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レヴィテック・パワーショット [maintenance]

2022年3月、通算26回目のエンジン・オイル交換と合わせて、「レヴィテック・パワーショット」を投入してみました。

ドイツのレヴィテック社が開発&生産するパワーショットは、エンジン・オイル添加剤のようですがそうではなく、エンジン内部のコーティング剤だとのこと。
摺動部金属面の細かいキズを埋めて平滑にするよう設計されており、オイルはあくまで運び役なのだそうで、故に施工後はオイルを交換しても効果が持続すると言います。
ボクスターが積むMA122型2.7リッター水平対向6気筒DFIエンジンは20万kmを目前にしても至って快調で、そのパフォーマンスやフィーリングに陰りはなく、燃費の悪化やオイル消費の増加などの経年劣化症状も見られません。
なので、これまでと同様、エンジンに一番大切な「楽しいドライビングと定期的なオイル交換」を続けてりゃ大丈夫だろとも思うのですが、プラスアルファのエンジン保護と長寿命化に期待して、パワーショットを入れることにしたのです。

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エンジン・オイルを交換し、通常運転温度となるまで走らせたボクスターに、Amazonで購入した「パワーショットL(250ml)」をシェイクしまくってから投入。
低くマウントされたエンジンまでは距離があるので、液体金属のように高濃度のパワーショットが流路のパイプに付着して残らないよう、すすぎ用のMobil1も少量流し入れました。
説明書によれば、投入後に15分間程度、「高回転、高負荷で走らせると効果的です」とのことなので、摺動部に焼き付けるようなイメージなのかもしれませんね。
そんなワケで、高回転を心がけて首都高を20分間ほど走らせましたが、トラフィックを妨げないペースで2速のまま走り続けるのは、なかなかにエキサイティングな体験ではありました(汗)。

パワーショットの投入後、ボクスターを3ヶ月/6,500kmほど走らせています。
今のところ、サウンドやバイブレーション、レスポンス、パワー&トルク感、エンジン・ブレーキの効きなどなど、明確に体感できる違いは特にありません。
参考までにドライブ/ツーリングの燃費データを集計してみたところ、現時点まで走らせた6,500kmの平均燃費は、10.7km/l。
投入前、2021年10月のエンジン・オイル交換直後から同等距離の燃費は10.2km/lでしたので、その差は0.5km/lとなりました。
たかだか6,500kmの集計ですから、これがパワーショットの効果と言えるかどうかは微妙ですが、わずか0.5km/lの改善であっても、6,500km走ればガソリン30Lほどの節約になりますから、やはり、塵も積もれば山となるんですよね(笑)。

冒頭に述べたとおり、レヴィテック・パワーショットは一発勝負のオイル添加剤ではありませんし、そもそも私のボクスターのエンジンは、快調にも程があるほど快調です。
私がこの製品に期待するのは、これまでにそれなりの距離を走らせ、またこれからも走らせるであろうエンジン内部の保護ですから、明確な効果測定はできないかもしれませんね。
設計通りの効能を発揮してくれれば、経年に伴う燃費の悪化やオイル消費の増加を低減してくれるはずなので、効果が持続すると言われる50,000kmほどを走らせてから、改めて振り返ってみようと思っています。

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AYA

こんにちは。以前乗っていたBMW Z4Mクーペでレヴィテック入れていました。
半年ほど気にしてましたが私も明確に違いは判らないままでした汗

これは余談になりますがヤフオクで中身は一緒の並行輸入?が売っていて安い時だと11,000円くらいです。
by AYA (2022-06-24 21:47) 

wata

AYAさん、こんにちは。

いやはや、ご同慶の至りです(笑)。
もう30年近く前、水のようにシャッバシャバなオイル添加剤を投入して、レスポンスが格段に良くなって感動した覚えがあります。
実際は、粘度が下がっただけなんですよね(笑)。
記事の通り、パワーショットは体感上の差がありませんでしたので、長期的な保護剤としてじんわり効いてくれることに期待したいと思います。
by wata (2022-06-24 22:19) 

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