SSブログ

九州グランド・ツーリング2:大隅半島 [drive/touring]

神戸港を出たフェリー「たかちほ」は夜中でも揺れることなく、ぐっすり眠って6時に起床。

P1210410.jpg
一番風呂をいただき、後部デッキに出て早朝の海を眺めるのですが、風がめちゃくちゃ冷たくてビックリです。
今日は西日本の山沿いで雪が降る予報となっており、九州でも阿蘇周辺が危ない感じ。
ですが平野部は問題無いようで、宮崎には快晴の下で入港することになりました。

P1280020.jpg
P1280017.jpg
9時前に下船、市内を走って目的の「拉麺男[ラーメンマン]」に到着。
既に店は満席で、10分ほど待ってからカウンターに着くことができました。
この店は朝っぱらから営業しており、560円でラーメンが喰えるのです。
8年前に初めて訪れ、昨年はふるさと納税でも発注しているのですが、やっぱり旨い!
さっぱりとした半透明の豚骨スープに細麺が最高なんですねぇ。
艦内で朝飯を喰わずにいた甲斐がありました(笑)。

P1280025.jpg
P1210423.jpg
P1280034.jpg
P1280036.jpg
P1210425.jpg
P1280048.jpg
混雑する市街地を抜け、R220/宮崎バイパスを南下。
冬のような冷たい風が吹きまくっていますが、青空に並ぶヤシの木の画はもう完全に南国です。
一旦バイパスを離れ、K377で海沿いをドライブ。
輝く太陽に海が青く、素晴らしい景色に思わずボクスターを停めました。
R220に復帰、交通量はあるものの流れはよく、快晴のシーサイド・ドライブを堪能します。
そのままR448へとスイッチ、トラフィックの激減したワインディングでボクスターにムチを入れ、ド快走。
再びR220との重用となる鹿児島県志布志付近は街中を走ることになりますが、その先でもう一度単独となったR448は、ヤバいくらいの走り放題路となるのでした。
大隅半島東岸のワインディングを独占する、青いボクスター。
内之浦の町を除けば人家もクルマもほぼ皆無で、あまりの走り放題っぷりにアタマがパーになりそうです(←いや、なってるかも)。
すんごい橋梁や長く続く登坂車線など、実際の交通量からは考えられないほどの整備っぷりなんですよね。
ドライブ好きの方は是非一度、走りに来ていただきたいと思います。

P1280065.jpg
DJI_0315.JPG
パーになったアタマを元に戻そうと、国道を離れて雄川の滝に立ち寄ります。
が、駐車場から下った先にある展望所は、滝を上から見下ろす位置にありました。
確かに迫力はあるのですが、いまいち良く見えず、しかも下方には滝壺の正面に別の展望台があるではないですか。
ここからは降りることができないと知って肚が立ち、10kmほど迂回して川沿いの狭い道に出て、駐車場から歩くことにしました。
アップダウンの遊歩道をヒイコラ言いながら歩くこと15分、眼の前に現れた滝の景観は素晴らしいの一言。
円形劇場のような碧い滝壺に落ちている滝は断崖のてっぺんからだけではなく、壁のあちこちからも白糸の滝のように水が噴いているのです。
いやいや、ここまで来た甲斐がありました。

P1280067.jpg
P1280074.jpg
ヘトヘト状態で駐車場まで戻り、リスタート。
時刻は16時前、このまま北上して鹿屋にある宿へ向かっても良かったのですが、オッサンは負けじとK68で大隅半島中央部を南下します。
午後の太陽が届かない山間のワインディングを2速⇔3速で走り続け、そのままK74へと繋いで錦江湾側に出ました。
いやはや、日没に間に合った。
この小さな漁港はR269の始点、あるいは終点で、この先にもう国道はありません。
ここから針路を北に取り、錦江湾を左手に見ながら日没まで30分間のサンセット・クルージングを楽しむためにやってきたのです。
いつの間にか雲が出ており、望んでいた日没を見ることはできませんでしたが、それでも湾の向こうに浮かぶ開聞岳のシルエットを眺めながらのドライブは、最高の体験でした。

P1280091.jpg
DJI_0340.JPG
P1280098.jpg
P1280099.jpg
根占の辺りから交通量の増えたR269を淡々と北上し、18時過ぎに鹿屋市内の「ホテル太平温泉」に到着。
朝食付き6,000円のプランが全国旅行支援で2割引、更に電子クーポンもついていてありがたい限りです。
で、晩飯は宿から10分ほど歩いた商店街にある「とんかつ竹亭」で喰いました。
人のいない街中で、この店だけ大賑わいの満席状態。
4組ほど待ってありついた1,400円の上ひれかつ定食は、東京では倍の値段でも喰えないだろうと思わされるレベルの旨さでした。
ごちそうさまでした!
宿に戻って風呂に入ります。
温泉プールでガキがはしゃぐような日帰り客中心の施設ですが、それでも大いに手足袋を伸ばすことができました。


本日の走行距離は、314km。
走行時間は6時間20分、平均速度は51km/h。
平均燃費は、10.4km/lでした。

九州初日は天気にも恵まれ、大満足の1日となりました。
明日のドライブも楽しみです!

P1280089.jpg

nice!(9)  コメント(4) 
共通テーマ:自動車

nice! 9

コメント 4

makoto

wataさん、こんにちは。
5年程前に同じようなルートを走っております。懐かしいな…
佐多岬までは行かれなかったんですね。ブログを見させて頂き、無性にツーリングに出たくなり、困っております(笑)。
目の毒(失礼‼)ですが、これからもしっかりと拝見させて頂く所存です。よろしくお願い申し上げます。
by makoto (2023-11-30 12:11) 

wata

makotoさん、こんにちは。

いやもう、ご同慶の至りじゃないですか(笑)。
沿岸のワインディングをマイペースで走り続けるのは都市部では不可能ですから、その意味でもこのルートは本当に素晴らしいと思いました。
佐多岬にも行こうかと思ったのですが、それよりも錦江湾沿いのサンセット・ドライブを選んで良かったと思っています。
読むと走りに行きたくなるBlog、と言ってくださるのは大変光栄&嬉しいことですので、これからもそう思っていただけるように頑張ります!

by wata (2023-11-30 20:08) 

kami

wataさん、こんにちは。

ご無沙汰しております。(伏 
お~!R448~k68と走られましたね!!帰省した時の散歩道です!
大した距離ではないですが、R448は柏原から南側は交通量皆無の快走路なんですよね~(笑
k68も吾平(アイラ)方面から行くと、ちょうどいい感じのワインディングです。この暮れに帰省を予定していますので、また散歩するつもりです。但し、犬がいるのでワゴン車ですが・・・。(M4で帰りたい・・・涙
とんかつ竹亭・・ここ何年も行ってませんが、美味いですよね~ボリュームもあって。この帰省ではかつ満佐(妻はこちら派)に行く予定です。(笑
錦江湾のサンセットは見たことがないかもしれません。なにせ飲方(のんかた)の準備を始める時間なもので。(笑
大隅半島まで足を運ぶのは中々難しい中、GTで走って頂くのは毎回とてもうれしい気持ちになります。是非またいらして下さい!(←どのこの回し者?

佐多岬で待ってます。。。(謎



by kami (2023-12-02 09:49) 

wata

kamiさん、こんにちは。

はい、久しぶりにkamiさんのシマを荒らしてしまいました(笑)。
薩摩半島に比べれば観光資源などは少ないかもしれませんが、それだけに大隅半島南部の走り放題っぷりはハンパないですよねぇ。
沿岸部も内陸部も自分の走りたいペースで走れますし、山の風景も海の景色も最高でした。
走りに没入できるという点においては、大隅半島は九州で一番のドライビング・ゾーンだと思っています。
竹亭に限らず、鹿児島には旨いトンカツの店がいろいろあるんですよね。
かつ満佐もチェックしていたのですが、営業時間が昼のみでしたので、次回以降の課題としておきます。
次回は佐多岬まで行きますので、ガジュマルの木の下にBMW・M4を駐めて待っていてくださいね!(笑)

by wata (2023-12-02 18:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。