R20を離れ、
K522で山の中へ。
近隣のゴルフ場へ向かうクルマもいましたが、
K18に入るとトラフィックはほぼゼロとなり、前を行くsuite-spiralさんの997型ポルシェ・911カレラSカブリオレがペースを上げ始めます。
バック・ミラーにはShimaさんの981型ポルシェ・ボクスタースパイダーと、イクローさんのBMW ALPINA B3 GT3のヘッド・ライトが迫ってきており、心穏やかではいられません(汗)。
しかしながら、鶴峠を越えるワインディング・セクションを擁するこのルートは本当に気持ちよく、3台のプッシュ&プルを受けてボクスターを楽しく走らせることができました。
R411を青梅方面へと走るに連れ、対向車線のクルマやバイクが徐々に増えてきます。
頭上には梅雨の時期とは思えない夏空が拡がっていますので、皆さん奥多摩湖へドライブに行くのでしょう。
我々は軍畑[いくさばた]から
K193→K53と結び、入間川に沿って北上。
そのまま
山伏峠を越えてR299に出、道の駅「
果樹公園あしがくぼ」での小休止を経てからR140で秩父の街を後にし、
K37を挟み復帰したR299で西に走ります。
埼玉-群馬県境の
志賀坂峠はタフな屈曲路に護られていますが、4台は安全マージンを確保しつつ、迫りくるコーナーを次々とクリア。
そのまま神流町[かんなまち]の中心部を抜けて、「
川の駅 上野」にピット・インしました。
ここの売店で売っているソフトクリームを初めて食べましたが、ミルク感タップリでとても旨い!
川を眺めつつしばらく寛いでから、昼飯を喰うべく目的の店へと向かいました。
2019年に閉店した、「
峠のうどん屋 藤屋」。
自身も何度か訪れていたこの店が4年ぶりに復活するとの
情報を、1ヶ月ほど前にBlogを読んでくださっている方からメールでいただいていました(←どうもありがとうございました!)。
その後suite-spiralさんから「復活の藤屋へうどんを喰いに行こう!」との呼びかけがあって、本日に至った次第です。
開店時刻、店の前には多くのお客さんが待っていましたが、彼が予約をしてくれていたおかげで、待つこともなく入店。
キレイにリニューアルされた店内で、亡くなられた先代の息子さんの手になる野菜天ぷらうどんをいただきました。
でっかい木の椀に極太のうどん、ダシの効いた独特のつゆに野菜の天ぷらとゆで卵。
そのフォーマットは変わりませんが、荒々しいほどのガリガリ食感だった巨大な天ぷらは、現代風のサクッとした味わいにソフィスティケートされていました(笑)。
2017年の春以来、実に6年ぶりのうどんを一心不乱に喰い進め、大満足でごちそうさま!
いやもう、マジで腹いっぱいです(汗)。
店を後にしてK45を戻り、K124を南に走って浜平温泉「
しおじの湯」に到着。
頭のてっぺんから爪先までゴシゴシと洗ったら、川風のそよぐ露天風呂にて昇天です(笑)。
ここから帰路へ就くこととし、
R299→R462と東進、K71で
土坂峠へのアタックを開始します。
群馬県側のヒルクライムで先導を務めたもののやはり耐え切れず(汗)、峠のトンネル先でカレラSカブリオレに前へ出てもらいました。
その後を追ううちに、ボクスターに履かせた
ファルケン・アゼニスFK510/520Lが悲鳴を上げるシーンもありましたが、ヘロヘロになりながらもなんとか無事に下山。
K282との交点でイクローさん、suite-spiralさんと別れ、Shimaさんと共に
花園ICまで走り、真夏のような陽射しの関越自動車道を渋滞前に走り切ることができました。
本日の走行距離は、401km。
走行時間は7時間51分、平均速度は52km/h。
平均燃費は案の定10km/lに届かず、9.8km/lとなりました(涙)。
楽しいドライブを企画してくれたsuite-spiralさん、一緒に走ってくれたイクローさん、Shimaさん、どうもありがとうございました!
梅雨時ながら晴天に恵まれ、ハード&ファンなドライブのみならず、久しぶりに「藤屋+しおじの湯」を堪能することができました。
ちなみに
2006年3月の初訪店から数えて、藤屋へうどんを喰いに来たのはこれで37回目。
うち17回は臨時休業だったので、今回でちょうど20杯をいただいたことになりますね(笑)。
いずれにせよ、藤屋の復活は本当に嬉しい限りです。
末永く続いてくれるように願うと共に、私もまた喰いに行こうと思っています!