房総ドライブ [drive/touring]
晴れて暖かな一日になるとの予報を受け、房総半島へと軽~く走りに行くことにしました。
既に渋滞の始まった東京湾アクアラインを抜けて、館山自動車道に入ります。
待ち合わせ場所の君津PAには、クルマ仲間のShimaさんが待っていてくれました。
1ヶ月ほど前にALPINAロードスターから買い換えたというポルシェ・ボクスタースパイダーとまだ一緒に走っていないことに気がついて、直前&ダメ元で声を掛けさせてもらったのです。
しばらく話し込んでから屋根を開け、トランシーバをセットし、真っ黒いスパイダーの後に続いてスマートICをアウト。
K163で鹿野山を目指すものの、先行する観光バスの運行を妨げないようにとの配慮から、2台は脇道に逸れました。
私が乗る2.7Lのボクスターと車両重量はほぼ同じなのに、排気量は1L以上大きく、パワー/トルクは110ps/140Nmも上回るスパイダー。
ハーフ・ウェット&タイトな上り左コーナーで軽くタイヤ2本分ほどのパワー・スライドを見せるその姿に、後続の私は慄き[おののき]を禁じ得ませんでした。
ちなみにShimaさん曰く、「朝から袋が縮みました」とのことです(笑→汗)。
ゴロゴロパンパン!と盛大なアフター・バーンを轟かせながら前を行くスパイダーを追って、いつものようにローカルな山間路のK88で半島を南下していきます。
ルート上はアクアラインの喧騒がウソのようにガラガラで、濃霧の戸面原貯水池に沿う屈曲路や、改良された「しいたけ村コーナー」を2台は次々とクリア。
265サイズのピレリ・P Zeroが蹴りだした砂礫がボクスターを襲い、ひとつふたつがドライバーの頭を直撃しますが、そんなことで怯んでいたらあっという間に引き離されてしまうので、お構いなしです(←構えって)。
道の駅「三芳村 鄙の里」で小休止。
ボクスターはフロント・グリルに落ち葉が入りまくる、スパイダーは金網を抜けて入り込んだ松葉が取れない、などと、お互いどうでもいい悩みを打ち明けあうのでありました(笑)。
以前は走り放題の快走路だった広域農道/安房グリーンラインも、最近ではクルマやバイクの往来が増え、時には驀進する観光バスの姿まで見るようになりました。
この日も、地元の方の農作業車と思われる軽トラが多く行き来していましたので、ある意味、本来の「広域農道」に戻ったのかもしれません。
彼らの車列に加わってノンビリと走り、トンネルを抜けて房総半島南端の海に出ます。
到達感に満たされるこの場所は、何度訪れてもいいもんですねぇ。
空は薄い雲に覆われていたものの、風もなく実に暖かで気持ちよく、それぞれのクルマのディテイルを見比べながら、オッサン・ロードスターズはこの海辺で小一時間ほども話をしていたのです(笑)。
長居に気がついて安房グリーンラインを戻り、K296を東に走ってK186を北上。
この道も短いながら変化に富んだ楽しいドライビング・ロードで、並行するR410との交点まで「走るスパイダー」を後方から存分に(かつ必死で)拝見させていただきました。
K34/長狭街道を東に向かい、鄙び感炸裂の外観が気になっていた沿道の蕎麦屋「きのや」に立ち寄ります。
開店と同時に並んでいた10名程度のお客さんと共に入店、座敷に上がり込んで胡坐をかき、Shimaさんは温かい鴨南蛮を、私はつけ鴨南蛮を発注。
妙に縮れている不思議な食感の蕎麦を濃いめの鴨汁にどっぷりと浸し、ワシワシと喰らいます。
とろり、とした蕎麦湯で残り汁もすべて平らげ、ごちそうさまでした!
まだ昼過ぎですが、今日はこれにて解散。
鋸南保田ICから館山道に乗り、京葉道路方面へと向かうShimaさんと木更津JCTで別れ、数時間後には阿鼻叫喚の大渋滞となるアクアラインをスイスイ走って家に帰りました。
本日の走行距離は、269km。
走行時間は4時間05分、平均速度は68km/h。
平均燃費は、10.2km/lでした。
Shimaさん、急なお声がけにも関わらず、応じていただきありがとうございました。
軽~いドライブでしたが、とても楽しかったですよ!
しかしですね、「まだ慣れなくて5割程度しか踏んでない」などの不穏当な発言はお控えください。
全面的に踏まれたら一緒に走れなくなっちゃいますので、このままずーっと慣れないでいてほしいと切に願っている次第です(汗)。
既に渋滞の始まった東京湾アクアラインを抜けて、館山自動車道に入ります。
待ち合わせ場所の君津PAには、クルマ仲間のShimaさんが待っていてくれました。
1ヶ月ほど前にALPINAロードスターから買い換えたというポルシェ・ボクスタースパイダーとまだ一緒に走っていないことに気がついて、直前&ダメ元で声を掛けさせてもらったのです。
しばらく話し込んでから屋根を開け、トランシーバをセットし、真っ黒いスパイダーの後に続いてスマートICをアウト。
K163で鹿野山を目指すものの、先行する観光バスの運行を妨げないようにとの配慮から、2台は脇道に逸れました。
私が乗る2.7Lのボクスターと車両重量はほぼ同じなのに、排気量は1L以上大きく、パワー/トルクは110ps/140Nmも上回るスパイダー。
ハーフ・ウェット&タイトな上り左コーナーで軽くタイヤ2本分ほどのパワー・スライドを見せるその姿に、後続の私は慄き[おののき]を禁じ得ませんでした。
ちなみにShimaさん曰く、「朝から袋が縮みました」とのことです(笑→汗)。
ゴロゴロパンパン!と盛大なアフター・バーンを轟かせながら前を行くスパイダーを追って、いつものようにローカルな山間路のK88で半島を南下していきます。
ルート上はアクアラインの喧騒がウソのようにガラガラで、濃霧の戸面原貯水池に沿う屈曲路や、改良された「しいたけ村コーナー」を2台は次々とクリア。
265サイズのピレリ・P Zeroが蹴りだした砂礫がボクスターを襲い、ひとつふたつがドライバーの頭を直撃しますが、そんなことで怯んでいたらあっという間に引き離されてしまうので、お構いなしです(←構えって)。
道の駅「三芳村 鄙の里」で小休止。
ボクスターはフロント・グリルに落ち葉が入りまくる、スパイダーは金網を抜けて入り込んだ松葉が取れない、などと、お互いどうでもいい悩みを打ち明けあうのでありました(笑)。
以前は走り放題の快走路だった広域農道/安房グリーンラインも、最近ではクルマやバイクの往来が増え、時には驀進する観光バスの姿まで見るようになりました。
この日も、地元の方の農作業車と思われる軽トラが多く行き来していましたので、ある意味、本来の「広域農道」に戻ったのかもしれません。
彼らの車列に加わってノンビリと走り、トンネルを抜けて房総半島南端の海に出ます。
到達感に満たされるこの場所は、何度訪れてもいいもんですねぇ。
空は薄い雲に覆われていたものの、風もなく実に暖かで気持ちよく、それぞれのクルマのディテイルを見比べながら、オッサン・ロードスターズはこの海辺で小一時間ほども話をしていたのです(笑)。
長居に気がついて安房グリーンラインを戻り、K296を東に走ってK186を北上。
この道も短いながら変化に富んだ楽しいドライビング・ロードで、並行するR410との交点まで「走るスパイダー」を後方から存分に(かつ必死で)拝見させていただきました。
K34/長狭街道を東に向かい、鄙び感炸裂の外観が気になっていた沿道の蕎麦屋「きのや」に立ち寄ります。
開店と同時に並んでいた10名程度のお客さんと共に入店、座敷に上がり込んで胡坐をかき、Shimaさんは温かい鴨南蛮を、私はつけ鴨南蛮を発注。
妙に縮れている不思議な食感の蕎麦を濃いめの鴨汁にどっぷりと浸し、ワシワシと喰らいます。
とろり、とした蕎麦湯で残り汁もすべて平らげ、ごちそうさまでした!
まだ昼過ぎですが、今日はこれにて解散。
鋸南保田ICから館山道に乗り、京葉道路方面へと向かうShimaさんと木更津JCTで別れ、数時間後には阿鼻叫喚の大渋滞となるアクアラインをスイスイ走って家に帰りました。
本日の走行距離は、269km。
走行時間は4時間05分、平均速度は68km/h。
平均燃費は、10.2km/lでした。
Shimaさん、急なお声がけにも関わらず、応じていただきありがとうございました。
軽~いドライブでしたが、とても楽しかったですよ!
しかしですね、「まだ慣れなくて5割程度しか踏んでない」などの不穏当な発言はお控えください。
全面的に踏まれたら一緒に走れなくなっちゃいますので、このままずーっと慣れないでいてほしいと切に願っている次第です(汗)。
2020-12-12 21:53
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コメント(8)
wataさんお誘いありがとうございました。
天気がよかったのでどこかに行こうか、年末の大掃除をはじめようか悩んでたとこでした。朝一のハーフウェットはやっぱり気を付けないと袋がいくつあっても足りませんね、、汗。年式も近いボクスターですがよく比べると細部に渡りいろんなところが違ってて新たな発見でした。また行きましょう。ちなみに来年の賀詞交換会はコロナなのでさすがに告知は自粛ということで。。
by Shima (2020-12-13 11:53)
>直前&ダメ元で声を掛けさせてもらった・・
大丈夫です!、今のshimaさんは(一応大掃除はじめようか悩んでいたとか言うかもしれんせんが・・)Newウエポンで走りたくてしょうがないはずで、wataさんに誘われなければ一人どこかをかっ飛んでいたはずです。(みんなで走ってても一人どこかへかっ飛んで行ってしまうのですが・・笑)
先日私も感じましたがやはりボクスターとスパイダーの動きは違いますよね~。shimaさんからすればアルピナロードスターに比べ下からのトルク・トラクションが違って踏みすぎてしまうのでは?
いずれにしろ危険な人に危険な物をもたせてしまいましたね・・(汗)
by つくばの松 (2020-12-13 12:57)
Shimaさん、こんにちは。
こちらこそ、一緒に走ってくれてありがとうございました。
そもそも独りで走ろうと思っていたのですが、ドライブと大掃除であれば、100対0でドライブの勝ちですよね(笑)。
しかしスパイダーのパワー&トルクは、強力すぎて取扱注意のレベルですねぇ・・・。
Shimaさんがスライドした同じ場所でアクセルを踏みつけても、ボクスターはビクともしませんでしたよ(汗)。
予備の袋をたくさん用意して、スリリングなドライビングを楽しんでくださいね!
なお、新年賀詞交歓会の件については了解です。
このご時世ですから、告知自粛も仕方ありませんね(涙)。
by wata (2020-12-13 20:56)
つくばの松さん、こんにちは。
そうですね、私もボクスターを買った直後は走りたくて仕方ありませんでした。
とは言え、6年経った今でもその気持ちに変わりはありませんけどね(笑)。
ちなみにShimaさんは、車列の真ん中にいても道を間違えて行方不明になるような人ですから、スパイダーになったことで更に遠くまで行ってしまうのではないかと心配です(汗)。
スパイダーとボクスターの動きは、やっぱり違うんですねぇ。
パワーもトルクも大幅に上回り、値段も倍近くしますから、違わなくちゃ困りますけどね(笑)。
by wata (2020-12-13 20:56)
〉ちなみにShimaさんは、車列の真ん中にいても道を間違えて行方不明になるような人ですから、スパイダーになったことで更に遠くまで行ってしまうのではないかと心配です(汗)。
物凄い勢いで左に(本人なりに自然に)旋回して逸れていくでしょうから、我々にとっての切実な憂いですが、速くいなくなるということは早く本線に復帰するということかもしれません(笑)
ど真ん中のとき、ラテラル・メンバー導入初期に出たというオーバーステア傾向は感じさせないドライビングでしたが(既にその特性に合わせてドライビングを変える対応をされていたのだと思いますが)、spyder の後ろで走ったとき、挙動の違いを実感しましたか? パワースライド以外で(笑)
by suite-spiral (2020-12-14 21:41)
suite-spiralさん、こんにちは。
いえ、かなり心配です。
スパイダーは爆音なので、道を間違えたShimaさんにクラクションを鳴らしても聞こえない公算が大です。
もちろん、あっという間にトランシーバの圏外に出ちゃうでしょうし、慌てて追いかけても追いつくことはできませんので、もはや諦めるしかないのです(涙)。
なお、私はスパイダーを走らせたことがないので、ボクスターとの挙動の違いはわかりません。
わかりませんが、前述の通り、同じワケがないと思いますよ(笑)。
by wata (2020-12-15 17:33)
そういえば、最近山ばっかりかも(笑
海も見たいなぁ。
ボクスターとスパイダーのツーショット、
「あ、スパイダー、エヘッて笑ってるし」などとどーでもいいことを思いながら読んでました。
やっぱりドライブは、すいてる道じゃないと、ですね。
by ラビー (2020-12-16 14:18)
ラビーさん、こんにちは。
このルートは、山間路をずっと走った先に海が待っているので、距離が短い割に到達感が強いんですよ。
房総半島と言えば海のイメージが強いのですが、海沿いの国道はクルマも民家も信号も多いため、すっかり走らなくなりました(笑)。
ボンネット先端に排熱口があるスパイダーは、確かに笑って見えますねぇ。
でも、この顔がバック・ミラーに映ったら、もはや笑ってる場合じゃないと思います(汗)。
by wata (2020-12-16 17:46)