とても効果があるとのことですし、純正品なので品質もバッチリだと思いますが、8,000円前後とちょっと高いんですよねぇ(涙)。
で、いろいろと調べていたら、オートグリム社の「CONVERTIBLE SOFT TOP CLEAN & PROTECT COMPLETE KIT(長いな・・・)」が送料無料6,000円でAmazonに出ていたため、クーポン等を動員して3,000円で発注しました。
ところがこの商品の出品者はイギリスの業者で、到着するまでにかかった期間は約1ヶ月。
結果、梅雨入り前にコーティングする目論見はあっけなく崩れ去り、実際の施工は6月の下旬、土砂降りでスタートした「只見・奥会津ドライブ」の前日となりました。
お買い物の際は、よく確認してからオーダーしましょう(←俺ね)。
コンバーチブル・ソフト・トップ・コンプリート・キット(日本名でも長いな・・・)は、「ソフト・トップ・クリーナー」と「ソフト・トップ・プロテクター」、およびクリーニング用スポンジのセット品です。
施工には特殊なワザもアクロバティックな体位も必要なく、クリーナーで幌を洗い、プロテクターを塗布するだけでした。
以前のコーティング剤よりも圧倒的にいいなと思ったのは、プロテクター施工前に幌を乾かしておく必要がないことです。
これはすなわち、幌のメンテナンス作業を通常の洗車行程に組み込める、ということ。
幌を乾かすための時間(半日から1日ぐらい)がかからないだけでなく、大量の水でクリーナーを洗い流したすぐ後にプロテクターを施工できるので、ウィンドウやボディにプロテクターが付着しても、水やシャンプーでじゃんじゃん洗い落とすことができるのです。
従って、めんどくさい養生についても神経を遣う必要がなく、リア・ウィンドウ周りをテーピングするだけで済みました。
ちなみにメーカーによれば、このソフト・トップ・クリーナーはバクテリアの力で汚れを分解/洗浄するとのこと。
幌用に限らず、そんなカー・シャンプーは他に見たことも聞いたこともありません。
汚れがひどい場合は洗い流さず一晩置いておけ、ともありますので、その間にバクテリアが汚れをせっせと食べてくれるのでしょう。
何だかサッパリわかりませんが、さすがはオートグリム、英国王室御用達。
そのすんごいバイオ・テクノロジーへと思いを馳せるうちに、どこからかバグパイプの音色が聴こえてくるような気がしました(←幻聴です)。
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上述の通り、翌日は只見から奥会津への爆走ドライブ。
幌のメンテナンスを完了してから12時間も経たないうちに、ボクスターは仲間と共に大雨の中へと出撃することになります(涙)。
叩きつける豪雨の前には撥水もへったくれもなく、また雨があがると幌はすぐに乾いてしまったため、この日はコーティングの効果を確認することはできませんでした。
ただ、乾いた幌をチェックしてみると、施工前よりも明らかに黒さが戻っており、触れば表面もスベスベになっています。
で、次の週、外出先でボクスターを駐めていたところ、おあつらえ向きに(?)雨が降ってきました。
・・・お~、コロコロやん!(騒)
ボクスターを購入して以来、幌がここまで水を弾く姿を見たのは初めてです。
正直、施工翌日の強烈な豪雨で、プロテクト剤は定着する前に流されちゃったかもしれないな・・・と半ば諦めていたところでした。
撥水力と保護力とは必ずしも一致しないかもしれませんし、この状態がいつまで続くのかもわかりませんが、少なくとも現時点では大満足の仕上がりです。
クリーナー&プロテクター、いずれもあと1回分以上は残っていますので、引き続き使っていこうと思います。