Wind and Light, Boxster.
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/
所有するポルシェ・ボクスターに関することを書いています。
wata
2024-03-18T22:30:54+09:00
ja
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四国ツーリング1:徳島から高知へ、快走ドライブ!
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-03-18
午前4時前、東名高速道路/東京料金所を通過し、ETC深夜割引が確定。「曇りのち雨」の予報通り、足柄SAのあたりで雨が降り始めた。
drive/touring
wata
2024-03-18T22:30:54+09:00
「曇りのち雨」の予報通り、足柄SAのあたりで雨が降り始めた。
今回のツーリング・エリアである四国に向け、西からやってきた大きな雨雲の下をボクスターは走り続ける。
ファルケン・アゼニスFK510/FK520L の残溝は少ないものの、雨中のハイウェイ走行で不安を感じることも無い。
京都から大阪付近では土砂降りに見舞われ、一時的にSAへ退避もしたが、昼頃に雲は東へと抜けて雨は止むはずだ。
実際、大鳴門橋 を渡って四国に入る頃には小雨になっていた。
徳島南部道路/徳島津田IC でアウト。
最寄りのエネオス でボクスターの空腹をハイオク・ガソリンで満たしてから、ドライバーも昼飯を喰うことにする。
四国飯の一発目は徳島ラーメンに決定し、R55を跨いで「中華そば まる虎 」へ。
濃厚な甘辛スープに中細ストレート麺のラーメンと、濃い味に仕上げられた炒飯、どちらも旨くてペロリと完食だ。
R55 を南下、勝浦川を渡った橋の袂[たもと]にあるセブン-イレブン でコーヒーを買い、サーモ・ボトルに詰める。
これで準備はOK、雨も上がって雲の切れ間から青空さえ覗いている。
うひひひひ、しめしめ。
堰堤上のK16 からK22を経てK28に入った辺りで幌が乾き、対岸へと渡る沈下橋の上でようやくのトップ・ダウン。
誰もいない那賀川左岸の広狭混在路、K19 へと突入する。
アクセルをひと踏みした瞬間、600kmに及んだ雨中の退屈な高速道路走行は一発でチャラになった。
いやもう最高、四国まで来た甲斐があった。
道は那珂川と共に国道へと合流、ここから100km先の高知市を目指すのだ。
R195 は、トップ・クラスのドライビングを楽しめる長尺の山間快走路。
県境のトンネルを挟み、徳島側は那珂川を、高知側は物部川を、それぞれ2車線の舗装路が延々とフォローしている。
交通量は僅少で、ペース・コントロールはほぼ100%、自身に委ねられているのだ。
風を切って走るボクスターは四ツ足峠 トンネルを抜け、高知県へと越境。
小雨が降り出したものの、徳島県側よりも道は良くフラットで、コーナーを回る度に道と景色とボクスターの走りに感動しながら、物部町の中心部まで走り切った。
同時に雨が強まってきたため、幌を上げて高知市内へと向かう。
雨の上がった市内に入り、「ホテルNo.1高知 」にチェック・イン。
シングル・ルームに荷物を放り込み、高知城も見える屋上の露天風呂に浸かってから、晩飯を喰いに出た。
観光名所でもある「ひろめ市場 」は、平日にも関わらず大混雑につき、即座に撤収。
近くで見つけた「ひとくち餃子の頂 」のカウンターに陣取り、生ビールを片手に餃子と唐揚げの定食を貪り喰った。
ホテルに戻って再び露天風呂へ入り、部屋のデスクで今日を振り返りながら、OneNote にBlogの草稿を書いていく。
程なく2時半起きの強烈な睡魔がやってきたため、抗わずにベッドへと倒れ込んだ。
本日の走行距離は、844km。
走行時間は10時間31分、平均速度は82km/h。
平均燃費は、12.7km/lであった。
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3月中旬、5日間の旅程でボクスターを四国で走らせてきました。
今回もまた旅日記を綴っていますので、よろしければおつきあいください!
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茨城-南福島ドライブ
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-03-10
夜明け前の常磐自動車道、下り線。第2走行車線を走っていた私の右斜め後方で、1台のクルマがパトカーに捕まりました。大して速度も出ておらず、しかも110km/h規制区間だったので、車両通行帯違反だったのでしょうか・・・。朝っぱらから、しょーもないですね(涙)。
drive/touring
wata
2024-03-10T16:44:09+09:00
第2走行車線を走っていた私の右斜め後方で、1台のクルマがパトカーに捕まりました。
大して速度も出ておらず、しかも110km/h規制区間だったので、車両通行帯違反だったのでしょうか・・・。
朝っぱらから、しょーもないですね(涙)。
土浦北IC でアウト、快晴の空にボクスターのトップを下ろします。
空気の冷たさにビックリして外気温計を見てみるとマイナス1℃まで下がっており、暖房を強めて手袋をはめました。
今日はまず、「茨城縦断・広域農道快走ルート(私が勝手に呼んでいるだけですが・・・)」を走ります。
土浦から北茨城まで、常磐道なら13のICに匹敵する区間を、県が誇る広域農道や県道を結んで約130km。
私の知る限り、関東近郊でこれだけの距離を全線ほぼマイペースで楽しくドライブすることができるルートは、他にありません。
この時期は凍結も危惧されますし、特に県北の山間部には先日も雪が降ったりしているのですが、ま、ダメなら引き返せばいいだけのこと。
とりあえず、行ってみましょう!
K199/朝日トンネルで筑波山の下を通り、4速メインで畑の中のストレートを疾走。
この辺りは小さな盆地状の地形となっているためか冷え込みがキツく、気温はマイナス4℃にまで達していました。
とは言え路面は完全なドライ・コンディション、交通量も皆無に近いため、アクセルを緩める理由はありません。
寒いけど、めちゃくちゃ気持ちいいですねぇ。
道は県道からそのまま広域農道となりますが、それらを総称してフルーツライン と呼ばれているようです。
で、盆地の北端でK42にスイッチしたフルーツラインは山にブチ当たり、二輪車通行禁止の峠道となりました。
ギア・スティックを2速に叩き込み、屈曲路を駆け上がって道祖神峠 を越えたらダウンヒル。
まだ北茨城までの行程の3割にも満たないのですが、既に最高です(笑)。
笠間からはルートの第2ステージ、広域農道/ビーフライン 。
完全2車線のアスファルトが緩やかなアップダウンを伴って北東へと伸びる、これまた素晴らしい低山&丘陵道路です。
引き続き交通量はゼロ、3速のパワー・バンドでボクスターを楽しく走らせて行きました。
沿道にはライダーが集まる道の駅のような「物産センター山桜 」もありますが、さすがに開店前のこの時間には誰もいませんね。
K112に入ったところで、小さな集落の路肩で小休止。
イグニッションを切ると辺りは静寂に包まれ、鳥の囀る声しか聞こえません。
民家の軒先では梅の花が綻んでおり、寒いながらも春の訪れを感じさせてくれました。
那珂川を渡り、工業団地を抜けたビーフラインは、R118にブチ当たったところで終了。
ルートの続きは、グリーンふるさとライン が担います。
久慈川を越えて東進、水府の町から再び山間部に入り、北東方面へと走り込んでいきます。
この辺りまで来ると、路肩に雪の名残を見かけることもありますが、ドライブにはまったく影響ありません。
ただ、R461との交点 まではあちこちにゼブラ・ペイントや取締り系看板があり、クルマもぼちぼち走っているので注意が必要。
私も何台かをパスさせてもらったり、後方からすんごいスピードでやってきたフォルクスワーゲン・ゴルフに道を譲ったりもしています。
で、そのR461を挟んだ先から北の最終区間 こそが、グリーンふるさとラインのハイライト。
トラフィックはゼロ・レベルとなり、曲率・高低差ともによりハードなワインディングが山を縫って続いているのです。
グレーチングやバンプ、アンジュレーションもありますが、いずれにせよ走り放題。
危惧していた雪も無く、途中の小山ダム でホット・コーヒーと焼き菓子で一息つきながら、何て素晴らしい道なんだろうと改めて感じ入るのでありました。
130kmに及ぶ「茨城縦断・広域農道快走ルート(自称)」は、グリーンふるさとラインとK153との交点にて終了。
ここからはそのまま北上を続け、福島県南部を軽く走ろうと思います。
常磐道の西側を並行するK10 は、途中で軽い屈曲路を挟む趣深い道。
県境を越えてR289 へとスイッチし、バイパス・クラスにまで改良された2車線路で豪快に西へと走って行きます。
途中、分岐するK390 で北に向かおうとしましたが、林の中の1車線路を進んでいくうちに、路面は凍った雪に覆われ始めました。
うーん、こりゃもうスタック必至だな・・・。
暖冬&少雪傾向とはいえ、やはりマイナーな山峡路には雪が溶けずに残っているんですね。
そんなわけで、転回できる場所までジリジリと後退を余儀なくされたのでした(汗)。
復帰したR289をR349 との重用区間へ右折し、北上。
この辺りはピカピカに改装されており、新たにR289のバイパスが開通していました。
が、嬉しいことに重用を離れたR349は従来の姿を保っており、広狭混在の楽しいカントリー・ロードが集落を結んで続いています。
沿道に雪が残るもののアスファルトはドライ、天気は上々、寒さも和らぎ実にいい気分です。
5年ほど前 にこの近くで鄙びた温泉に浸かったことを思い出し、K71を辿って「旅館 入道 」に寄ってみたのですが、無念の休館(涙)。
後ろ髪を引かれながら小松川沿いのK135 をトレースし、K14→R349とぐるっと回って鮫川村の村民保養施設「湯の田温泉 さぎり荘 」で風呂をいただくことにしました。
ピカピカで新しくモダンな温泉は、地元のおじいちゃんたちで大賑わい。
休憩室も満員で、弁当を拡げたりビールを飲んだりと、皆さん大いに楽しんでおられるようでした。
風呂から上がるともう昼時近くで、腹も減り始めています。
R349→R289と戻りながらどこかで昼飯を喰って帰ろうと思案した結果、いわき市内のトンカツ屋へ行くことに決定!
JR常磐線/植田駅に近い「多安房 」の暖簾をくぐり、チキンカツの定食を発注しました。
予めソースがかけられたチキンカツは質感・量感ともに抜群、付け合わせのキャベツにはナポリタン&マカロニがたっぷりと添えられており、ごはんの盛りもなかなかです。
ロースカツと同価格のチキンカツは予想通りいいモモ肉を使っているらしく、実にジューシーで旨い!
ガブリと噛むと、中から旨味脂が溢れ出るのです。
炊き加減も抜群なごはんと併せてバクバクと喰い進めた結果、腹痛寸前まで腹いっぱいになりました(笑)。
さ、渋滞が始まる前にとっとと家へ帰りましょう。
本日の走行距離は、573km。
走行時間は9時間18分、平均速度は63kmh。
平均燃費は、11.3km/lでした。
自分の中では定番となっているドライビング・ルートですが、いやはややっぱり面白かった!
今回、福島県は南部をちょろっと走っただけなので、季節が進んだら阿武隈エリアへも足を伸ばそうと思っています。
それにしても今シーズンの福島は、本当に雪が少ないですね・・・。
1月と2月には出張で中通りや会津へ行きレンタカーを走らせましたが、山間部も含めて雪道はほとんどありませんでした。
茨城県北部の山中も同様で、過去には同じ時期に国道や広域農道で雪道に遭遇していたのに、今回はオール・ドライ。
長期的な気候変動の影響なのか、はたまた一時的な事象に過ぎないのかわかりませんが、本格的な雪融けも早まるのではないでしょうか。
北関東から東北へと、春ドライブの妄想は膨らむばかりです(笑)。
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西-南伊豆ドライブ:おまけ
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-03-05
西-南伊豆ドライブのおまけムービーです。おヒマであれば、ご高覧下さい。
drive/touring
wata
2024-03-05T18:17:07+09:00
西-南伊豆ドライブのおまけムービーです。
おヒマであれば、ご高覧下さい。
VIDEO
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西-南伊豆ドライブ
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-02-27
2月後半の三連休は、「雨→晴れ→雨」との冴えない予報・・・。実際に初日は冷たい雨の一日となりましたので、二日目に日帰りで伊豆半島へ走りに行くことにしました。
drive/touring
wata
2024-02-27T19:21:14+09:00
実際に初日は冷たい雨の一日となりましたので、二日目に日帰りで伊豆半島へ走りに行くことにしました。
夜明け前の東名高速道路を西へと走り、沼津ICから伊豆縦貫自動車道を経由しK130で内浦湾に出ます。
予報通りの晴天に感謝しつつボクスターのトップを下ろし、海の向こうで朝日に輝く富士山を右手に眺めながら、海岸線のK17 をのんびりと走らせました。
大瀬崎への分岐を過ぎると前走車はいなくなり、標高を上げた県道は広狭混在のタフなワインディングとなります。
外気温は5℃程度と冷え込んでおり、路面は落葉混じりのハーフ・ウェット状態ですが、私ごときが少々ラフに走らせたぐらいでは、ボクスターは破綻する気配すら感じさせません。
相変わらず素晴らしいよな・・・と10年目のボクスターに舌を巻きつつ、冷たい風を切って次のコーナーへと飛び込んでいきました。
出逢い岬 のパーキングで小休止してから、眼下に見えていた戸田[へだ]の御浜岬へと下り、富士山の見える防波堤に腰掛けます。
持参したパウンド・ケーキとセブン-イレブンで仕入れてきたホット・コーヒーとで、ささやかなモーニング・ブレイク。
こういうので、いいんです(笑)。
引き続き、K17を南下。
相変わらずトラフィックは皆無に近く、土肥[とい]へと続く緩急混交のコーナー群を2速メインで大いに楽しむことができました。
関東近郊で唯一のシーサイド・ワインディングを走り終えたら、R136 で山へと上がります。
温暖な伊豆半島でも昨日は山沿いで雪が降ったらしく、電光掲示板にはチェーンが必要との表示もありましたが、アスファルトは概ねドライでまったく問題なし。
ですが、K411で船原峠 まで上がると路面に雪が残っており、大いにビビりながら稜線上を南に進むことになります(汗)。
日の当たっている箇所は何とかなるものの、日陰になるとほとんど雪道状態。
気合と根性で西天城高原 まで行こうかとも思いましたが、そもそも気合も根性も持ち合わせてはいないので(涙)、若奈峠 のトンネルを出たところで撤退を決断しました。
ま、午後になれば走れるようになるでしょう(←ホントか?)。
来た道を土肥まで引き返し、車列の一員となってR136で海沿いを行きます。
道すがら、温泉にでも入ろうと考えて、沢田公園の露天風呂 に立ち寄りました。
管理所で600円を支払い、断崖の天辺に設えられた小さな温泉に浸かります。
うぃ~、最高~。
熱めの湯から出、全裸のまま仁王立ちで眼下の海を睥睨[へいげい]していると、堂ヶ島を出た遊覧船のお客さんが手を振ってくれました。
こちとら、丸出しですけどね(汗)。
風呂から上がってリスタート、松崎からK121へと別れ、目指すは屈指のドライビング・ロードである蛇石峠 です。
以前よりは整備が進んでいるものの、相も変わらず実にハードかつテクニカルで、本当におもしろい。
前車のALPINA B3 でも今のボクスターでも、この道を走らせる度にクルマの良さを再確認することができます。
伊豆スカイラインや西伊豆スカイラインもいいですが、スポーティなクルマのオーナーであれば、一度は走っていただきたいと強く思います。
クルマとの一体感を強く感じられるはずですよ。
で、屈曲の蛇石峠を抜けた先に、その店はありました。
県道から外れた静かな脇道に佇む古民家は、インド家庭料理を謳う「南豆亭 」。
今回初めて訪れたのですが、マジでこんなところにこんな店があるのか的なロケーションにビックリです。
こじんまりとした雰囲気のいい店内で発注したのはバターチキンとキーマのカレー2種盛りで、ライスも日本米とインド米とを半々にしてもらい、更にはスパイス・エッグをトッピング。
・・・いやもう、店に到着した時点で確信していたのですが、メチャ旨です!
特段辛くはないのにしっかりとスパイシー、マニアックではなくフレンドリーな味わいで、お年寄りや子連れのファミリー客もおいしそうに食べていました。
オーナーと思しき女性に訊けば、2年ほど前に川崎からこの地にやってきて、店を開いたとのこと。
店舗も駐車場も大きくはない、地元の方が通うような静かな店ではありますが、いずれまた必ず蛇石峠とセットで訪れようと思います。
楽しいドライブは続きます。
南下を続けるボクスターはK16を快走し、あいあい岬 に到着。
多くのお客さんで賑わう「SOUTH POINT CAFE&GIFT 」でミルク感たっぷりのソフトクリームを調達し、風の岬で海を眺めながらいただきました。
この先、下田方面は混雑必至のためUターン、マーガレットラインとも呼ばれるR136 を北上します。
幸いなことに交通量は少なく、フラット・シックスを唄わせながらマイペースで走ることができました。
松崎からそのままR136を走りつつ、カーナビでVICSをチェックしますが、西天城高原から西伊豆スカイラインにかけてのルートにはチェーン規制のマークがついたままです。
午前の撤退劇が脳裏を過[よぎ]りましたが、それでもやはり稜線からの誘惑には抗うことができず、例によってダメなら引き返せばいいやと独り笑いながら、宇久須からのヒルクライムにチャレンジしました。
K410 はところどころ濡れてはいますが、概ねドライ・コンディションでまったく問題ありません。
2速&スポーツ・モードで駆け上がり、コーク・スクリュー でのイン・リフトにパワーを喰われたりしながらも、大満足のドライビングで西天城高原に達することができました。
いやいや、このままスカイラインも走れるんじゃないでしょうか。
先客、ご夫婦でドライブに来ていた981型ボクスタースパイダーのオーナーさんも同意見、それならばと先発して仁科峠へ向かいましたが、いやマジで雪無いじゃん!
午前中に走破を断念して引き返した若菜峠付近もほぼドライで、遠くに富士山をチラ見しつつ、本来のスカイライン・ドライブを楽しむことができました。
その一方で、沿道の樹々はあちこちで霧氷に彩られているという、驚きの光景が続いています。
冬期も含めてこのルートは何度も走っていますが、こんなの見たことがありません。
一か八か山へ上がってみて、本当に良かったと思いました。
・・・とかなんとか伊豆を楽しんでいるうちに、東名高速道路は大渋滞。
ま、連休かつ唯一の晴天日ですから、当たり前田のクラッカーですね(←古い)。
ということで本日は帰宅を断念、伊豆長岡に宿を取って明日の朝に帰ることにしました。
ツイン・ルームが6,300円、「ホテルサンバレー アネックス 」は昭和感が炸裂ですが、旅の宿としては十分なファシリティ。
無料のシャトル・バスで本館まで送ってもらい、めちゃくちゃ広い温泉大浴場 で大いに袋を伸ばしました。
晩飯は近くのとんかつ屋「ニュー雅生 」で喰いましたが、これがまた旨くてビックリ。
甘めのソースをたっぷりつけていただくサクッと柔らかなロースカツはもちろん、オマール海老のクリームコロッケがまた抜群なのです。
「注ぐのに失敗しちゃったけど、サービスね」と言って生ビールを0.5杯分余計に持ってきてくれた店のおねいさんと楽しく話しながら、今日は泊まりにして良かったとつくづく思うのでした。
翌朝は6時半に起床。
本館の温泉へ行こうと支度をしながらTVを見ていると、御殿場付近は雪が降ってると言うではあーりませんか!(汗)
今のところ東名/新東名はいずれも規制されていないようですが、これからどうなるかわかりません。
ということで速やかにチェック・アウト、冷たい雨の中を沼津方面に向かいました。
御殿場JCTで新東名から東名に合流する頃にはガチで雪が降りしきっていたものの、足柄SAを過ぎる頃には霙から雨へと戻ったため、とりあえず一安心。
いや~、ビビりました(笑)。
2日間の走行距離は、519km。
走行時間は8時間48分、平均速度は61km/h。
平均燃費は、10.8km/lでした。
冬でも存分に走れる伊豆半島。
今回はちょいと雪に阻まれたりもしましたが、それでもボクスターを楽しく走らせることができました。
満開の河津桜にも劣らない、素晴らしい霧氷の景色を観ることができたのもラッキーです。
更に温泉に浸かって旨いもんを喰って、もはや言うことはありません(笑)。
伊豆半島には気になる未訪のドラ飯処がまだいくつかありますので、そのうちに行ってみようと思っています。
次回も楽しみです!
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冬の奥秩父・奥多野ドライブ
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-02-13
2月初旬、南岸低気圧の影響で関東地方に雪が降り、高速道路が広範囲で通行止めになるなど道路交通に大きな影響が出ました。その数日後の早朝、「もう大丈夫だろ」とタカを括り、路肩に雪が残る快晴の中央自動車道を西へ走ります。
drive/touring
wata
2024-02-13T20:42:53+09:00
その数日後の早朝、「もう大丈夫だろ」とタカを括り、路肩に雪が残る快晴の中央自動車道を西へ走ります。
山梨県に入り、勝沼ICでアウト。
ボクスターの幌を下ろすと、キンキンに冷えた甲府盆地の冷気がドッと流れ込んできました。
路面状況に注意しながら東山東部広域農道/通称フルーツライン を流していると、遠く白銀の南アルプスから甲州の山々、そして市街地へと、朝日が徐々に降りていきました。
広域農道の終着からK213を経由して、R140 に合流。
笛吹川沿いの快走2車線路は他にクルマの姿もなく、上流に向かって快調に走っていくのですが、外気温は氷点を割り、周囲はなかなかの雪景色となってきます。
橋梁の上などは部分的に凍結しており、「道の駅 みとみ 」の駐車場も雪面状態となっていたため休憩に入ることもできません。
大丈夫か?おい(汗)。
「ゆっくり!とにかくゆーっくり行ってください!危ないからね!」
と言う料金所のおじさんに見送られて、雁坂トンネル有料道路 に突入。
トンネルの先、埼玉県側の道路状況を訊いたところ、山梨県側と同様、積雪はしていないもののところどころ凍っているとのことです。
標高1200m、甲武国境の山を貫く長大なトンネルを抜けてダウンヒルを開始。
気温はマイナス5℃まで下がりましたが、凍結防止剤もしっかり撒かれており、部分的な凍結に気をつけてペースをコントロールすれば大丈夫そうです。
タイトなコーナーと急勾配が続くセクションをクリアし、中津川を堰き止める滝沢ダム脇のパーキング でひとやすみ。
持参したカップ・ケーキを、勝沼のセブン-イレブンで仕入れておいたホット・コーヒーと共にいただきます。
うーん、最高ですねぇ(笑)。
三峯口まで下ったところでR140を離れ、K37 でトラバースしR299を左折。
赤平川に沿って快走を続けるうちに谷間は徐々に狭くなり、最後の集落を過ぎると道は志賀坂峠 へと駆け上がるハードなワインディングとなります。
2速で叩きあがるエンジンのサウンドとレスポンスに感化され思わずアクセルを踏み込みますが、コーナーの先が凍っていたりするので要注意(汗)。
群馬県側は日陰が増え、凍結箇所も多くあったものの、特に問題なく下っていくことができました。
峠道を出てR462との重用区間を西へ走り、「川の駅 上野 」にピット・イン。
この先、長野県へと向かう道はR299/十石峠 もK124/ぶどう峠 も冬期閉鎖となっていますが、少なくともここまでは、積雪に見舞われることもなく到達することができたのです。
いい気分ですな(笑)。
さ、昼飯にしましょう。
川の駅 上野のすぐ隣にある「麺屋 十石 」は、前々から気になっていたラーメン屋。
近隣にあるドラ飯処の王者「峠のうどん屋 藤屋」の復活 も確認できたので、今日は改めてこの山奥ラーメン店の暖簾をくぐることにしたのです。
券売機にはいくつものメニューが並んでいましたが、一発目ということもあり、地産地消を強く窺わせる猪豚十石味噌ラーメンを発注。
麺量があまり多くなく、あっという間に喰い終わってしまったとは言え、文句なしの旨さです。
再訪確定となりましたので、これでまた奥多野ドライブの楽しみが増えました。
食後はK124をひとっ走りして、浜平温泉「しおじの湯 」でひとっ風呂。
内湯で温まり、露天風呂で寛いで、食堂で十石みそソフトクリームをいただきました。
大満足です(頷)。
東へと走るR462 は凍結箇所もほとんどなく、マイペース走行が続きます。
空は引き続きの快晴ながら気温はあまり上がりませんが、温泉上がりのオープン・ドライブはやっぱ最高ですね。
そのままの勢いでK71に突入、上武国境の土坂峠 を目指して山坂道を上がっていきました。
ボクスターに履かせているファルケン・アゼニスFK510/FK520L は、ドライはもちろん、ヘヴィ・ウェットな路面でも盤石のグリップ&トラクションを発揮するとは言え、さすがに凍結路面は滑りますねぇ(笑)。
明滅するPSM[ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム]インジケータを横目に、それでも比較的長い凍結区間をイーブン・スロットルで進んでいくことができるのは、やはり重量配分に優れたミドシップ・レイアウトのおかげもあるのだろうと思います。
峠のトンネルを越え、ほとんど凍っていない埼玉県側のダウンヒルを楽しんでから、関越自動車道/花園ICへと向かいました。
本日の走行距離は、399km。
走行時間は7時間25分、平均速度は55km/h。
平均燃費は、12.3km/lでした。
降雪から数日経っていたとは言え、やはり上武甲州の山岳エリアには雪が多く残っていました。
それでもダメ元で行ってみた結果、ギリギリ感はあったものの、冬のドライブを大いに楽しんで無事に帰ってくることができました。
ちなみにこの翌日、北関東は再び雪に見舞われて、このエリアもあちこちで雪が積もったとのこと。
いやー、危なかった(笑)。
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房総半島アジフライ・ドライブ
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-02-05
クルマ仲間のShimaさんに誘われて、房総半島へアジフライを喰いに行ってきました。文字通り「アジフライを喰いに行く」のがメインなので、あんまり走っておりません(笑)。
drive/touring
wata
2024-02-05T19:18:27+09:00
文字通り「アジフライを喰いに行く」のがメインなので、あんまり走っておりません(笑)。
朝7時、館山自動車道/君津PA。
空は晴れていますが冷え込んでおり、外気温計は2℃前後を指しています。
先に到着していたALPINA B3 GT3のイクローさん、同B3 3.3のつくばの松さん と暫し談笑してから、3台でスマートICをゲート・アウト。
ほぼホーム・コースと化している(笑)、半島中央部山間南下ルートを気持ちよく走って行きます。
K163で鹿野山 まで上がり、K93でダウンヒル。
R465からK88 にスイッチし、戸面原ダム湖畔 やしいたけ村コーナー などのタフなワインディングを次々とクリアしていきました。
ちなみにShimaさんは単独別動隊として浜金谷 にある目的地の食堂へと走り、開店前に予約してから本体に合流するとの作戦。
GPSロケーターで確認するとShimaさんは既に安房グリーンライン にまで達していたため、道の駅「三芳村 鄙の里 」まで引き返してもらいランデブーすることとなりました。
先に到着した我々がコーヒーなどを飲みつつ談笑していると・・・おや?
ブイーン!と駐車場に勢いよく飛び込んできたのはいつもの黒いポルシェ・ボクスタースパイダーではなく、白いアバルト・500[チンクエチェント]。
それまで所有していたフィアット・500から乗り換えて、今日がファースト・ドライブなのだそうです。
チンクエチェントをベースとするアバルトは年々過激になっていったイメージがありますが、このモデルは2015年式で、595や695などと較べればまだベーシックな印象です。
しかしながらそこはやはりメーカー純正チューンドカー、3.7m&1.1tのボディに1.4Lターボ・エンジンを積み、専用の足回りで仕立てられたチンクエチェントは、Shimaさん曰く「めちゃくちゃ速くておもしろい!」とのこと。
松さんもお嬢さん用の赤いアバルト・595を乗り回しているそうですから、箱根の椿ライン や上武国境の土坂峠 、南伊豆の蛇石峠 などのクネクネ・ステージで、紅白サソリ合戦を繰り広げていただければと思います(震)。
さて本題の食事ですが、Shimaさんが早起きして現地まで予約に行ってくれたおかげで、開店直後の9時30分に一番客として入店できることになりました。
で、K88→K258→K184→R127 と走って9時過ぎに浜金谷に到着したのですが、既に駐車場はほぼ満車状態で、大勢のお客さんが小さな店の周りでスタンバっています(汗)。
開店時刻よりも前に「さすけ食堂 」は店を開け、我々は奥の座敷に上がり込んで全員がアジフライ定食を発注しました。
私が最初にこの店を訪れたのは2013年の12月 なので、もう10年以上も昔のことになるんですね・・・。
あまりの旨さに仰天し、それからも何度か喰いに来ていたのですが、そのうちにTVやネットの影響で常に爆混みするようになり、予約しないと喰えない店になってしまってからはすっかり足が遠のいていたのです。
が、久しぶりに喰った黄金アジのフライはやはり比較するものがなく、めちゃめちゃ旨い!
初めてだというイクローさんは感動の面持ちでしたが、それは何度か食している3名とて同じこと。
Shimaさんに至っては、ここのアジフライを「人生最後に食べたいもの」に選定するほどの惚れ込みようです(笑)。
「初訪店2013年」を聞きつけて激務の合間に厨房から声をかけてくれる、店のおばちゃん&おばあちゃんたちとも楽しく話をさせてもらいながら、大満足の朝食となったのでした。
ごちそうさまでした!
時刻はまだ10時前ですが、今日はもう目的を果たしたこともあり、これから再び山の中へ向かおうとは誰も思いません(笑)。
そんなわけで4人はR127をチンタラと北上し、ドライブインや直売所などを併設した温泉施設「海辺の湯 」で、褐色の湯が満たされた風呂にのんびりと浸かりました。
3年前 に初めて訪れた時はすっかり夜になっていたため景色は望むべくも無かったのですが、ベランダ状の露天風呂からは船が行き交う東京湾を挟んで三浦半島を眺めることができ、更にその先には少し霞んだ富士山が見えています。
いやもう、極楽じゃないですか(笑)。
もはやすっかり「走り」を忘れてしまったオッサンたちは、温泉を後にして再びR127の車列に加わり、K256経由/新舞子海水浴場 にて最終のブレイクです。
風も弱く、気温の上昇と温浴効果とでポッカポカ。
波の音を聴きながらすっかりイイ気持ちになったところで解散し、それぞれの家路に就いたのでした。
本日の走行距離は、226km。
走行時間は3時間50分、平均速度は60km/h。
平均燃費は、12.0km/lでした。
Shimaさん、セッティング&予約していただきありがとうございました!
イクローさん&松さんも、一緒に走って喰って浸かっていただき感謝です。
また遊びましょう!
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My Porsche
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-01-30
「My Porsche」というポルシェのオフィシャルWebサービスがあります。
about my Boxster
wata
2024-01-30T22:01:50+09:00
これはアプリやブラウザから車両状態のモニタリングなどが行えるというイマドキのサービスなので、いわゆるコネクテッド・カーではない私のボクスターには無縁のものだと思っていました。
が、ある日拝聴していた「ポルシェがわが家にやってきた 」のYouTubeライブ配信 においてMy Porscheの紹介があり、これならタイプ981以前のモデルでもやっとく価値あるよな・・・と考えて、ポルシェジャパンのホームページ から登録してみた次第です。
必要なのは「WP0」から始まる17桁のVIN(車台番号)と、各種オーナー情報。
私のボクスターはポルシェセンターから新車で購入しているのですが、このサービスはポルシェ車であれば年式やモデル、新車/中古車、購入経路などを一切問わずに登録できるようです。
登録完了、ログイン。
My Porscheのさまざまな機能のうち、コネクテッド・サービス非対応のモデルであっても使えるのが、当該車両のテクニカル・データ一覧です。
恐らくはVINをキーにして工場出荷時のデータを引っ張ってきているのだと思いますが、いわゆるカタログ・スペックだけでなく、その車両固有の仕様やオプション装備品を確認できるのです。
で、実際に見てみると・・・おー、なるほど。
テクニカルデータ
タイプ/モデルイヤー:981320/2015
VIN:WP0ZZZ98ZFS1*****
エンジン出力:265hp/195kW
トランスミッションタイプ:MT
エクステリアカラー:サファイアブルーメタリック
トルク:280NM
0-100km/h加速:5.8秒
最高速度:264km/h
ホイール:19インチ ボクスターSホイール
インテリアカラー:ルクソールベージュ
タイプが「981320」って、何でしょう?
私のボクスターは2.7Lエンジンのベース・モデルなのですが、「320」ってのはそのモデル名を表しているのでしょうか・・・。
ご存知の方、教えてください(伏)。
オプション装備
エクステリア:
-ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)
-ウィンドディフレクター
トランスミッション/シャーシ:
-ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)
-スポーツクロノパッケージ
ホイール:
-19インチ ボクスターSホイール
インテリア:
-シートヒーター(フロント左右)
-スモーカーパッケージ
-フロアマット
レザーインテリア:
-スポーツデザインステアリングホイール
オーディオ/コミュニケーション:
-Sound Package Plus(これは標準装備です)
PASM、スポーツクロノ・パッケージ、および19インチ・ホイールは、走りをより楽しむアイテムとして能動的にセレクト。
シート・ヒーターも、オープン・ドライブには必需ですね。
ベース・モデルのボクスターはヘッド・ライトがハロゲン式なのですが、HIDは単体でのオプション設定が無かったため、仕方なくHIDとセットになっているPDLSを選びました。
同様に、Sモデル以上では標準装備のウィンド・ディフレクターも、ベース・モデルでは立派な有償オプションです(笑)。
スモーカー・パッケージは無料のオプションで、非喫煙者ながら12Vソケットが増設されるため発注しています。
なお、ポルシェには内外装をドレスアップするオプションも山ほどありますが、私はスポーツデザイン・ステアリングホイール以外、見た目系オプションは何一つ選びませんでした。
素のままで十分カッチョいいと思いますよ、ボクスターは(笑)。
以降は英文のまま、各種装備に関する記述が続きます。
スポーツクロノ・パッケージを構成するダイナミック・エンジン・マウントおよびストップ・ウォッチは、個別に記載があります。
MY2015から標準装備となっているタイヤ空気圧モニタリング・システムは、リモコンキーも含め、その周波数が日本仕様である315MHz帯であることも確認できました。
「Version for Japan」との記載もありますが、現在、日本以外のほとんどの国では433MHz帯が主流となっているため、周波数帯で正規輸入車か並行輸入車かを識別することもできそうです。
電動格納式ドアミラーやオート・エアコンなどはオプションで選ばなかったため、手動式である旨が明記されています(笑)。
しかしルームミラーも自動防眩式ではなく、ワイパーも雨滴感応式ではないのですが、「Automatically dimming interior mirror and rainsensor」と書かれているのは何故なんでしょうねぇ。
更に「Without door panel trim」って、どういうことでしょう・・・。
シンプルな仕様のボクスターではありますが、さすがにドア・パネルは装着されていますけどね(汗)。
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10年前にボクスターを発注した際、オプションは自身が必要最低限と考えるものだけしか選びませんでした。
なので全てを覚えていますが、例えばポルシェ車を中古で購入した場合などは、気づいていないオプションや装備品があるかもしれません。
PTVやPDCCなどは、パッと見ただけでは装備されているかどうかわかりませんからねぇ。
ちなみにボクスタースパイダーに乗るクルマ仲間のShimaさんは、以前乗っていたBMW ALPINAロードスターにクルーズ・コントロール機能が装備されていることを、10年以上も気づかずにいました。
触った形跡の無いホコリだらけのクルコン操作レバーをたまたま私が見つけて発覚したという、ありえへんこと が実際に起きているのです(汗)。
そんなワケで、Shimaさんにも今乗っているスパイダーをMy Porscheでチェックするように勧めたのですが、何か新たな発見はあったのでしょうか(笑)。
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房総半島ドライブ
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-01-20
冬晴れの週末、房総半島を軽~く走ってきました。房総へはしょっちゅう走りに行っているイメージがあるのですが、昨年4月以来、9か月ぶりのドライブです。
drive/touring
wata
2024-01-20T01:46:44+09:00
房総へはしょっちゅう走りに行っているイメージがあるのですが、昨年4月 以来、9か月ぶりのドライブです。
夜明け前の東京アクアラインは風が強く、館山自動車道を南に走ると気温もぐんぐん下がり始めます。
君津SIC から一般道に出るタイミングで幌を下ろすと、マイナス2℃の冷気がキャビンに流れ込み、一気に眼が醒めました(汗)。
暖房とシート・ヒーターを強め、ボクスターと同じく10年目に入ったロシア製の革手袋を装着し、K163 から鹿野山1号林道を2速で駆け上がっていきます。
アスファルトは乾いていたものの、斜面には昨日降ったと思われる雪がうっすらと残っていたため、無理をせずのんびりドライビング。
サーモ・ボトルに詰めてきたコーヒーを飲もうとK93で九十九谷展望広場 に立ち寄ってみたところ、この寒い朝っぱらにもかかわらず、たくさんのクルマやバイクが駐まっていてビックリしました。
ちょうど日の出の時刻となり、昇る太陽にカメラを向けたりスマホで自撮りをする人もいましたが、ここもいつの間にか映えスポットのようになってしまったのでしょうか・・・。
コーヒーに手をつけることも無く、撤収です(涙)。
稜線上のK93 を西に戻り、ダウンヒル。
外気温は依然として氷点を割ったままですが、放射冷却を免れた森の中のワインディングは問題なく走ることができました。
R465を経てK88 に入り、半島中央部を南下していきます。
2車線の静かなカントリー・ロードは戸面原ダム湖畔から狭くなり、小さな切通しの峠を越えて下る屈曲路のドライブが楽しめます。
K34との短い重用区間から更に南下を続け、かつては難所と呼ばれた(?)改良済のしいたけ村コーナー をクリアして南房総市へ。
再び2車線となったK88は日陰の水たまりが凍っていたりするものの、平久里までの山間路は例によって交通量も皆無で、マイペース・ドライビングを大いに楽しむことができました。
道の駅「三芳村 鄙の里 」に日の当たるベンチ&テーブルを見つけ、持参したパウンド・ケーキとホット・コーヒーでブレイク。
ここは最近リニューアルされたようで、駐車場やトイレもキレイに造り直されていました。
K296から広域農道/安房グリーンライン に入り、広大な田園のストレートを行きます。
R128に出る手前、右手に2月16日オープン予定の巨大な道の駅 が新設されていたので、開業後はこの道も混むことになりそうです(汗)。
JR内房線の踏切を渡り、前後にクルマがいなくなったところでアクセル・オン!
3速から4速へとシフト・アップ、ルーズなコーナーで次々と丘陵を越えていくこの道は、何度走っても楽しいですねぇ。
ただし交通量はゼロではなく、更に落石が転がっている箇所もあるため、その点は頭に入れておく必要があると思います。
最後の安房白浜トンネルを抜けると、白浜の町の向こうに太平洋が見えてきました。
いつものように名倉海水浴場 にボクスターを駐めましたが、内房で吹き荒れていた風もなく、青空に輝く太陽が実に気持ちいい。
氷点下だった気温は10℃近くにまで上がっており、穏やかな波の音を聴いているうちに、今日はもう走らなくていいんじゃないか・・・とさえ思えるようになりました(笑)。
いや~、最高ですねぇ。
特に行く当てもなく海岸線をのんびりと北上していくのですが、徐々にクルマが増えチンタラ走行を強いられるようになってくると、やっぱりつまんない(笑)。
で、和田町付近から再び内陸に入り、K186 を北に走りました。
この道も良く走るのですが、トリッキーなコーナーや明るいストレートなどで構成され、短いながらもドライビングを存分に堪能できるのです。
調子に乗って走っているうちにすっかり腹ペコとなり、昼飯処をサーチします。
房総半島には旨いラーメン屋や蕎麦屋、ブイシーな食堂なども多いのですが、今日はトンカツを喰って帰ることに決定!
K89→K88→K258 と西へ快走して岩井の町まで出、R127をタラタラと南下して館山の市街地へと向かいました。
その名もズバリ、「とんかつや 」。
この店のおもしろいところは、ロース/ヒレともに複数の銘柄豚から選べるようになっていること。
値段もそれぞれ違いますが、今回は初訪店ということもあり、地元・千葉県産の林SPFのロースカツ定食を発注しました。
そんなメニュー構成や、カウンターの中でカツを揚げるご主人の所作、サポートするホールのおばちゃんたちの様子を眺めているうちに、これは旨いトンカツが喰えそうだとの予感が脳内を支配。
果たして、供されたロースカツの旨さは驚くべきものでした。
まずはひと切れ、ソースではなく卓上のヒマラヤ岩塩をまぶしてから喰ってみると、コクのある肉汁と甘い脂とが口いっぱいに拡散します。
ザクザクとした食感が楽しい粗挽きのパン粉ではなく、恐らくは肉の旨味を閉じ込めることを第一義として用いられている薄衣はピタッと密着しており、なるほどその使命を完全に果たしているのだなと思えました。
もちろん、ソースと辛子で喰うスタイルも抜群で、気がつけば白飯が先になくなってしまいましたが、ホールのおばちゃんがすかさずお代わりを勧めてくれます。
手切りと思われる(故にあまり細かくはない)キャベツも追加で持ってきてくれるなど、ホスピタリティも言うことなし。
最後のひと切れを口に入れ、溶けてなくなるまで噛み続けてから、大満足で席を立ちました。
私は食通でもトンカツ・マニアでもありませんが、ここまで旨いトンカツを喰ったのは初めてです。
会計の際にその旨を伝え礼を申し述べると、ご主人もホールの皆さんも大変喜んでくれました。
とても楽しい房総半島ですが、午後の早い時間帯からアクアラインが渋滞するのが玉に瑕。
モタモタせずに、気持ちよく走って帰りましょう。
海沿いはチンタラ走行必至なので、往路と同じK88を北上。
昼過ぎですが交通量は相変わらず少なく、風を切って爽快なドライブが続きます。
途中でK184 へとスイッチ、森と里山の1.5車線路を進み、佐久間ダム湖の脇を通ってK34へ。
完全2車線化が完了したもみじロードとも呼ばれるK182 はライダーの皆さんに人気のようで、2速⇔3速でターン&ダッシュを楽しんでいると、何台ものバイクが対向車線を南へ走っていく姿が見られました。
R465からR127に出、エネオスでハイオクを満タンにしてから、K256で新舞子海水浴場 に立ち寄ります。
東京湾越しの富士山を眺めつつ残りのコーヒーを飲み干して、渋滞前のアクアラインで東京方面へと向かいました。
本日の走行距離は、328km。
走行時間は5時間43分、平均速度は59km/h。
平均燃費は、10.9km/lでした。
四季を通じて楽しく走ることのできる房総半島ですが、特に北関東エリアなどの山岳部が軒並み雪に覆われるこの時期、その存在感はグッと増してきます。
冷たい風を浴びながらワインディングを走って海を眺め、旨いモノを喰って帰るというライトなドライブではあるものの、コレが楽しいんですよねぇ。
近いうちにまた、走りに行くことになるはずです!
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九州グランド・ツーリング:おまけ4[完]
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-01-15
九州グランド・ツーリングのムービー、ようやく最終回です。ご覧いただけると幸いです!
drive/touring
wata
2024-01-15T20:48:35+09:00
ご覧いただけると幸いです!
VIDEO
これにて九州GTのコンテンツは終了です。
長々とおつきあいいただき、どうもありがとうございました。
しかし、「おまけ」のくせにムービー制作は手がかかり過ぎるんですよね・・・。
私のスキルが未熟なせいもありますが、次回以降どうするか、ちょっと考えます(汗)。
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伊豆半島忘年ツーリング
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-01-09
昨年末、クルマ仲間と伊豆半島へ1泊のツーリングに行ってきました。
drive/touring
wata
2024-01-09T20:33:48+09:00
帰省ラッシュが始まりつつある東名高速道路を厚木ICで脱し、夜明け前の小田原厚木道路を終点まで。
箱根新道/芦ノ湖大観IC からK75に入ると路面はところどころ白く凍っており、油断していると滑ります(汗)。
大観山でポルシェ・ボクスタースパイダーに乗るShimaさんと合流、そのうちにイクローさんのBMW ALPINA B3 GT3もやってきました。
日の出を迎え、スパイダーとボクスターは幌を下ろし、3台はパーキングを後にします。
不安定な路面状況に注意しながら、K20を南下。
問題なく走れるとは言え、日陰ではやはりうっすらと凍っている箇所があるようです。
気温が上がるまではのんびり走ろうと、伊豆スカイラインの玄岳駐車場 でひとやすみ。
いつもならバキューンと通り過ぎてしまうパーキン
グからは、雪の少ない富士山を眺めることができました。
山伏峠ICでアウト、山間のK80 でダウンヒル。
いつも混雑する修善寺橋で狩野川を越え、だるま山高原 へ向かいます。
ドライ~ハーフ・ウェットのワインディングを駆け上がるB3 GT3、スパイダー、ボクスター。
前走車はほとんどおらず、駿河湾越しの富士山が待つパーキングまで、大いにヒルクライミングを楽しむことができました。
K127/西伊豆スカイライン と、その先に続くK411。
何度走っても素晴らしい稜線上のドライビング・ロードですが、この時期、やはり油断は禁物です。
パイロットのShimaさんに従って、路面状況に応じメリハリを効かせて走りました。
クリア・ラップはありがたいのですが、やはり日陰で凍結が残っている箇所もあるのです。
それでも9割方はドライ・コンディションで、青く高い冬晴れの空の下、3速⇔4速で大いに楽しむことができました。
終着、西天城高原 のパーキングで休憩しながら昼飯処を決め、K410でダウンヒルをスタート。
シャシーもよじれるハードなコーク・スクリューを擁する素晴らしい屈曲路なのですが、ほぼ全線がハーフ・ウェット状態であり、調子に乗っているとABSに諫められます(汗)。
そんな状況をトランシーバで後続の2台に伝えながら、宇久須の町まで下っていきました。
R136を南に走り、西伊豆町仁科の「河津屋食堂 」に到着。
ラーメン400円、和/洋/中が何でも喰える昭和の地元食堂のイイ風情を漂わせつつ、我々のような初見の観光客にはご当地グルメの3点セットをプッシュしてくれるので、素直に乗っかることにしました(笑)。
海賊焼と呼ばれるイカ墨麺の焼きそば、西伊豆名物の潮かつおうどん、豚肉とタマネギの肉丼。
どれも味付けが良く、これなら他の何を喰っても旨いだろうと3人共に頷くレベルです。
「ポルシェとビーエムじゃないすか~!僕も以前ビーエムのオープンに乗ってたんすよ~!」という元気な若旦那は、ちょいとコワモテですがめっちゃおもろい。
バンバン撮って上げてくれ、と言うので本人にカメラを向けると、キメ顔でポーズしてくれました(笑)。
膨満感炸裂の腹をさすりつつ、ドライブを再開します。
昨年閉店してしまった「地魚さくら 」の脇を通り、腹ごなしに最適な極上の屈曲路を走るべくK121へと分岐。
最後の集落を抜け、蛇石峠 が待つ山の中へ突入すると、3.8リッター・フラットシックスの爆音がすぐ背後にまで迫ってきます(汗)。
これはアカン、とばかりに慌ててスポーツプラス・スイッチをON、文字通りヘビのようにのたうつ狭隘路を2速で懸命に走りました。
切通しの峠を越えて南伊豆町に入ると、道はさらに狭く激しく曲がりくねるようになり、アスファルトも荒れてきます。
私はアクセルを緩めてのんびりと走りたいのですが、後続の2台がそれを赦してはくれないのです(涙)。
地獄のダウンヒルを経て路肩で小休止、冬とは思えない暖かさとハードな蛇石走破のおかげで、うっすらと汗をかいている自分に気がつきました。
それはお二方も同じらしく、Shimaさんに至っては履いていたタイツを脱ぎ捨てて、お天道様の下にパンイチ姿をさらけ出す始末です(笑)。
快走路となったK121をそのまんま快走し、K119 を経てR136→K16 と南下。
適度なワインディングを適度なペースで走らせて、あいあい岬 に到着しました。
珍しく無風状態、午後の陽光に輝く太平洋を望む岬の広場はとても暖かで実にいい気分。
以前の売店はセンスの良いカフェ「SOUTH POINT 」へとリニューアルされており、店のおねいさんに訊いたところ、8月にオープンしたばかりなのだそうです。
買い求めたソフトクリームを外のベンチで日向ぼっこしながら舐め倒す、平均年齢60歳のオッサン3名。
最高ですねぇ(笑)。
ここでスマートフォンを開き、第4のメンバーであるsuite-spiralさんとコンタクト。
R136で下田の街に向かい、鉄路でやってきた彼をピックアップして、R414→K15 で宿のある松崎町へと走りました。
「桜田温泉 山芳園 」にチェック・イン。
ボクスターを買った最初の年末 以来、毎年この時期に来ていますから、もう10年続けて世話になっているんですねぇ。
まずは浴衣に着替えてから、貸切露天風呂へGo!
適温にまで自然冷却された自噴泉がなみなみと満たされているプールのようにバカでかい岩風呂に身を沈めながら、のんびりとクルマ談義に興じました。
檜風呂の設えられた内湯から上がったら、お楽しみの晩飯です。
常に地産地消と手作りにこだわっているこの宿の食事は相変わらず抜群で、地魚の刺身や金目鯛の煮つけなどに舌鼓を打ちまくりました。
食後は公開前のムービー「九州グランド・ツーリング:その2 」を皆さんに観てもらったり、各自風呂に入ったりして過ごし、22時頃に就寝です。
翌朝は、予報通りの本格的な雨。
山へと上がっても仕方ないので、まっすぐのんびりと帰ることになりました。
風呂に浸かってから朝飯を平らげ、イクローさんのB3 GT3を先頭に、善良な一般市民のクルマと連なって半島西海岸をR136→K17 と北上していきます。
雨は徐々に弱まり、戸田 [へだ]の辺りでは晴れ間も見え始め、雲を纏う富士山の姿を望むことができました。
幌を下ろしてK18で内陸に入り、K127 で年内最後のワインディング・ラン。
助手席に峠人[とうげびと]のsuite-spiralさんを乗せていたため少々緊張しましたが(汗)、大きな醜態を晒すことも無く、無事に真城峠[さなぎとうげ]をやっつけることができました。
しかしながら、東名高速道路の御殿場IC-大井松田IC間が事故により渋滞していることが判明、沼津IC手前のエネオスで給油をしながら作戦会議を開催します。
で、沼津在住のイクローさんと別れた2台/3名は東名に乗り、新東名高速道路→御殿場バイパス→東富士五湖道路→中央自動車道河口湖線→同本線へとグランド・エスケイプ。
目論見通り渋滞も混雑もなく、ほぼマイペースで東京まで走り続けることができました。
溜飲、下がりまくりです(笑)。
ということで、2023年のクルマ納めは無事に楽しく終了しました。
イクローさん、Shimaさん、suite-spiralさん、どうもありがとうございました。
自身、伊豆半島へはしょっちゅう走りに行っている印象があるのですが、2023年はこのツーリング以外には一度もボクスターを走らせておらず、その事実にちょっと驚いている次第です。
山あり海あり温泉あり、快走スカイラインから凶悪峠越えまで何でも揃う伊豆半島へ、今年はもっと走りに行こうと思います!
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九州グランド・ツーリング:おまけ3
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-01-08
九州グランド・ツーリングのムービー、その3です。おヒマなときにでも、どうぞ!
drive/touring
wata
2024-01-08T00:34:55+09:00
おヒマなときにでも、どうぞ!
VIDEO
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新年賀詞交歓会2024
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2024-01-03
新年早々、ベイエリアへと行って参りました。
events
wata
2024-01-03T12:29:22+09:00
予報は曇りから雨模様とのことでしたが、嬉しいことに現場では途中から晴れ間も拡がり、思ったほど寒くはありませんでした。
私も初対面の方、数年ぶりの方、前回以来の方などなど、たくさんの方とお話しをさせていただき、皆さんがこのBlogをご覧になっているということに改めて身が引き締まる思いです(汗)。
なお、例によって台数&人数カウントなどはやっておらず、写真も撮り切れてはいないことをご容赦ください(伏)。
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皆さん、明けましておめでとうございます。
今年もお互い、安全第一で楽しく走りましょう。
よろしくお願いします!
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九州グランド・ツーリング:おまけ2
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2023-12-31
九州グランド・ツーリングのムービー、その2です。大晦日に開陳させていただきましたが、楽しい年末TV特番の合間にでもご覧願えれば幸いです(笑)。
drive/touring
wata
2023-12-31T19:04:13+09:00
大晦日に開陳させていただきましたが、楽しい年末TV特番の合間にでもご覧願えれば幸いです(笑)。
VIDEO
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Blog納め
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2023-12-29-2
2023年も、あと僅か。私も、還暦まで2年を残すのみとなりました(汗)。
general info
wata
2023-12-29T14:52:59+09:00
私も、還暦まで2年を残すのみとなりました(汗)。
今年の走行距離は、約23,000km。
昨年とほぼ同等のマイレージを重ねており、引き続きボクスターを順調に走らせることができた1年でした。
それぞれ2,000km以上のロード・トリップとなった春の中国地方 、酷暑の北海道 、晩秋の九州 を始め、日帰り或いは泊りがけで、独り或いは仲間と共に各地をドライブし、クルマを走らせる歓びを堪能させてもらっています。
ちなみに、走ることを目的とした数日間のツーリングを始めたのは今から30年ほど前、メルセデス・ベンツ190E2.3-16を手に入れてからのことです。
以降、BMW M3BおよびM3C、ALPINA B3 3.3の各車でも大いにクルマ旅を楽しんできましたが、2014年にボクスターへとスイッチしてから、その頻度や距離がますます増えているような気がするんですよね・・・。
30代や40代の頃よりも50代のオッサンをたくさん走らせるボクスターって、どんなクルマなんでしょうか(笑)。
メンテナンスの履歴を見ると、今年はほぼルーティン・ワークだけで済んでいます。
主なメニューは4回目となる車検 と、3回のエンジン・オイル交換 、1回/4本のタイヤ交換 。
それと、ロング・スパンの消耗品であるスパーク・プラグやドライブ・ベルトの交換 も行っています。
昨年までに換えているブレーキ・パッド/ディスクなどはまだ交換の要に達せず、また修理を伴うトラブルも発生しませんでした。
・・・いや、パンク やウォッシャー・ホース断裂 は、DIYで治していますけどね(笑)。
いずれにせよ、年平均6本以上だったタイヤ交換が4本だけで終わっていることから考えても、2023年は比較的メンテナンスの少ない年だったと言えます。
かかったコストは39万円とちっとも少なくありませんが、90万円オーバーだった昨年度に較べれば・・・ね(涙)。
ボクスター購入と同時に始めた このBlogも、10年目に入りました。
これまでに612本の記事を上梓し、たいへんありがたいことに皆さんから918万回ものアクセスをいただいています。
畏れ多いことです(伏)。
2005年に開始し、2014年の更新停止以降もご覧いただいている前車のBlog「Life, BMW ALPINA B3 」と併せると、総閲覧数は2,000万回を優に超えています。
恐ろしいことです(逃)。
Web上のコミュニケーション・ツールとしては既にSNSがメイン・ストリームとなっていますが、「自身のクルマ・ライフの備忘録」としては、やはりBlogが最適のメディアだと思っていますので、これからもゆるゆると続けていく所存です。
ということで皆さん、今年もたいへんお世話になりました。
本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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なお、正月は前回 と同様、クルマ仲間のShimaさんと東京湾岸エリアに行く予定です。
何もない場所で寒いとは思いますが(汗)、おヒマでしたらお立ち寄りください。
2024年1月2日9:00AM-
江東区立若洲公園駐車場 (500円/回)
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九州グランド・ツーリング:おまけ1
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2023-12-25
九州グランド・ツーリングのムービー、その1です。完結はいつになるかわかりませんが(汗)、とりあえずご覧ください。
drive/touring
wata
2023-12-25T20:37:29+09:00
完結はいつになるかわかりませんが(汗)、とりあえずご覧ください。
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九州グランド・ツーリング10:あとがき
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2023-12-18
九州グランド・ツーリング。10日間の走行距離は、2,865km。走行時間は56時間03分、平均速度は53km/h。平均燃費は、11.0km/lでした。
drive/touring
wata
2023-12-18T21:45:30+09:00
10日間の走行距離は、2,865km。
走行時間は56時間03分、平均速度は53km/h。
平均燃費は、11.0km/lでした。
ボクスターを九州で走らせたのは、これでようやく3回目となりました。
北海道の5回と較べれば少ないとは思いますが、それだけに「念願叶って感」が強く、行って良かったなぁとしみじみ余韻に浸っているところです。
北海道や東北などのような、誰もいない走り放題の道が何十kmも続くようなシーンはあまりないものの、それでも市街地や幹線道路を避けてルートを組めば、山や海のダイナミックな風景の中を存分に走ることができます。
特に今回はほぼすべての行程で晴天に恵まれましたので、毎日毎日、晩秋の青空の下で最高のオープンエア・ドライビングを楽しむことができました。
また、改めて実感したのは、九州には個性的な温泉がたくさんあるということ。
泊った温泉宿だけでなく、小さな立ち寄り湯もあちこちにありますので、そんな温泉を巡ってみるのも楽しいと思います。
ちなみに今回泊った7つの宿は、生月島の民宿を除いてすべて温泉宿。
立ち寄り湯も含め、持参の上で毎日使っていたタオルは日に日に着色が濃くなり、最終日には謎の芳香を放っていました(汗)。
関東から九州までは、かなりの距離があります。
若い頃は往復ともに自走で関門海峡を渡っていましたが、今回は往路に中距離フェリー(神戸→宮崎)、復路に長距離フェリー(新門司→横須賀)を使ってみました。
走り放題な南九州エリアへダイレクトにアクセスできる宮崎カーフェリーは夜発朝着なので、「神戸のホテルに泊まって朝起きたら宮崎だった」的な感じ。
関西⇔九州航路は他にもいくつかあり、いずれも現実的なダイヤが組まれていますので、行程に合わせて選ぶことができると思います。
さらに今回は、帰路の東京九州フェリーの利用価値がめちゃめちゃデカいことを実感しました。
土曜日の深夜に乗艦、翌日はゆっくり起きて、風呂へ入ったり海を眺めたり居眠りをこいたり旅日記を書いたりしているうちに横須賀へ入港。
ガラガラの横浜横須賀道路と首都高で、22時前には帰宅することができています。
帰りたくない気持ちを引きずったまま、渋滞にも見舞われつつ高速道路を1,000km以上も走り続ける甲斐性など、もはや今の私にはまったくございません(笑)。
次回の九州GTも、このパターンになるものと思われます。
今回の長旅においても、ボクスターはドライバーを大いに楽しませてくれました。
走りにおけるベストなパフォーマンスや痛快なフィーリングはもちろんのこと、10日分の荷物を飲み込む積載能力から景色に映えるそのスタイリングまで、やはり最高の旅クルマだと改めて思います。
総走行距離は23万kmを大きく超えており、あちこちヤレてきてはいますが、相変わらずのトラブル・フリー。
何の不安もなく思い切り長距離を走らせることによって、むしろクルマの健康寿命が延びていることは、もう間違いないと思っています。
完全なポジティブ・サイクルですね(笑)。
いいクルマに乗らせてもらっているな、とつくづく思います。
ということで、九州GTの記事はこれにて結了です。
長々とおつきあいいただき、どうもありがとうございました。
ひょっとすると、後日「おまけ」を開陳するかもしれませんが、そちらもご高覧いただけると幸いです(伏)。
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九州グランド・ツーリング9:玖珠・九重、南小国・小国
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2023-12-15
大分県の人里離れた山の中、七福温泉。
drive/touring
wata
2023-12-15T22:27:54+09:00
七福温泉。
朝6時半にアラームが鳴ったのですが、起き出したのは7時40分。
二度寝をしてしまったのはこの旅で初めてのこと、帰りたくないという思いがそうさせたのでしょうか(汗)。
朝風呂にざっと浸かってから朝飯を喰い、のんびりチェック・アウト。
放射冷却の影響で早朝は氷点下まで冷え込んだようですが、快晴無風で気温は上がりつつあります。
頭上の大岩が落ちてこないように願いつつ(笑)、日の当たる場所で幌と窓の夜露を拭き上げました。
九州最終日の今日は福岡県の新門司がゴールということだけが決まっており、あとはノープラン。
まずは近場で景色のいいスポットに行ってみようと、宿を後にしました。
林道を経てR387に出、南に走ります。
玖珠町を抜けた先、看板に従って田畑の中から1車線の山道をトコトコと登って山頂に出ました。
ここは伐株山 [きりかぶさん]といい、かつては山城があった場所なのだそうです。
それだけにたいへん見晴らしが良く、実に気持ちがいい。
パラグライダーのテイクオフ・ポイントもあるようですが、この日は風も無く、草原の山頂には晩秋の陽射しが降り注いでいました。
駐車場から少し歩くと、6連の大きなブランコが建っているのが見えてきます。
こんなもん、子供の遊びだろ・・・と思いつつ、辺りに誰もいないことを確認し、搭乗(註:57歳です)。
最初は思ったように揺れてくれないことに焦りましたが、全力で立ち漕ぎをすると恐ろしいぐらいのスイングとなります。
ガキの頃はこのまま跳び出してその飛距離を競ったりしたものですが、今やったら死んじゃいますね(汗)。
山を下り、引き続きR387を南下。
3日前、観光道路を選んだが故にあまり走れなかった阿蘇方面へと、今日は「走れるルート」で向かうことにしました。
やはり秋晴れの土曜日とあってクルマも多いため、四季彩ロード と名付けられた町道へと逃げ出します。
町道とは言っても完全2車線で広域農道ぐらいの道路感であり、少ない交通量をいいことにアクセルを開け、気持ちよく走り続けることができました。
その先、久住高原へのルートのひとつであるK40 は、並行するK11/やまなみハイウェイよりも圧倒的に空いているイメージです。
途中にはセンターラインの無い区間や屈曲ゾーンなど、善良なファミリーカーの皆さんが嫌う要素もあるためでしょう、走るならこっちだなと思いました。
森を抜けだすと、眼の前に巨大なススキの山が見えてきます。
山頂に向かって極めて魅力的な急坂の狭い小径が続いていますが、ヤバそうなので登頂は断念しました(笑)。
K11と合流、熊本県に入ったところで昼飯処をサーチ。
R442の沿道にポツンと建つ「辻の茶屋 」は、ご夫婦で営んでおられる古民家造りの店構えで、たいへんいい雰囲気です。
味噌仕立てだろうと勝手に想像していた熊本名物のだんご汁は塩味で、平延べしただんごと根菜類が山ほど入っていました。
いかんせん量が多すぎて少し残してしまいましたが、味はとてもよく、椎茸が入っていないのも嬉しいポイントです(笑)。
ごちそうさまでした!
腹も膨れたので、次は温泉です。
狭い山道のK317を辿ってK40へと繋ぎ、満願寺温泉 にやってきました。
ここは2015年に一度立ち寄っているのですが、近隣の黒川温泉などと異なり、まったく観光地化されておらず誰もいません。
駐車場にボクスターを駐めて少し歩き、自称「日本一恥ずかしい露天風呂」に到着。
料金箱に200円を投じ、屋根だけの脱衣所で素っ裸になって、万願寺川沿いに設えられた湯船に入りました。
無色無臭の湯はちょっと低めの適温で、のんびりと長く浸かっていられるのですが、ここはとにかく対岸の県道から丸見え。
交通量は少ないものの、皆さん必ず速度を落として独り全裸で入浴中の私を一瞥していくのです。
嗚呼、恥ずかしい・・・(悶)。
個人的に、露天風呂の魅力はその解放感にあると思ってはいるのですが、何事にも限度というものがありますよね。
そういう意味ではこの温泉は最高で、眼前のせせらぎを聴きながら、長風呂を決めこむのでありました。
温泉を出てリスタート。
ここから阿蘇方面へ行っても間違いなく混雑しているだけなので踵[きびす]を返し、ファームロードWaita と呼ばれる広域農道を北に走りました。
これがまた貸切状態の快走路で距離も長く、文字通りの走り放題となっております。
地元のバイクがカッ飛んでいてもおかしくないのですが、誰もいないんですねぇ。
県境を越えて再び大分県に入り、午後の陽光が眩しい亀石峠 で小休止。
遠く霞む阿蘇の山々を眺めていると、グランド・ツーリングも終わりなのだな・・・との実感がしみじみと湧いてきます。
その後も終着まで走りに走って大満足だったのですが、結果的にこれが九州GT最後のドライビング・セクションとなりました。
日田から飯塚へと向かうR211 はイイ感じの県境越えルートなのですが、徐々にクルマが増えてペース・ダウン。
更に福岡方面へのR201 /八木山バイパスでは渋滞に巻き込まれ、志賀島 辺りで日没を迎えるプランは断念せざるを得なくなりました。
で、目的地の新門司方面へと向かうことにするのですが、まだ時間があるから下道でいいや、との判断ミスが炸裂。
安易にR3 をメインにしたところ3時間近くもかかり、ヘロヘロ状態で新門司港のフェリー・ターミナル に到着したのでした(涙)。
途中でラーメンの一杯でも喰えばよかったのですが何となく喰いそびれ、東京九州フェリー 「それいゆ 」の巨体を眺めながら寒空の下でセブン-イレブンのおにぎりを頬張ります。
定刻より30分ほど遅れて24時前に乗艦、風呂に入って温まってから、シングル・ルームに戻って爆睡の床に就きました。
本日の走行距離は、299km。
走行時間は7時間38分、平均速度は39km/h。
平均燃費は、11.9km/lでした。
福岡-北九州エリアの交通量を甘く見ていた報いを受けたものの、九州最終日も楽しく走ることができました。
新門司港を出たフェリーは21時間近くをかけて、帰りたくない私を神奈川県の横須賀港 まで強制送還してくれるのです(笑)。
ひー。
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九州グランド・ツーリング8:平戸島、耶馬渓
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2023-12-13
西の果て、長崎県・生月島の民宿。
drive/touring
wata
2023-12-13T22:03:28+09:00
生月島の民宿。
6時半、用意してくれた朝飯を昨日と同じ仏間で腹いっぱい喰わせてもらいました。
支度をしてチェック・アウト、おばちゃんに再訪を約束して宿を出ます。
空は雲に覆われ、冷たい風が吹いていますが、雨の気配はありません。
近所のおねいさんに教えてもらったルートで迷宮路を回避し、生月大橋を渡って平戸島に戻りました。
昨日はほぼ素通りしたこの島を、今日はのんびり走ってみようと思います。
広狭混在するK19 を南下。
生月を出た他のクルマはすべて平戸方面へと流れ、走っているのはボクスターのみです。
山の中を抜けて小さな神社を過ぎ、海岸線に出ます。
強風下、曇り空を移す白波の海は、それでも淡い青色を残していました。
県道を離れて探訪していると、畑の中の神社に向かって幟が立っているのが見えます。
ボクスターを停めて境内に入ると社務所から太鼓の音が聞こえ、なにやら儀式的なものが始まりました。
近くにいたおじさんに訊けば、今日はここ池八幡神社 の例祭なのだと言います。
通りがかりのおばちゃんたちも気さくに声をかけてくれる集落を後にして海沿いに走ると、小さな湾内に小さな島があり、小さな社が建っています。
防波堤のような参道を歩いて参拝したここは淀姫神社 というらしく、なかなかイイ雰囲気です。
狭く急な階段を山頂まで上り、残る旅路の無事を祈りました。
更に南下し平戸島の終端、日本本土の最西端へR383→K19 と繋いで行ってみます。
が、そこは漁港 の一角に「橋で結ばれた日本最西端の港」と微妙な感じで書かれた案内板があるだけで、最西端的な雰囲気はまったくありませんでした(涙)。
平戸島を出るべく、Uターン。
東岸沿いのK60が災害通行止めのため、R383 で内陸部を北上していきます。
ちなみに今日の宿は大分県の耶馬渓付近に取ったのですが、すでに昼前にもかかわらず、ここからまだ200km以上あることが判明。
思いつきで周った平戸島の風景がたいへん良く、のんびりしすぎたようです(汗)。
平戸大橋 を渡って佐世保方面へ右折すると案の定流れが悪いため、昨日 走った県道&広域農道ルートで再び佐世保エリアを大きく迂回することにしました。
北松やまびこロード からK11→K54 と走り放題走りまくり、K53 を駆け下って佐世保三川内ICから西九州自動車道を東に向かいます。
時刻は13時を過ぎて腹も減りまくっていたので、長崎自動車道/川登SAにピット・イン。
ベンチで頬張るおにぎりは、民宿のおばちゃんが「新米のうまかおにぎり持っていき!」と、今朝握って持たせてくれたのです。
いや、マジで旨い。
おばちゃん、どうもありがとう!
SAでリッター204円のハイオクを20Lだけボクスターに入れて、リスタート。
交通量は少なく、ヅラ飛ぶレベルのアベレージでガッツリと走り続け、大分自動車道/日田IC を出ました。
宿への最寄りICは2つ先なのですが、日没まではまだ時間があるので、ここから少し走るのです。
IC最寄りのエネオスで満タンまで給油してからR212を走り出したものの、クルマが多いのがイヤになってK676へとすぐ右折。
K48を経て、K407 で静かな山間を行きます。
紅葉はやはり期待していたほどのものではありませんでしたが、走りについては言う事無しのカントリー・ロードでした。
K43でR212 と合流、K28 で耶馬渓から深耶馬渓へと名勝を南下していきます。
この辺りはさすが紅葉の名所と言われるだけあり、一目八景 と呼ばれる奇岩のスポットには観光客の皆さんが犇めいていました。
R387から分かれたリアル1車線のK602 を数km進むと深い森が急に開け、九州最後の宿に到着です。
どえらい山ン中の一軒宿、「七福温泉 宇戸の庄 」。
この宿は数年前、フライト&レンタカーでの旅行で泊まったことがあるのですが、その際に観て驚いた巨大な石塔の上に載る「鬼の磨り臼」と呼ばれる大岩は、今日もまだ落ちてはいませんでした(笑)。
前回の来訪を覚えていてくれたおかみさんにチェック・インを受けてもらい、広い和室に荷物を投げ込んだら、浴衣に着替えて風呂へGo!
ここは褐色透明なモール泉で、かつ炭酸を含んだ珍しい湯なのだそうです。
神奈川から登山旅行にやってきたという35歳の婚活にいさんと話をしながら、源泉無加温・38℃の露天風呂と、適温まで温められた内湯とを交互に楽しみました。
晩飯は、囲炉裏端での炭火焼です。
牛・豚・鶏、三種の地産肉をジュウジュウと焼き、サラダや小鉢から〆の焼きおにぎりまでおいしくいただきましたが、惑星エンドア付近で建造中の第2デス・スターのような巨大シイタケにだけは、やはり手も足も出ませんでした(涙)。
本日の走行距離は、336km。
走行時間は5時間39分、平均速度は61km/h。
平均燃費は、10.6km/lでした。
明日はついに九州最終日。
どこを走るかは、朝起きてから考えることにしましょう。
ホント喰えねぇのよ、シイタケは(涙)。
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九州グランド・ツーリング7:島原、西彼杵、生月島
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2023-12-11
もう7日目なのか・・・とやや焦りつつ、まだ暗い朝6時前に熊本市郊外のホテルを出発。
drive/touring
wata
2023-12-11T23:59:05+09:00
熊本市郊外のホテルを出発。
市街地を抜け、K51で熊本港 に着く頃には夜が明けてきました。
フェリー・ターミナルで乗船手続きを行い、7時30分発の島原行き熊本フェリー 「オーシャンアロー 」に乗艦します。
この鑑は高速型とのことで、外観は大型クルーザーのようでとてもカッコいい!
出港するなり一気に加速して、前を行く貨物船をたちまちブッちぎり、穏やかな朝の有明海をフェリーとは思えないスピードで突っ走るのです。
ちなみに同じ航路を運行する九商フェリー の在来鑑だと1時間かかるところを、この高速艦はわずか30分で運航しているとのこと。
その分、料金は高いのですが、このスピードにはテンションが上がります(笑)。
後部デッキのチェアに陣取り、家族連れが投げる菓子を狙って群がるカモメの姿を眺めながら、六甲山 でMinaさん にいただいた焼き菓子とセブン-イレブンで仕入れたコーヒーとで朝飯です。
いやもう、最高!
曇り空の島原に上陸、長崎県の旅が始まりました。
内陸部や雲仙周辺、および西海岸は景色も走りも楽しめる道が多いのですが、山にはどんよりと黒い雲がかかっていたので、そのまま沿岸部を進むことにします。
が、初めて走った東〜北部沿岸のR251 は単なる生活道路で交通量も多く、面白くもなんともありませんでした(涙)。
R57で混雑する諫早の街を抜け、大村湾沿いのR207 に出ます。
10kmほど走ると前走車両のほとんどがK33へと流れ、道はようやく走れる状態になりました。
バイパス化されていない、岬や入江の線形に従ったワインディングを快走し、みかん畑の際で小休止。
空は春のように柔らかく晴れ渡り、暖かで実にイイ感じです。
混雑する時津の市街地から、R206 で脱出。
K115から別れた西彼杵[にしそのぎ]半島大規模林道 はよく整備されており、かつ誰もおらず、3速⇔4速でボクスターを存分に走らせることができました。
広域農道と同様、大規模林道も裏切らないですね。
K67から半島西岸のR202 に出、海の風景を眺めつつのシーサイド・ランを経て、昼飯処を探します。
西海市大瀬戸町の国道裏に佇む、「いそべ食堂 」。
営業中の看板は出ているものの、扉を開け声をかけて奥からおばちゃんが出てくるまでは、やってないんじゃないか的な雰囲気が炸裂です(笑)。
そんなブイシーな食堂で喰ったのは、野菜の旨味がスープに溶け出したあっさり味のちゃんぽんです。
これが500円でいただけるのですから、ありがたいですよね。
ごちそうさまでした!
半島を横断するK12 で内陸に入り、西彼杵広域農道 へと繋ぎます。
これがまた走り放題で、遠慮なくマイペースで突っ走らせていただきました。
K43でR202に出たのですが、佐世保方面への道はいつも混んでいる印象があるため、高規格の有料バイパスである西海パールライン へと逃げることにします。
ここに限らず、海と島/半島とで複雑に構成される長崎県 は、地理的にトラフィックのボトルネックとなる箇所がいくつもあるんですよね。
青い海を渡り、西九州自動車道を佐世保三川内IC まで走って一般道に復帰、佐世保圏を大きく迂回する山間ルートで西へと向かうことにしました。
K53 は狙い通り交通量僅少、ヘアピンを重ねて標高を稼ぎ、山の上に出ます。
その先のK54 も同様の山間ワインディング・ロードで、午後のオープンエア・ドライビングを大いに楽しみました。
小さな世知原の町の先を起点とする広域農道/北松やまびこロード がまた、笑えるほどのド快走路。
沿道にも路上にも誰もおらず、何の遠慮も無く走ってるんですけど、大丈夫なんでしょうか(汗)。
K144→K61 と結び、大きなイチョウの木の下で小休止してから、広域農道の続きを田平まで走り切りました。
いやマジで、これは平戸までのベスト・ルートなんじゃないかと思います。
平戸大橋を渡り、川内峠 へと上がります。
峠と言ってもゴリゴリに走る山道ではなく、景観第一の丘陵路なのですが、短いながらとてもいいんですよね。
ススキが広がる草原を気持ちよく流し、パーキングから海を眺めました。
K19 を更に西へ走ると、やがて水色の巨大な橋が姿を現します。
西の果て、生月島 までやってきたのです。
道の駅「生月大橋 」に立ち寄り、改めてその生月大橋を下から眺めました。
強風が吹いているものの午後の陽射しはとても強く、気温は20度以上もあり暑いくらいです。
ここからGTの目的路のひとつである農免農道、生月サンセットウェイ を走ります。
断崖と海の風景は相変わらず素晴らしく、何度来てもまた来たくなる道のひとつなんですよね。
東京から直線距離でも1,000km近く離れた最西端の絶景路で、「やってきた感」に満たされながらボクスターを走らせました。
終点からK42を北に向かい、行き止まりの駐車場から大バエ灯台 へと歩きます。
凄まじい風に飛ばされそうですが、やはりここに立つことが必要なのです。
復路もまた、サンセットウェイを南下。
往路で見かけたカッ飛びバイクも既に撤収したようで、独りのんびりとマイペースで走り続けました。
さて、今日は生月島南部に宿を取っているのですが、その場所がよくわかりません。
カーナビに任せて小さな町並みに入ったものの、軽自動車でもギリギリな感じの迷宮路を案内されて一旦停止。
うちのカーナビ、郊外の快走ルートは得意なのに市街地で迷ってしまうあたり、オーナー・ドライバーの性癖をよく学習しているようです(汗)。
Googleマップのルート案内も同じなので途方に暮れていると、どこへ行くんだ、と通りかかったおじさんから声をかけられました。
で、説明するとおじさんは近くを歩いていたおにいさんを呼び止めて更に説明、するとそのおにいさんが自分のクルマで宿まで先導してくれると言うのです!
おじさんに礼を申し述べ、おにいさんの軽バンの後について走ります。
ぐるっと大回りし、こんなん絶対にわからんやろレベルの狭い道や急な坂を経由して、宿の手前に到着することができたのです。
Uターンして戻るおにいさんに心からお礼を言って、宿のおばちゃんに聞いた駐車場にボクスターを駐めました。
しかし帰り道がわからんな・・・と思いつつトランクから荷物を出していると、そんなオッサンの困り顔を見かねたのか、近所のおねいさんが声をかけてくれ、大通りに出るルートを教えてくれたのです。
いやもう、みんなどうしてそんなに優しいの(涙)。
親切な皆さんの善意があって、ここまで来ることができたのです。
この感謝を忘れずにいようと思います。
「民宿しゅん 」は、典型的な昔ながらの漁師民宿。
宿のおばちゃんはとても明るく元気で、何かと声をかけ話をしてくれました。
通された2階角部屋の6畳間は、寝ながら引っ張れるように蛍光灯のヒモが延長されている時点でもう合格です(笑)。
小さな風呂で旅の汗を流し、部屋でゴロゴロしているうちに階下から「ご飯できたよ~」の声。
仏壇の前の大広間に胡坐をかき、京都と熊本から来たというおばちゃん二人と宿のおじちゃん&おばちゃん、私の5人で一緒にいただきました。
おじちゃんの解説によれば、皿に盛られた刺身はヒラマサ、ウルメイワシ、アジ、マダコ、そして高級魚と言われるスマガツオ。
刺身だけで明らかに2人前以上はあるのですが、その脇を固めるヒラメのあら煮、アジフライ、ヒラマサの一夜干し、生月製のかまぼこ、漬物、酢の物、酢豚に煮玉子にカニ汁と、とにかくすんごい量なのです。
魚はすべて生月の海でおじちゃんが獲ってきたり仕入れたりして、自分で調理しているとのこと。
炊き立てツヤツヤのごはんも自家製で、都度精米しているというのですから恐れ入ります。
で、初めて喰ったスマガツオを筆頭に、どれもこれもめちゃくちゃ旨い!
さすがに喰いきれず残してしまいましたが、楽しく話をしながら囲む食卓は最高でした。
本日の走行距離は、297km。
走行時間は6時間32分、平均速度は47km/h。
平均燃費は、10.9km/lでした。
旅も終盤、明日の夜はGT最後の宿に泊まることとなります。
願わくばあと1週間ぐらいは走っていたいのですが、そういうワケにも行かないので(←当たり前だ)、悔いなく楽しく走りましょう!
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九州グランド・ツーリング6:くじゅう、阿蘇
https://wind-and-light-bxtr.blog.ss-blog.jp/2023-12-09
旅の空はスカッと快晴、大分県は三船温泉の朝。
drive/touring
wata
2023-12-09T22:10:02+09:00
三船温泉の朝。
気温は3度まで下がったとのことで、ボクスターは夜露でびっしょりです。
寒さに震えながら風呂に向かい、たっぷりと温まったら朝食です。
これがまた旨く、朝っぱらから豚の焼きしゃぶ風陶板焼が付くなどボリュームも満点。
温泉、部屋、食事、料金、そしてホスピタリティと、いずれも素晴らしい宿でした。
いつかまた九州を走る際には、もう一度お世話になりたいと思います。
K30からK669 に入り、乾いた屋根を開け放ちます。
抜けるような青空を背景に聳えるくじゅう[九重/久住]連山の姿は最高で、阿蘇ほどメジャーではないものの、その景観は比肩しうるレベルにあると思いました。
高原を快走し、大野川上流広域農道→久住飯田南部地域開発農道 と結んで北に走ります。
林間の2車線路には誰もおらず、2速⇔3速で走り放題なのです。
途中の水場 で小休止、湧き水をペットボトルに分けていただきます。
会社の健康診断で、1日2L以上の水を飲むように言われてから意識するようになったのですが、そんなに飲めませんってば(涙)。
湯平温泉からK537を経て、K11 /やまなみハイウェイを南に走ります。
第一級の観光道路でメジャーにも程がありますが、平日なので空いてるだろうと考えて、久々に走ってみたのです。
森を抜けた先の高原や長者原の景色は「るるぶドライブ 」などでもおなじみで、やはり前走車が途切れることはほとんどありません。
景観も線形も素晴らしいのですが、そもそも走りに来ているのだから、走れない道を選んじゃイカンな・・・とつくづく思いました。
ブレーキを踏みっぱなしでコーナリングするという超絶ドラテクのレンタカーの後に続き(涙)、K45 で大観峰に到着。
ここ何回かはクルマと人の多さに手前で引き返していたのですが、今日は比較的空いていそうだったので、奥の駐車場から展望所 まで歩くことにしました。
この場所に立つと、超巨大な阿蘇のカルデラの姿がよく分かります。
数万年前とも言われる創世記の噴火は、どんだけ凄かったんでしょうね(汗)。
そんな絶景の空へと、タンデムのパラグライダーが飛び立っていきました。
望外に旨いメロン・ソフトクリームを舐め倒してから、リスタートです。
K12からK339 へと、外輪山の稜線上をトレースします。
流れは良いもののクルマもバイクもゼロではなく、センター・ラインはずっとオレンジのままなので、景色を眺めながらのんびりと走りました。
K23 でカルデラの中へと下り、R57沿道の「いわさき 」の駐車場に入ります。
平日の13時過ぎなのに並んでいるこの店は、阿蘇名物のあか牛丼が売りとの由。
15分ほどでテラス席に案内され、あか牛丼の大盛りを発注しました。
丼にはタタキ状態の牛肉が敷き詰められ、温玉ダブルと肉味噌がトッピング。
いや〜、旨かった。
さて、阿蘇山上に上がりましょう。
K111 /東登山道を登っていくと、ススキの草原地帯に出ます。
彼方には外輪山の壁、左手にはハードに侵食された杵島岳 、右手には妙にかわいい米塚 の姿。
他では決して見ることのできない、すんごい景色だと改めて思いました。
そのままK111を進み、観光客の皆さんが犇めく草千里浜 を無慈悲に通過し、有料の阿蘇山公園道路 で中岳を登ります。
阿蘇は何度も訪れていますが、ここまで来たのは初めて。
ボクスターを駐め、火口を見下ろす展望所まで歩きます。
火口と言ってもとにかくデカすぎて、大きく深い谷と言ったほうが近いかもしれません。
遊歩道には噴火警戒レベルのサインが示されており、周囲にはトーチカのような避難壕がいくつも設置されていました。
噴火したらシャレにならないよな・・・と、リアルに思わされるファシリティです。
K111 /南登山道を下ってR325まで出、熊本方面へと向かいます。
夕刻の渋滞を躱しながらリルートを続け、17時前に「菊南温泉ユウベルホテル 」に到着しました。
ここはウェディングも行われるようなホテルらしく、部屋は広いツイン・ルームで実に快適です。
シャワーを浴びて飯を喰いに外へ出、10分ほど歩いてR387に面した「カレー工房 ビストロ一甲 」に入りました。
ポークとチキンのカレーセットに、生ビールの中ジョッキ。
旨いカレーなのですが、ルーと比べて飯が少なく、大盛りにすればよかったと少々反省しつつもお代わりは何とか思いとどまりました。
セットにはドリンクもついており、食後のコーラで腹タプタプです(笑)。
宿に戻ってから浴衣で向かった温泉大浴場は、ホテル併設のそれとは思えないほどバカでかく、大いに寛ぐことができました。
本日の走行距離は、221km。
走行時間は4時間41分、平均速度は49km/h。
平均燃費は、11.1km/lでした。
気がつけば、もう6日目が終了してしまい、旅程も残り少なくなっています。
何かが狂ってるんじゃないかと思うほど時間の経つのが早いのですが、それはきっと、毎日が楽しすぎるからなのでしょうね(笑)。
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