方も同じく親切でした。

※ラーメン美味しそうです。
by katsupon (2022-09-02 02:04) 

wata

R39さん、こんにちは。

はい、コレで私は2ヶ月前に履いたばかりのリア・タイヤを、700km彼方の横浜で交換するハメになりました(涙)。
たかがバースト1本で旅を諦めるのはとても悔しいのですが、こーゆークルマでこーゆー山道ばっかり走ってると、いつかはこーゆー目に遭うんだなとつくづく思いましたよ。
でも、やめませんけどね(←懲りてない)。
ちなみに私には人徳のカケラもありませんが、それでも温かく対応してくれたのは、やはり任意保険の契約者だからですよ(笑)。

by wata (2022-09-02 18:14) 

wata

junkiさん、こんにちは。

朝一番でパンクを修理して、昼過ぎにバーストで動けなくなるなんて、ハードなラリー競技でもやってるんじゃないかぐらいの勢いですよねぇ(笑)。
ただ、パンクは運が悪かったからだと言えますが、バーストは落石を認知して避ければ防げたのですから、これはもう完全に自身の運転が未熟なためだと反省しています。
いずれにせよ、一通りの対応が終わった途端に腹が減り、がっつりラーメンと相成った次第です(笑)。

by wata (2022-09-02 18:14) 

wata

katsuponさん、こんにちは。

いやもう仰る通りで、「岩手県の携帯圏外の山奥でバースト」というなかなかハードなトラブルは、不幸中の幸いにずいぶん救われたと思います。
天気ひとつとってみてもこの日は一番の晴天で、昨日までのような土砂降りの中で発生していたら、精神的なダメージは3倍増になっていたはずです。
バーストして八戸に緊急宿泊したおかげで、旨いラーメンも喰えましたからね(笑)。
なお私も、任意保険をあいおいにしているのはレッカーサービスが充実しているからです。
今回はそのおかげで大いに助かりましたので、あいおいにして本当に良かったと思っています。

by wata (2022-09-02 18:15) 

Dachi

タイヤもさることながらホイールのダメージが痛いですが、なにより被害がそれに留まり、無事撤収できてよかったです。楽しいツーリング途中でのこういう出来事、心中お察しいたします。

普段何気なく走っていますが、山深い場所は、落石等のリスクも相対的に大きく、またいざという時に迅速な対応ができない可能性が高いといった点で、一層用心して走った方が良いのかもしれないなと思いました。

それにしても、これで「完」となっていないのがポイント。という訳で、この先の展開も楽しみにしています(笑)
by Dachi (2022-09-03 09:59) 

kurtsu

来年は積載車同行の大名ツーリングでしょうか。
by kurtsu (2022-09-03 10:22) 

Life Nine One One

WATAさん、こんにちは。
いつもツーリングに関して興味深い内容を楽しく拝見させていただいております。今回は、楽しいばかりではない異常事態の対処について、勉強になりました。特にソロツーの時にパニクってしまう場面を悲観的とならずに最善策を見出す気持ちの強さ、感服いたします。これは経験値からだと思いますが、このように記事としていただくと非常に参考になる方が多くいると思います。引き続き、様々な場面でのブログ&YouTube楽しみしております。ありがとうございました。
by Life Nine One One (2022-09-03 11:30) 

wata

Dachiさん、こんにちは。

はい、今回はほぼ直線でのヒットですから、前後のトレッド差でフロントはギリギリ無傷だったようです。
言い換えれば、あと1-2cmでもラインが右であれば踏まずに済んだはずであり、自身の不明を恥じるばかりです(涙)。
ホイールの傷もイタいですが、幸いなことに機能上は問題なく、おかげさまで後日新たなタイヤを履かせることができました。
ちなみに次回は本八戸からのローカル線と、八戸からの新幹線、2本の乗り鉄旅をタップリとお届けします。
ご期待ください(←ホントか?)。

by wata (2022-09-03 11:45) 

wata

kurtsuさん、こんにちは。

そうですね、積載車だけでなく、ジャグジーつき豪華キャンピングカーや五つ星シェフ帯同のキッチンカー、一流ミュージシャンを乗せたツアーバスと機材を満載したステージ兼用のトレーラー、ドンペリとすんごいおねいちゃんたちが後席でスタンバってる透過率0%フルスモーク仕様のアホみたいに長いキャディラックのスーパー・ストレッチ・リムジンぐらいは、せめて同行させたいですねぇ(笑)。

by wata (2022-09-03 11:59) 

wata

Life Nine One Oneさん、こんにちは。

走ってりゃいろいろあるさ、とは思うものの、山奥でのバーストはカンベンしてほしいですよねぇ(笑)。
何か少しでも参考になることがあれば救いになりますけど、やはりこんな目に遭わないよう、他者の落石・・・いや、「他山の石」としていただければ幸いです。
今回は独りでしたが、数日間に及ぶツーリングの最中だったことを考えると、むしろ良かったのかなと思っています。
自分だけでなく、ヘタすりゃ仲間の旅程にも影響しちゃいますからねぇ。
とは言え、もしも独りではなかったら、ボクスターの送還手配後に再び合流させてもらい、「助手席GT」を堪能していたと思います(笑)。

by wata (2022-09-03 12:19) 

ていしあ

こんにちは。
まさかの幕切れでした(涙。
最初のパンクは、ガソリンスタンドではよくあることだなと、北海道で同じことをやったのを思い出しました。サイドスカートがあるので、万一を考えたようですが、自宅で何度もやっていたので、同じように自分でジャッキアップしました。

そして、まさかのバースト(驚。
私も広島から陸送しましたが、そんなところまで真似しなくても・・・と失礼ながらちょっと笑ってしまいました。助手席に乗せてもらったのも同じです(笑。

まあ、これらはGTあるあるですので、お互い懲りずに、でも安全に走りましょう!


by ていしあ (2022-09-03 16:47) 

wata

ていしあさん、こんにちは。

普通のパンクであれば、ガソリン・スタンド(完全セルフの給油専門店以外)に頼めばあっという間に治してくれますよね。
問題はジャッキ・アップだけですから、やはり積んでいて良かったと思ってますし、最悪、山奥などであれば自力で修理します。
が、バーストはどうしようもありませんねぇ(涙)。
テンパー・タイヤを履かせたとしてもボクスターを街まで移動させるのがせいぜいで、近隣にタイヤの在庫が無ければ、結局は陸送しかないんですよね。
ま、これはリスクとして粛々と受け入れつつ、懲りずにGTを楽しんでいく所存です(笑)。

by wata (2022-09-03 18:04) 

つくばの松

あらら・・大変でしたね。

wataさん程の距離を走っていると、こういうリスクは普通の人の10倍はあるでしょうから、それを淡々と乗り切るスキルも身に着けておられるかと。実際、過去のブログでも事故、故障も普通に記事にされているところはサスガです。私レベルではもし美味しくない物を食べたら悲しくて絶対記事にできませんよ・・ちょっと違う?
いずれにしろ多少のことは笑って乗り切れないとGT道はやっていけませんよね〜

ちなみに私も最近遠出をしたのですが、ロードサービスの距離外だったことに気づいて後でちょっと怖くなりました・・




by つくばの松 (2022-09-04 17:57) 

wata

つくばの松さん、こんにちは。

いや、普通の人の10倍は無いと思います・・・というか、そもそも私は「普通の人」ですからね(汗)。
行動や体験のすべてを書いているわけではないものの、Blogは自身のクルマ・ライフの備忘録なので、このようなことも記しておくようにしています。
幸いなことに、書けないような酷いトラブルはこれまでに発生していませんので、今後とも笑って乗り切れるレベルに収まってほしいと願っています。
なお、一般に保険会社のロードサービスは日本全国が対象となっています。
例えば北海道であっても対応してくれるはずですから、安心して走りに行ってくだ
・・・え?行ったんですか?(汗)

by wata (2022-09-04 18:45) 

Nakagawa

こんにちは。
災難でしたね
実は私も東北でM3がパンクしたときに、そこら中にかけましたがどこも19インチタイヤなど持っていませんでした。
そこでふと思い出したのが仙台スタディ。
ここにたまたまタイヤの在庫があったので難を逃れてツーリングを続けることができました。
次回はきいてみてください
(いや、そんなことない方がいいに決まってます)
M3の保険はレッカー350キロくらいまで対応しているので、100キロくらいの移動でしたが保険内で収まりました。
因みに同じような道を私も走っているため、17年で3回パンク(ほぼバースト)しているのでその度レッカーを使っているため元をとっているようなきがします(^_^)
取らずに済めばそれに越したことないんですが。
by Nakagawa (2022-09-05 11:53) 

wata

Nakagawaさん、こんにちは。

バーストでレッカー3回とは、私など足許にも及ばないほどのハードな体験をされていることに脱帽です(汗)。
詳しくはわかりませんが、確かにBMWであれば、ボクスターと近いサイズのタイヤがあるかもしれません。
仙台まで行ければ、スタディだけでなく大手のショップやポルシェセンターもありますから、対応できた可能性はありますね。
ただ、今回はトラブったのが岩手県の北部だったので、タイヤ捜索範囲を北東北3県までとし、なければ諦めるとの方針で臨んでいました。
仙台まででも、300kmありますからねぇ。
みちのくは、やはり広大ですね(笑)。

by wata (2022-09-05 20:12) 

なま(ちゃん)

いやはや、山中でバーストとは大変なトラブルでしたね(汗)
それでも、大事にはいたらなかったようでなによりです。

実は私も昨春、おろしたてのケイマンのリアタイヤを葛巻田子大規模林道でやってしまいました(^^;
そんなことがありつつも、やはり東北の道はまた走りに行きたくなる魅力に溢れているなぁと感じております。

いつもwataさんのルート、参考にさせていただいてます(^人^)
by なま(ちゃん) (2022-09-06 21:38) 

wata

なまさん(で、いいですよね?)、こんにちは。

そうですね、タイヤが見つからず帰京することになりましたが、被害は最小限だったと思っています。
しかし、なまさんも同じような目に遭っているんですねぇ・・・と言うか、「葛巻田子大規模林道」なんて誰も知りませんよ、普通(汗)。
私も今回のGTで再走しようと思っていたのですが、バーストによる中断で諦めざるを得ませんでした。
なまさんも走られたと聞いて、次は必ず走ろうと心に決めました!
・・・もちろん、落石には万全の注意を払います(汗)。
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2021-08-31

by wata (2022-09-06 23:03) 

shirowanta

こんなことになっていたとは、、、お疲れさまでした。自分はおかげで道北ソロツーリングを楽しんで今日9/9帰宅したのですが、驚きで言葉もありません。今回の道北はもちろん、オクシズ、奥只見など携帯通じるか怪しいところに行っていますが、無事なのは運がよかっただけだったと改めて思いました。ジャッキなども持っておらず、何かあったらローダー呼ぶしかない、どうせ自分じゃ何もできないし、などと思っていたのですが、直せる、あるいは直してもらうことが可能なのにジャッキアップできなくて直せない、という状況を考えると今後はある程度のものは積んでおこうと思いました。道北は1日だけ風が強い日がありましたが、その日も含めて晴れが連続していい旅できました。ありがとうございました。
by shirowanta (2022-09-10 01:27) 

wata

shirowantaさん、こんにちは。

道北ツーリング、楽しまれたようで何よりです。
一方の私は、こんなことになっていました(笑)。
私も気がつけばモバイル圏外の山中を走っていることが少なくありませんが、そういう道がまた楽しいんですよねぇ。
バーストではどうしようもありませんけど、一応、ジャッキやタイヤ修理キット、ブースター・ケーブルなどは積んでおり、自力で最低限の対応はできるようにしています。
昔と違ってパンクもバッテリー上がりも減っていますが、長旅の好きな昭和のオッサンは、このレベルのツールでも積んでおかないと不安なんですよ(笑)。

by wata (2022-09-10 20:59) 

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