朝7時、館山自動車道/君津PA。
空は晴れていますが冷え込んでおり、外気温計は2℃前後を指しています。
先に到着していたALPINA B3 GT3のイクローさん、同B3 3.3の
つくばの松さんと暫し談笑してから、3台でスマートICをゲート・アウト。
ほぼホーム・コースと化している(笑)、半島中央部山間南下ルートを気持ちよく走って行きます。
K163で
鹿野山まで上がり、K93でダウンヒル。
R465から
K88にスイッチし、
戸面原ダム湖畔や
しいたけ村コーナーなどのタフなワインディングを次々とクリアしていきました。
ちなみにShimaさんは単独別動隊として
浜金谷にある目的地の食堂へと走り、開店前に予約してから本体に合流するとの作戦。
GPSロケーターで確認するとShimaさんは既に
安房グリーンラインにまで達していたため、道の駅「
三芳村 鄙の里」まで引き返してもらいランデブーすることとなりました。
先に到着した我々がコーヒーなどを飲みつつ談笑していると・・・おや?
ブイーン!と駐車場に勢いよく飛び込んできたのはいつもの黒いポルシェ・ボクスタースパイダーではなく、白いアバルト・500[チンクエチェント]。
それまで所有していたフィアット・500から乗り換えて、今日がファースト・ドライブなのだそうです。
チンクエチェントをベースとするアバルトは年々過激になっていったイメージがありますが、このモデルは2015年式で、595や695などと較べればまだベーシックな印象です。
しかしながらそこはやはりメーカー純正チューンドカー、3.7m&1.1tのボディに1.4Lターボ・エンジンを積み、専用の足回りで仕立てられたチンクエチェントは、Shimaさん曰く「めちゃくちゃ速くておもしろい!」とのこと。
松さんもお嬢さん用の赤いアバルト・595を乗り回しているそうですから、箱根の
椿ラインや上武国境の
土坂峠、南伊豆の
蛇石峠などのクネクネ・ステージで、紅白サソリ合戦を繰り広げていただければと思います(震)。
さて本題の食事ですが、Shimaさんが早起きして現地まで予約に行ってくれたおかげで、開店直後の9時30分に一番客として入店できることになりました。
で、
K88→K258→K184→R127と走って9時過ぎに浜金谷に到着したのですが、既に駐車場はほぼ満車状態で、大勢のお客さんが小さな店の周りでスタンバっています(汗)。
開店時刻よりも前に「
さすけ食堂」は店を開け、我々は奥の座敷に上がり込んで全員がアジフライ定食を発注しました。
私が最初にこの店を訪れたのは
2013年の12月なので、もう10年以上も昔のことになるんですね・・・。
あまりの旨さに仰天し、それからも何度か喰いに来ていたのですが、そのうちにTVやネットの影響で常に爆混みするようになり、予約しないと喰えない店になってしまってからはすっかり足が遠のいていたのです。
が、久しぶりに喰った黄金アジのフライはやはり比較するものがなく、めちゃめちゃ旨い!
初めてだというイクローさんは感動の面持ちでしたが、それは何度か食している3名とて同じこと。
Shimaさんに至っては、ここのアジフライを「人生最後に食べたいもの」に選定するほどの惚れ込みようです(笑)。
「初訪店2013年」を聞きつけて激務の合間に厨房から声をかけてくれる、店のおばちゃん&おばあちゃんたちとも楽しく話をさせてもらいながら、大満足の朝食となったのでした。
ごちそうさまでした!
時刻はまだ10時前ですが、今日はもう目的を果たしたこともあり、これから再び山の中へ向かおうとは誰も思いません(笑)。
そんなわけで4人はR127をチンタラと北上し、ドライブインや直売所などを併設した温泉施設「
海辺の湯」で、褐色の湯が満たされた風呂にのんびりと浸かりました。
3年前に初めて訪れた時はすっかり夜になっていたため景色は望むべくも無かったのですが、ベランダ状の露天風呂からは船が行き交う東京湾を挟んで三浦半島を眺めることができ、更にその先には少し霞んだ富士山が見えています。
いやもう、極楽じゃないですか(笑)。
もはやすっかり「走り」を忘れてしまったオッサンたちは、温泉を後にして再びR127の車列に加わり、K256経由/
新舞子海水浴場にて最終のブレイクです。
風も弱く、気温の上昇と温浴効果とでポッカポカ。
波の音を聴きながらすっかりイイ気持ちになったところで解散し、それぞれの家路に就いたのでした。
本日の走行距離は、226km。
走行時間は3時間50分、平均速度は60km/h。
平均燃費は、12.0km/lでした。
Shimaさん、セッティング&予約していただきありがとうございました!
イクローさん&松さんも、一緒に走って喰って浸かっていただき感謝です。
また遊びましょう!