ボクスターのエアクリーナー・エレメントを交換しました。
通算7回目、前回交換から約1年、28,600kmが経過しています。
指定交換サイクルは30,000km毎なので、ちょうどいい感じですね。
例によってリア・トランクの内張りを半分ほど剥がし、左側、右側の順でエアクリーナー・エレメントを引っこ抜きました。
いずれも固着気味だったのですが、特に右側はプライヤーを使うなどして全力で引っ張ってもビクともせず、交換を諦めようかと思ったほどです。
考えた挙句、ハウジングとボディ側との隙間にシリコン・スプレーを注入することで、何とか取り外すことができました。
いや~、参った(汗)。
外したエレメントは、純正品のペーパー・フィルター。
外気側には細かい砂埃が大量に溜まっているだけでなく、枯れ葉や虫なども引っかかっており、わけのわからない山道を走らされているボクスターの姿が目に浮かびます(笑)。
目視の限りでは埃などのエンジン側への侵入は認められなかったものの、外気をダイレクトに受ける構造上、やはりフィルタリング能力は万全にしておきたいところです。
純正エレメントのストックはもう1セットあるのですが、そんなわけで今回は、K&N製の湿式フィルター「E-0666」を再登板させることにしました。
装着前に、専用のオイルをフィルターへ塗っていきます。
ボクスター用としては今回が初の塗布作業となりましたが、金属製メッシュ・プリーツの山に端から端までオイルをチューッと出せば、内部のコットン・フィルターへほぼ満遍なく浸透していくことがわかりました。
15分ほど放置し、フィルター全体が赤く染まったことを確認してからハウジングに取り付けて、Oリング部にグリスを塗った上でボディ側へと装着します。
装着面にはシリコン・オイルを塗布しておいたので、次回はもう少しラクに取り外せることでしょう。
ちなみにK&Nは、通常使用での洗浄サイクルを50,000マイル(≒80,000km)毎と謳っています。
ま、そこまで引っ張るのも精神衛生上よろしくありませんので(笑)、次回も30,000km前後でメンテナンスしようと思っています。
タイヤ、エンジン・オイル、エアクリーナー・エレメントと、これで当面の交換作業が終わりました。
くるくるパーになりそうな暑さが続きますが、やっぱり走らせないといけませんね!