岩手-秋田ツーリング：1 [drive/touring]
東北道を450km走り、岩手県/水沢ICでアウト。
気温は15℃ほどありますが、曇り空で肌寒く、ダウン・ジャケットを持ってきて正解でした。
奥州市内のエネオスでハイオクを満タンにし、セブン-イレブンでコーヒーを仕入れてスタートです。
まずはK8を東へ走り、K27を北上。
いずれもごく普通の空いている田舎道ですが、高速道路走行に飽きた身にはとても楽しく感じられます。
沿道にはあちこちに桜が咲いていますが、既に散り初めている木も少なくありませんでした。
その先を右折したR107は、無料の釜石自動車道と並行しているため、定説通りの走り放題。
右手の高架に列を成す大型トラックの姿にほくそ笑みを催しつつ、誰もいない元・幹線道路を気持ちよく走っていきました。
この付近まで来ると、東京で散り果てた桜があちこちで満開の姿を誇っています。
どうやらボクスターは、やっと桜前線に追いついたようです（笑）。
遠野の街を抜け、ここからしばらくはR340をフォローしながら北上山地を縦走していきます。
誰もいない山間の2車線路、周囲に緑は少なくまだ冬の様相ですが、もはや雪の気配はありません。
この時期、分水嶺を抱える奥羽山脈の山越えルートはまだ閉鎖されているところが多いのですが、北上山地はまったく問題なく走ることができるんですね。
信号も何もなく、マイペースで走り続けてR106との重用区間に出ました。
宮古方面に向かうこの道も長大なトンネルによるバイパス化が進んでいるため、もちろん旧道を選択。
閉伊川沿いのド快走路には、ボクスター1台しか走っていないのです。
いいんでしょうか？（→いいんです）
減りまくった腹を満たすべく、茂市の蕎麦屋「たからや」に立ち寄ります。
十割だというざる蕎麦と天丼のセットを発注、いずれも大変おいしくいただくことができました。
そういえば過去にもこの近くで蕎麦を喰ったような気がするな・・・と思って自身の前Blogを開いてみると、今から14年ほど前に同じ店で、同じざる蕎麦と天丼のセットを喰っていたことが判明。
店は改装されて大きくなっていましたが、それだけ繁盛しているってことですよね。
いつかまた、ここで同じセットを喰うことにしましょう（笑）。
ごちそうさまでした！
R106と分かれたR340でボクスターは再び針路を北に取り、山奥へと進んでいきます。
予報にない雨が降り出してきたため幌を上げて走ること暫し、快走2車線路は峠越えの1.5車線路となりました。
昔は離合にも難儀するほど険しかった押角峠は立派なトンネルでバイパスされていますが、その前後は今も未改良区間が多く残っており、みちのくの山深さを実感しながら走ることができます。
山を下りたところでR455と合流したR340は10kmほどで再び独立し、次の峠へと向かいます。
国境峠を越えて葛巻まで下ると、ようやく雨は止んでくれました。
更に北へと向かうR340と別れ、幌を下げてR281を東へ快走。
途中で「くずまき高原牧場」に立ち寄り、チーズ・ソフトクリームをいただきました。
チーズ味が濃くて、とても旨いです。
牧場を出て、K30を東に向かいます。
奥中山高原から田代平高原へと結ぶこの無人の県道は、山の中の1.5車線路とは言えとても走りやすく、2速でのワインディング・ランを大いに堪能しました。
K227を南に下り、岩手広域農道を独走するボクスター。
もはや無敵レベルの楽しさが続きます。
R282を越えて里山風景の中を走り、為内の一本桜に寄ってみます。
丘の上に立つ古い桜樹はその枝を大きく広げ、満開の花を風に揺らしていました。
いや、素晴らしい・・・。
逆光を浴びてなお、その存在感は際立っていました。
R282を10kmほど走り、「安比高原 森のホテル」に到着。
なかなか瀟洒なリゾート・ホテルといった趣で、例によっていちばん安いプランにしたのですが、部屋は広々とした10畳の和室を用意してくれました。
リモート・ワークをやっつけてから貸切の露天風呂で袋を大いに伸ばしまくり、レストランで釜飯つきのしゃぶしゃぶ御膳を生ビールと共にいただきます。
いやはや、大満足です。
さて、寝る前にもうひとっ風呂浴びてくることにしましょうか。
本日の走行距離は、776km。
走行時間は8時間58分、平均速度は88km/h。
平均燃費は、12.1km/lでした。
つづく。
-----------------------
遅い春を迎えた北東北に向かい、岩手県と秋田県を走ってきました。
わずか2泊のウィークエンド・トリップですが、よろしければおつきあいください！
気温は15℃ほどありますが、曇り空で肌寒く、ダウン・ジャケットを持ってきて正解でした。
まずはK8を東へ走り、K27を北上。
いずれもごく普通の空いている田舎道ですが、高速道路走行に飽きた身にはとても楽しく感じられます。
沿道にはあちこちに桜が咲いていますが、既に散り初めている木も少なくありませんでした。
その先を右折したR107は、無料の釜石自動車道と並行しているため、定説通りの走り放題。
右手の高架に列を成す大型トラックの姿にほくそ笑みを催しつつ、誰もいない元・幹線道路を気持ちよく走っていきました。
この付近まで来ると、東京で散り果てた桜があちこちで満開の姿を誇っています。
どうやらボクスターは、やっと桜前線に追いついたようです（笑）。
遠野の街を抜け、ここからしばらくはR340をフォローしながら北上山地を縦走していきます。
誰もいない山間の2車線路、周囲に緑は少なくまだ冬の様相ですが、もはや雪の気配はありません。
この時期、分水嶺を抱える奥羽山脈の山越えルートはまだ閉鎖されているところが多いのですが、北上山地はまったく問題なく走ることができるんですね。
信号も何もなく、マイペースで走り続けてR106との重用区間に出ました。
宮古方面に向かうこの道も長大なトンネルによるバイパス化が進んでいるため、もちろん旧道を選択。
閉伊川沿いのド快走路には、ボクスター1台しか走っていないのです。
いいんでしょうか？（→いいんです）
減りまくった腹を満たすべく、茂市の蕎麦屋「たからや」に立ち寄ります。
十割だというざる蕎麦と天丼のセットを発注、いずれも大変おいしくいただくことができました。
そういえば過去にもこの近くで蕎麦を喰ったような気がするな・・・と思って自身の前Blogを開いてみると、今から14年ほど前に同じ店で、同じざる蕎麦と天丼のセットを喰っていたことが判明。
店は改装されて大きくなっていましたが、それだけ繁盛しているってことですよね。
いつかまた、ここで同じセットを喰うことにしましょう（笑）。
ごちそうさまでした！
R106と分かれたR340でボクスターは再び針路を北に取り、山奥へと進んでいきます。
予報にない雨が降り出してきたため幌を上げて走ること暫し、快走2車線路は峠越えの1.5車線路となりました。
昔は離合にも難儀するほど険しかった押角峠は立派なトンネルでバイパスされていますが、その前後は今も未改良区間が多く残っており、みちのくの山深さを実感しながら走ることができます。
山を下りたところでR455と合流したR340は10kmほどで再び独立し、次の峠へと向かいます。
国境峠を越えて葛巻まで下ると、ようやく雨は止んでくれました。
更に北へと向かうR340と別れ、幌を下げてR281を東へ快走。
途中で「くずまき高原牧場」に立ち寄り、チーズ・ソフトクリームをいただきました。
チーズ味が濃くて、とても旨いです。
牧場を出て、K30を東に向かいます。
奥中山高原から田代平高原へと結ぶこの無人の県道は、山の中の1.5車線路とは言えとても走りやすく、2速でのワインディング・ランを大いに堪能しました。
K227を南に下り、岩手広域農道を独走するボクスター。
もはや無敵レベルの楽しさが続きます。
R282を越えて里山風景の中を走り、為内の一本桜に寄ってみます。
丘の上に立つ古い桜樹はその枝を大きく広げ、満開の花を風に揺らしていました。
いや、素晴らしい・・・。
逆光を浴びてなお、その存在感は際立っていました。
R282を10kmほど走り、「安比高原 森のホテル」に到着。
なかなか瀟洒なリゾート・ホテルといった趣で、例によっていちばん安いプランにしたのですが、部屋は広々とした10畳の和室を用意してくれました。
リモート・ワークをやっつけてから貸切の露天風呂で袋を大いに伸ばしまくり、レストランで釜飯つきのしゃぶしゃぶ御膳を生ビールと共にいただきます。
いやはや、大満足です。
さて、寝る前にもうひとっ風呂浴びてくることにしましょうか。
本日の走行距離は、776km。
走行時間は8時間58分、平均速度は88km/h。
平均燃費は、12.1km/lでした。
つづく。
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遅い春を迎えた北東北に向かい、岩手県と秋田県を走ってきました。
わずか2泊のウィークエンド・トリップですが、よろしければおつきあいください！
wataさん こんにちは。
見事に栃木花見ドライブのリベンジが出来ている感じで何よりです。
実は私も偶然ながら5月中旬に安比高原 森のホテル予約しております！
桜ではなく残雪と新緑目当てですけど。
お会いできていませんが、なんだかニアミスは続いていますね〜
しかし、この行程、私なら3泊で組むところですが。。。
2日目3日目も楽しみにしております。
by R39 (2024-04-23 23:05)
wataさん、こんにちは。
とてもタイムリーな記事をUPいただきありがとうございます。
私も今週末の帰省の途中に裏磐梯と盛岡周辺を走る予定で、
丁度今回走られたコースなど含め検索していました。
一番の目当てだった「八戸川内大規模林道」や「袖山高原」は
残念ながら冬季通行止めで無理そうなので、開通したばかりの
八幡平方面を走ろうかなと思っていたところでしたが、このルートも
なかなかよさそうなので、参考にさせていただきます。
後半も楽しみにしています。
by イエローサブマリン (2024-04-23 23:22)
R39さん、こんにちは。
はい、ちょっと強行軍かな～と思いつつ、2泊で行って参りました。
岩手には、超絶メジャーな花見スポットの北上展勝地や角館武家屋敷などがあるんですよね。
ですが、迂闊に近寄ると人混みや渋滞で悶死すること100%なので、私はいつものように独り寂しい山道を択んで走っています。
「森のホテル」はオフシーズンの最安プランで私でも泊れましたが、とても良い宿だと思いましたよ。
温泉はヌルトロ系で、オッサンの肌もムダにスベスベになりました（笑）。
みちのくは新緑も素晴らしいので、楽しんできてくださいね！
by wata (2024-04-24 00:01)
イエローサブマリンさん、こんにちは。
おぉ、これまたタイムリーですねぇ！
東北の冬期閉鎖山道は、ゴールデンウィークはおろか6月まで開かないことも少なくないんですよね。
八戸川内大規模林道、通称「大規模にも程がある大規模林道（？）」も、近隣の国道よりは開通作業は後回しになっていると思います。
とは言え、今回走ったR340などは走り放題のド快走区間が続きますので、是非ご検討ください。
ちなみに「開通したばかりの八幡平方面」は、一足お先に走らせていただきました（伏）。
by wata (2024-04-24 00:22)
こんにちは！
いつもお写真を見ていて気になっていたのですが、Wataさんはカメラとレンズは何を使用されていますか？
by Yuki (2024-04-27 20:26)
wataさん、こんにちは。
連休前のドライブ、ナイスタイミングでしたね♪
くずまき高原。少し前、通勤で利用する地下鉄の吊り革広告で岩手県がフューチャーされていて、くずまき高原の案内もありました。
どんな風なんだろう？と思っていましたが、長閑でトコトコ・ドライブするにも良さげなエリアですね。
チーズソフトクリームにかなり惹かれました。チーズソフト、宮城で食して以来お気に入りなんです(^^)
by YUMI27 (2024-04-28 21:17)
Yukiさん、こんにちは。
私は15年ほど前からマイクロフォーサーズ・システムを使い続けており、カメラもレンズもPanasonic/LUMIXがメインです。
現在、ツーリング時に携行しているハードウェアは主に以下のセットです。
LUMIX DMC-G5
LUMIX DMC-G8
LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.
LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 II ASPH. / POWER O.I.S.
LUMIX G X VARIO 35-100mm / F2.8 POWER O.I.S.
レンズは他にもいろいろ持ってますが、運用しているうちにいつの間にか上記3本に集約されました（笑）。
by wata (2024-05-03 23:45)
YUMI27さん、こんにちは。
今年の連休はツーリングに出られなかったので、実質的にこの2泊が「俺のGW」となりました（涙）。
くずまき高原、付近を走ったことは何度かあるのですが、とてもイイ感じの快走路が多いんですよね。
この牧場に立ち寄ったのは今回が初めてで、チーズ・ソフトクリームはなかなかのチーズっぷりでした。
YUMIさんも是非お試しください！
by wata (2024-05-03 23:50)