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ドライビング・チェック [general info]

勤務先の会社が提携している自動車学校で、ドライビング・チェックを受けてきました。

18歳の秋、栃木県でいわゆる「合宿免許」で自動車免許を取得してから、早36年。
現在に至るまで7台のクルマで概算60万kmほど走らせてはいるものの、免許取得以来、自身の運転を第三者に評価してもらったことは一度もありませんでした。
ちなみに私はこれまで9回ほど捕まっており、週2回の速度違反で累積15点→180日の免許停止処分となった際には2日間ミッチリと講習を受けたとは言え(汗)、それでも座学やシミュレータのみ。
現状、仕事でクルマを使うことはほとんどありませんが、これはいい機会だと考えて、社用車運転資格取得の一環であるドライビング・チェックを受講した次第です。

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指定の日時に自動車学校へと赴き、教習車のトヨタ・カローラ・アクシオ(RHD/CVT)の助手席に指導員の先生を乗せて出発します。
混雑する2車線の国道や見通しの悪い住宅街、バス路線にもなっている商店街など、トラップ満載のルートを30分ほど走りました。
一旦出発地に戻り、ここまでの講評を聞いてからリスタート。
指摘事項に注意しながら別のルートを走らせてドライビング・チェックは終了、結果は後日、メールにて通知してくれるとのことでした。

・・・で、数日後に来着した通知が、コレです(汗)。

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4段階で評価する39のチェック項目のうち、「良」が27、「可」が9。
最低評価の「否」はなかったものの、「やや否」を3つも頂戴してしまいました。
結果、総合評価は「89点/B」となり、90点以上のA評定を取ることはできなかったのです(涙)。

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「やや否」
■進路変更の時期、方法は適切か(合図・確認)
■ウインカーのタイミングは遅れていないか
■停止位置は適切か(信号停止・前車との間隔)

「総評」
約30年の運転経験から様々な状況に対し概ね安定した運転が出来ている。課題として進路変更や右左折時における合図の遅れ、停止時の車間距離不保持、右左折時の寄せの甘さ等が見受けられたが後半には改善。現状の運転を過信せず今回のような研修をきっかけに自己の運転を見直し、他社員の模範となる運転を継続してほしい。

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このドライビング・チェックで、私はレーン・チェンジや右左折の際にウィンカーを出すタイミングが遅いということがわかりました。
道路交通法では車線変更の3秒前、右左折の30m手前にウィンカーを出すよう決められており、当然ながら教習所でも習っているハズなのに、完全に忘れているんですねぇ。
講習当日は普段よりも早めに合図するように心がけていながら、この有様なのです(汗)。
また、信号などでの停車時には前のクルマに寄りすぎており、かつ右左折時の「寄せ」が足りないとのこと。
当日の講評でも、例えば交差点で左折する際は左ウィンカーを早めに出し、グッと左に寄せて停車/走行することにより、自転車やバイクの巻き込みを防げると先生から伺って、今更ながら成程と思いました。
以前、交差点を左に曲がろうとしたら、チャリがボクスターの左に突っ込んできて危機一髪!・・・ということがありました。
しかしながら上記のような対応をしていれば、チャリの突進をブロックすることができたんですね。
その時はチャリに肚を立てていましたが、悪いのは自分だったのだということに改めて気づかされました。

今回、自分の運転をプロに診てもらったことにより、30年以上も気づいていなかった自身のウィーク・ポイントを初めて知ることができました。
私のクルマ・ライフは楽しく走ることを第一義としていますが、それはもちろん、根底に安全があってのこと。
いただいた指摘事項を改善するだけでなく、今一度、セイフティ・ドライブを心がけて、ボクスターを走らせていこうと思っています。

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roygbiv

いつもブログを楽しく拝見している者です。
このチェックシートはトヨタソリューションですね。
89点はかなり良い方だと思います。
ただこの評価コメントはかなり上から目線と感じましたw

by roygbiv (2020-09-12 22:05) 

Texas

Wata様こんにちは。
いつも楽しく拝読しております。

教習所の教官にではありませんが、知人に自分の運転を見てもらったところ、交差点で曲がる際のウインカーが遅いといわれてしまいました。
私も第3者からの視点は大切だと感じました。

交差点で左に曲がる時に左に寄せてバイクや自転車をブロックするというのは確かに教わりましたが、それでも無理やり強行突破しようとする輩(笑)がいて、当て逃げされたらいやなのでそこまで間は空けていません。あまり左に寄せすぎると釘なんかも踏みそうですし…汗
by Texas (2020-09-13 06:48) 

忠

こんにちは。

こういうサービスもあるんですね。それと70歳以上になると免許の更新の時に高齢者講習らしきものがあるんですね。お金も時間も自尊心の危機もかかって来るようです!僕は5年後です。
父親が軽度の認知症になった時に運転する・しないで大変だったことがありますので、今から・運転できなくなったらやめる(当たり前ですが)・80歳になったら免許証は返納する、と宣言しています。
まぁその時に認知症でそんなことを忘れているかもしれませんがそこまで責任は持てませんが・・・・。
by 忠 (2020-09-13 17:18) 

wata

roygbivさん、こんにちは。

温かい慰めのお言葉、ありがとうございます(涙)。
満点は無理だとしても、90点ぐらいは取れるんじゃないかと密かに期待していたのですが、そう甘くはありませんでしたねぇ。
この手のコメントは定型文を使うんだろうと思っていましたけど、そうではなくてキッチリ書いてくれているんですね。
ありがたく、ドライビングの糧とさせていただきます(笑)。

by wata (2020-09-13 18:23) 

wata

Texasさん、はじめまして。

アクセス&コメント、どうもありがとうございます!
仰る通り、自身の行動を第三者に見てもらうことは大事ですよね。
ただ、自分が「左折ブロック」をできていないのは、何となくわかっていました。
恐らく、山道を走る際のアウト・イン・アウトが身についちゃっているのだと思います。
私はあまり街中を走らないので、交差点を曲がるよりも、ワインディングでコーナーを曲がる回数のほうが多いですからねぇ。
もちろん、そんなことは理由になりませんけどね(汗)。


by wata (2020-09-13 18:39) 

wata

忠さん、こんにちは。

そうですね、この自動車学校にも高齢の方が何人か来ていました。
私は今年で55歳になりますけど、いつまで運転できるんでしょうねぇ・・・。
高齢者講習はあくまで「講習」であって「試験」ではないようですが、このまま高齢者による事故が減らないようであれば、私が受講する15年後には試験になっているかもしれません。
或いはその頃には自動運転車が普及しており、運転免許制度そのものが廃止になっている可能性も・・・ないか、やっぱり(汗)。

by wata (2020-09-13 18:55) 

NOBU

NOBUです。

僕は3年程前(車の免許取得から24年後)にバイクの免許を追加取得したのですが、バイクの免許を取ったことよりも教習所の検定に合格するレベルの超安全的確な運転方法が再認識できたことの方が収穫でした。またバイクの立場になると車が如何に危険な物体であるかもわかりました。因みに一時停止や左折時の左寄せは完璧に行っていますがウインカーを早く出しすぎて1つ手前の小道に入ると誤認されその小道から車が出てきて危なかったことがあります。

自分的にはパトカーや白バイのような運転んを目指しております!
by NOBU (2020-09-14 10:34) 

山本幹夫

wataさん こんばんは  数回の速度違反、昔は随分とヤンチャしてたんですね。(笑) 私も同じくらい交通違反してますが、全て仕事で移動中のときです。 やはり気持ちにゆとりを持たないとダメですね。 免許更新時の優良者講習の方々が、羨ましいです。(笑) 先日、2車線の国道を走行中、ウインカーなしで車線変更され、間一髪急ブレーキで回避しましたが、Boxsterでなければ接触してたかもしれません。その車、ゴメンナサイハザード出してましたので、サイドミラーの死角に入っていたのかもしれません。Boxsterも、斜め後ろの視界は悪いので自分も気を付けようと思った出来事でした。


by 山本幹夫 (2020-09-14 20:42) 

wata

NOBUさん、こんにちは。

初めて免許を取得する際と違って、30年以上も走ってから教習を受けると、実社会との乖離に改めてビックリさせられます。
ウィンカーについても仰る通りで、前のクルマが超早めにウィンカーを出しながら直進を続けていたりすると、思わず「曲がらんのかいっ!」とツッコみたくなってしまいます(汗)。
私としては、特にパトカーや白バイのような運転を目指してはいませんが、ボクスターに赤色灯とサイレンを積んで爆走してイイのであれば、無論、吝かではありません(笑)。

by wata (2020-09-14 20:50) 

wata

山本幹夫さん、こんにちは。

過去、特に30代の履歴を振り返ってみると、我ながらホントに情けないです。
四国ツーリングの際に往路と復路で捕まって15点を叩き出したり、免許更新の帰り道にネズミ捕りにやられたり、もうアホ丸出しだと思います(涙)。
私もボクスターでは斜め後方のクルマに気づかず、その前に出て危ない目に遭わせてしまったことがあります。
雨天で幌を上げていたせいもありますが、いずれにせよ悪いのはボクスターではなく、確認を怠ったドライバーの私なんですよね。
はい、改めて気をつけようと思います。

by wata (2020-09-14 21:04) 

Dion

面白いですね。私も受けてみたいです。
私は一般道では早すぎるぐらい早めにウインカーを出して、左折時は巻き込まないよう、すり抜けるなオーラを出していますが、最近のスポーツタイプの自転車が怖いですね。
判定Bの方がより気をつけようと言う気持ちになるので良いのではないでしょうか。
判定Aだと慢心してしまいます。(笑)
by Dion (2020-09-14 21:19) 

wata

Dionさん、こんにちは。

今回はたいへんお恥ずかしい結果となってしまいましたが、それでも受けて良かったと思っています。
過去の経験に基づき(汗)、受講時に特に意識していたのはスピードで、速度標識とスピード・メーターをこれほどまでに見ながら走ったことはありませんでした(笑)。
ウィンカーについても早めに出していたつもりなのに、それでもダメだったってことは、普段はよっぽど遅いってことなんですよねぇ(涙)。
私もDionさんを見習って、「すり抜けるなオーラ」を出しまくろうと思います!

by wata (2020-09-14 22:02) 

ラビー

普通に運転してるのと、こういうチェックの判定は、
違うんだろうな~と思いますが、
Aに1点届かずっというのが、うん、そんな感じなのかなっと思ったり。(忠実に全員がやったら、渋滞とかイロイロモゴモゴ・・
運転担当の主人も、斜め後方の死角は、本当に怖いよっと言います。
私は、あれも怖い、これも怖いっと、ハンドル握らなくなりましたが・・・。70歳になって、免許更新時の実技・・・ペーパードライバー講習が先か、返納を決めるか・・・です(汗
運転しないので、免許はずっとゴールドです(怖いな~
by ラビー (2020-09-14 22:58) 

wata

ラビーさん、こんにちは。

Aに1点届かずっというのが、うん、情けないですねぇ(涙)。
実際の交通環境下でA評定の運転を100%厳守できるものとは思えませんが、基本のルールを改めて知ることができたのは、収穫だったと考えています。
ラビーさんはゴールデン・ペーパー・ドライバーとのことですが(そんなのあるのか?)、運転しないのであれば更新しないってのもひとつの選択肢だと思いますよ。
その頃には自動運転技術が進んでいて、「おいしいもの食べたい!」と言うだけで、クルマが何百km先へでも連れていってくれるようになってますから(笑)。

by wata (2020-09-15 19:05) 

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