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GT2020-2:紅葉の信濃路を、妙高へ [drive/touring]

岐阜県の山奥、濁河温泉。

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朝6時に起き出して露天風呂に向かうと、5時から浸かっているという松さんを始め、既に何人もがすっかり茹で上がっていました(笑)。
空は薄曇りで放射冷却を免れたためでしょう、覚悟していたほどは寒くありません。
アユの干物や朴葉味噌などの郷土色豊かな朝飯をガッツリ喰って、チェック・アウト。
クルマに朝露は降りておらず、すぐにボクスターの屋根を開けることができました。
7台で来た道を9台で戻り、途中の駐車帯でお別れです。

幹事長のShimaさん、同道いただいた皆さん、どうもありがとうございました。
天気も走りも温泉も素晴らしかったのですが、何よりもやはりメンバーが最高なんですよね。
いずれまた、一緒に走りましょう!

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ボクスターは独りR361を北へと向かい、高根乗鞍湖でK39へと右折。
誰もいない峠道を、強めのアクセルでぐんぐん上っていきました。
野麦峠を越えると、道は紅葉から落葉へとそのステージを変えていく森の中を下っていくようになります。
黄金色のマツの葉はとてもキレイなのですが、路面に溜まってりゃタイヤは滑りますし、屋根を開けてりゃ車内にガンガン入ってきます。
くれぐれもご注意ください(←経験者)。
山を下りて北上するK26は、梓川に沿った快走路。
徐々に標高も下がっているようで、R158との交点に水を湛える梓湖の周辺は、紅葉がピークを迎えていました。

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松本から安曇野、信濃大町方面への北上は、リエゾンと割り切るしかありません。
それでも多少なりとも走りや風景を楽しむべく、なるべく山沿いのK25→K306を走りました。
信濃大町でガソリンを満タンにしますが、昼時ではあるもののガッツリ朝飯のおかげで腹は減っておらず、このまま走り続けることに決定。
街を離れK394に入ったところで他車の姿は消え、ボクスターはようやく加速を開始します。
緩やかなアップ&ダウンと連続ターンとのコンビネーションをやっつけながら、山間のK497を快走し続けました。
幹線路のK31を経て、K36で戸隠方面に向かいます。
山の稜線を走る県道からは、紅葉の向こうに雪化粧を始めた北アルプスの稜線が良く見えて、実にいい気分です。
脇見運転をしないように気をつけながら、ハードなダウンヒルを経てR406/鬼無里[きなさ]に出ました。

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ここから戸隠へのK36は狭く曲がりくねった山道なのに、今日はクルマやバイクが多く走っています。
眠気を誘発させられるほどの危険なペースで走る前走車のケツをさんざん舐めさせられてようやく戸隠エリアに入るも、ちょっとした渋滞が起きるほどのクルマの量にビックリ仰天です。
晴天の週末、紅葉シーズン、GoToトラベルキャンペーン。
3つの条件が重なっていることをすっかり忘れていた私、本日この場を以ってルート隊長の職を辞する覚悟でUターンを切りました(涙)。
K506/戸隠バードラインも多数のクルマでペースは上がらず、狭く交通量僅少のK404で、ようやく戸隠エリアを脱出することができたのです。
K119で黒姫高原を気持ち良く走り、県境の関川を渡って新潟県に入ります。
宿は近いのですがまだ時間もあるため、残る紅葉を探しにK39で妙高笹ヶ峰まで上ってみることにしました。
森やゲレンデの中を行く九十九折れの道をぐんぐん駈け上がり、笹ヶ峰高原に到着。
紅葉はほぼ終わっており、曇り空の下、冬の訪れを感じさせる風景が拡がっていました。

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来た道を引き返し、宿へと向かいます。
赤倉温泉から更に山を上り、燕温泉「燕ハイランドロッジ」に到着しました。
さっそく風呂に入りましたが、露天風呂は冷泉で、その水温は21~25度とのこと。
真夏はプール感覚で気持ちいいのかもしれませんけど、この時期に入るのは水責め拷問にも等しいレベルだと思われます。
熱い内湯と交互に入ると良いというのでトライしてみましたが・・・、いやもう、ガチで冷たくて入れないっつーの(涙)。
17時頃、クルマ仲間のYubaさんとIsseiさんが宿に到着。
ひょんなことから明日一緒に走ることになった3人で同じテーブルを囲み、晩飯を喰います。
2人は早朝に東京を出て野反湖や毛無峠などの山ン中を、所により積雪路をも越えて走り回ってきたと言いますから、もはや同じニオイしかしませんね(笑)。
食後もクルマ話やドライブ話などで大いに盛り上がり、解散後はもう一度風呂(内湯)に浸かってから自身の部屋に戻ります。
明日は朝から晩まで雨の予報。
少しでも好転してくれることを願いつつ、布団に潜り込みました。


本日の走行距離は、262km。
走行時間は5時間33分、平均速度は49km/h。
平均燃費は今日も悪くて、9.7km/lでした(涙)。

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suite-spiral

先日はお疲れ様でした。

ルート隊長の職を辞するなど、とんでもない。ど真ん中touringのルーティングにおいて、現地の土木事務所にまで問い合わせ頂くほどの完璧なプランのお蔭で、第一回以来となる全メンバー参加のtouringが愉しめました。

day2の離脱を織り込んだ上で、初日に1.5日分のステージを盛り沢山ご用意頂いたのだと思えるほどでした(笑)

私も例の手引きのために、先頭で引っ張っている時に別の交信で神経を使いましたが、主役の方が変装して登場するとは聞いておらず、その怪しい装いに、グルだった私も引いてしまったことは内緒です(笑)

day2の御岳湖沿いのブラインドコーナーを既にいいリズムで駆け抜けたblack spyder とのランデブーが楽しみですね。

シーズン終いはまだ先ですから、また走りましょう!
by suite-spiral (2020-11-12 22:08) 

wata

suite-spiralさん、こんにちは。

こちらこそ、どうもありがとうございました!
2日目は先に抜けてしまいましたが、それでも本当に楽しかったです。
今回の戸隠のように私独りならともかく、初日のルーティングは皆さんのDS[Driving Satisfaction;運転満足度(←そんな言葉あるのか?)]がかかっていましたので、珍しく事前に下調べをしておりました。
その過程で鈴蘭スカイラインの通行止め情報を知り、管轄の下呂土木事務所に電話で確認した次第です。
「復旧は未定」との回答でしたけどね(涙)。
結果、自身のDSも大いに高まったドライブとなりましたが、それはルートだけでなく、皆さんと一緒に走ったからだと思いますよ!

by wata (2020-11-13 18:06) 

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