時刻はまだ朝の5時30分なのに、秦野中井IC先で発生した事故による渋滞は急速に拡大、あっという間に「12km120分」ってマジかよおい(汗)。
海老名SAへ緊急ピット・イン、中井PAとしていた集合場所を変更する旨を発信し、厚木ICから小田原厚木道路へと向かいます。
平塚PAで待っていると程なく、Shimaさんがポルシェ・ボクスタースパイダーで、suite-spiralさんが997型ポルシェ・911カレラSカブリオレでやってきてくれました。
いやー、変更連絡が間に合って良かった!
3台は東名からの迂回車で混雑する小田原厚木道路を我慢して走り切り、誰もいない箱根ターンパイクを駆け上がって、BMW ALPINA B3 GT3に乗るイクローさんが待つ大観山に到着しました。
鈍色の雲に小雪が舞う寒さに驚かされつつ、伊豆方面に向けて出発。
R1/箱根峠でK20へと左折すべきところを全力で直進していったShimaさんを熱海峠料金所前で待ってから(笑)、伊豆スカイラインを南下していきます。
山伏峠ICでK80へとスイッチ、修善寺からは凍結防止剤で良く滑る(汗)K18でだるま山高原まで上がり、K127/西伊豆スカイラインに入りました。
ところどころハーフ・ウェットなコンディションではあるものの、空は晴れ、船原峠から続くK411に至るまで交通量はほぼ皆無。
4台の奏でるサウンドがオープン・トップから降り注ぎ、爽快なファスト・クルージングが続きます。
終着である西天城高原から駿河湾を睥睨しつつ、4人は走りの充足感に満たされまくるのでした。
宇久須へと下るK410は、関東近郊で最高レベルのダウンヒル/ヒルクライム・ルートです。
2速&スポーツ・モードで、前を行く3台を追って走りました。
交通量はゼロではないため対向車への注意を怠るわけにはいきませんが、シャシーがよじれるようなコーク・スクリューを始め、チャレンジングなコーナーが次々と現れるのです。
私と同じく、お三方も笑いながらそれぞれのクルマを走らせていたものと思われます(笑)。
晴天となった駿河湾に沿ってR136を南下、松崎町内の狭い道を抜けて、「きくや食堂」に到着。
なかなかブイシーな感じのセルフサービス食堂で、私は餃子10個盛りと半チャーハンを発注しました。
いずれもおいしくいただきましたが、餃子はニンニクがたっぷりで、屋根を開けなかったらボクスターの車室内はニンニク臭が充満していたことでしょう(汗)。
食後のデザートに伊豆半島南端でソフトクリームを喰うこととなり、やむを得ず(?)K121で蛇石峠へと向かいます。
最後の集落を過ぎると道は森の中へ突入、ステアリング操作だけでは曲がり切れないようなタイト・ターンが、切通しの峠へと続いています。
下りは離合困難な狭隘区間やコーナーの先にガードレールが無い箇所もあり、後続3台からのプレッシャーにも圧[お]されながら、喉をカラカラにして走り切りました。
相変わらず、最凶かつ最高の峠道だと思います。
山を出て長閑な里山風景の中を走り、K119→R136→K16と結んであいあい岬に到着。
珍しいことに風は弱くポカポカと暖かで、冬晴れの陽光を浴びながら、オッサンたちはソフトクリームに舌鼓を打つのでした。
なお、岬を出てK16を戻る際、すんごい勢いで対向車線をブッ飛ばすホンダ・S2000から大きく手を振られました。
あまりに速すぎて答礼もできなかったので、もう少しゆっくり走ってくださいな、Sho-zさん(笑)。
海に沿ってR136を松崎まで戻り、「桜田温泉 山芳園」に到着。
時刻はまだ15時過ぎ、距離も大して走っていないのですが、宇久須のダウンヒルや蛇石峠をガッツリと走らせたのでもうお腹いっぱいなのです(笑)。
クルマ話に興じつつ、露天風呂や檜風呂で心身ともにリラックス。
部屋に引き上げたShimaさんは500mlのビール缶を立て続けに呑み干し、温泉好きなイクローさんやsuite-spiralさんはひたすら風呂に浸かり続けていました(笑)。
お待ちかねの晩飯は、地魚や地物野菜など伊豆の食材がたっぷり。
自家製アイガモ農法米をたらふく喰ってごちそうさま、再び風呂に入ったりしてから、23時前に全員爆睡となりました。
---
翌朝も温泉に始まり、朝飯をギンギンに喰ったらチェック・アウト。
今日は往路をほぼそのまま戻ってサッサと帰ることとなり、松崎でガソリンを満タンにしてからR136を宇久須まで北上、西天城高原へのヒルクライムに突入しました。
フォーメーションを入れ替えつつ、昨日のダウンヒルとはまた違った表情を見せるワインディングを、アクセル踏んづけて駆け上がっていきます。
いやもう最高です、マジで(笑)。
西天城高原のパーキングで休憩していると、麓からイイ音をさせてE46ベースのBMW ALPINA B3Sクーペが上がってきました。
もしかすると・・・と思っていたらやっぱり、以前にも同じタイミングでお会いしたことのあるYagiさんです。
朝っぱらから西伊豆のワインディングを走りまくられていたとのことで、颯爽と仁科峠方面へ走り去っていきました。
うーん、カッコいい!
しばらくして我々もリスタートとなるのですが、その直前に通り過ぎたE92型BMW M3クーペのテールを追って、suite-spiralさんの911カレラSカブリオレが文字通りカッ飛んでいってしまいます(汗)。
残された3台もペースを上げ、クリア・ラップの稜線上を気持ちよくトレースしていきました。
だるま山高原のパーキングではM3のドライバーさんも待っていてくれており、暫しの談笑。
我々も他人様[ひとさま]のことを言える立場ではありませんが、年末の最終日に西伊豆へ走りに来られているあたり、やはり常人とは思えません(笑)。
どうもありがとうございました!
ここから修善寺まで下り、K80で山伏峠から前走車の連なる伊豆スカイラインを北上。
続くK20の終着まで、居眠り運転を誘発するような危険な速度での走行を強いられたため、静岡方面へと向かうイクローさんと別れて空いているターンパイクで箱根の山を下ります。
続く小田原厚木道路は流れも良く、3台は渋滞する前にそれぞれの家路に就いたのでした。
2日間の走行距離は、432km。
走行時間は8時間19分、平均速度は52km/h。
平均燃費は、9.1km/lでした。
----------
いやー、おもしろかった!
往復の高速道路を除けば、走った距離は300kmにも満たないのですが、ドライブ/ツーリングの満足度を決めるのは距離ではなく中身、そして仲間なんですよね。
今回も良く走り、良く笑った、素晴らしい2日間となりました。
イクローさん、Shimaさん、suite-spiralさん、ありがとうございました!
海老名SAへ緊急ピット・イン、中井PAとしていた集合場所を変更する旨を発信し、厚木ICから小田原厚木道路へと向かいます。
平塚PAで待っていると程なく、Shimaさんがポルシェ・ボクスタースパイダーで、suite-spiralさんが997型ポルシェ・911カレラSカブリオレでやってきてくれました。
いやー、変更連絡が間に合って良かった!
3台は東名からの迂回車で混雑する小田原厚木道路を我慢して走り切り、誰もいない箱根ターンパイクを駆け上がって、BMW ALPINA B3 GT3に乗るイクローさんが待つ大観山に到着しました。
鈍色の雲に小雪が舞う寒さに驚かされつつ、伊豆方面に向けて出発。
R1/箱根峠でK20へと左折すべきところを全力で直進していったShimaさんを熱海峠料金所前で待ってから(笑)、伊豆スカイラインを南下していきます。
山伏峠ICでK80へとスイッチ、修善寺からは凍結防止剤で良く滑る(汗)K18でだるま山高原まで上がり、K127/西伊豆スカイラインに入りました。
ところどころハーフ・ウェットなコンディションではあるものの、空は晴れ、船原峠から続くK411に至るまで交通量はほぼ皆無。
4台の奏でるサウンドがオープン・トップから降り注ぎ、爽快なファスト・クルージングが続きます。
終着である西天城高原から駿河湾を睥睨しつつ、4人は走りの充足感に満たされまくるのでした。
宇久須へと下るK410は、関東近郊で最高レベルのダウンヒル/ヒルクライム・ルートです。
2速&スポーツ・モードで、前を行く3台を追って走りました。
交通量はゼロではないため対向車への注意を怠るわけにはいきませんが、シャシーがよじれるようなコーク・スクリューを始め、チャレンジングなコーナーが次々と現れるのです。
私と同じく、お三方も笑いながらそれぞれのクルマを走らせていたものと思われます(笑)。
晴天となった駿河湾に沿ってR136を南下、松崎町内の狭い道を抜けて、「きくや食堂」に到着。
なかなかブイシーな感じのセルフサービス食堂で、私は餃子10個盛りと半チャーハンを発注しました。
いずれもおいしくいただきましたが、餃子はニンニクがたっぷりで、屋根を開けなかったらボクスターの車室内はニンニク臭が充満していたことでしょう(汗)。
最後の集落を過ぎると道は森の中へ突入、ステアリング操作だけでは曲がり切れないようなタイト・ターンが、切通しの峠へと続いています。
下りは離合困難な狭隘区間やコーナーの先にガードレールが無い箇所もあり、後続3台からのプレッシャーにも圧[お]されながら、喉をカラカラにして走り切りました。
相変わらず、最凶かつ最高の峠道だと思います。
山を出て長閑な里山風景の中を走り、K119→R136→K16と結んであいあい岬に到着。
珍しいことに風は弱くポカポカと暖かで、冬晴れの陽光を浴びながら、オッサンたちはソフトクリームに舌鼓を打つのでした。
なお、岬を出てK16を戻る際、すんごい勢いで対向車線をブッ飛ばすホンダ・S2000から大きく手を振られました。
あまりに速すぎて答礼もできなかったので、もう少しゆっくり走ってくださいな、Sho-zさん(笑)。
海に沿ってR136を松崎まで戻り、「桜田温泉 山芳園」に到着。
時刻はまだ15時過ぎ、距離も大して走っていないのですが、宇久須のダウンヒルや蛇石峠をガッツリと走らせたのでもうお腹いっぱいなのです(笑)。
クルマ話に興じつつ、露天風呂や檜風呂で心身ともにリラックス。
部屋に引き上げたShimaさんは500mlのビール缶を立て続けに呑み干し、温泉好きなイクローさんやsuite-spiralさんはひたすら風呂に浸かり続けていました(笑)。
お待ちかねの晩飯は、地魚や地物野菜など伊豆の食材がたっぷり。
自家製アイガモ農法米をたらふく喰ってごちそうさま、再び風呂に入ったりしてから、23時前に全員爆睡となりました。
---
翌朝も温泉に始まり、朝飯をギンギンに喰ったらチェック・アウト。
今日は往路をほぼそのまま戻ってサッサと帰ることとなり、松崎でガソリンを満タンにしてからR136を宇久須まで北上、西天城高原へのヒルクライムに突入しました。
フォーメーションを入れ替えつつ、昨日のダウンヒルとはまた違った表情を見せるワインディングを、アクセル踏んづけて駆け上がっていきます。
いやもう最高です、マジで(笑)。
西天城高原のパーキングで休憩していると、麓からイイ音をさせてE46ベースのBMW ALPINA B3Sクーペが上がってきました。
もしかすると・・・と思っていたらやっぱり、以前にも同じタイミングでお会いしたことのあるYagiさんです。
朝っぱらから西伊豆のワインディングを走りまくられていたとのことで、颯爽と仁科峠方面へ走り去っていきました。
うーん、カッコいい!
しばらくして我々もリスタートとなるのですが、その直前に通り過ぎたE92型BMW M3クーペのテールを追って、suite-spiralさんの911カレラSカブリオレが文字通りカッ飛んでいってしまいます(汗)。
残された3台もペースを上げ、クリア・ラップの稜線上を気持ちよくトレースしていきました。
だるま山高原のパーキングではM3のドライバーさんも待っていてくれており、暫しの談笑。
我々も他人様[ひとさま]のことを言える立場ではありませんが、年末の最終日に西伊豆へ走りに来られているあたり、やはり常人とは思えません(笑)。
どうもありがとうございました!
ここから修善寺まで下り、K80で山伏峠から前走車の連なる伊豆スカイラインを北上。
続くK20の終着まで、居眠り運転を誘発するような危険な速度での走行を強いられたため、静岡方面へと向かうイクローさんと別れて空いているターンパイクで箱根の山を下ります。
続く小田原厚木道路は流れも良く、3台は渋滞する前にそれぞれの家路に就いたのでした。
2日間の走行距離は、432km。
走行時間は8時間19分、平均速度は52km/h。
平均燃費は、9.1km/lでした。
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いやー、おもしろかった!
往復の高速道路を除けば、走った距離は300kmにも満たないのですが、ドライブ/ツーリングの満足度を決めるのは距離ではなく中身、そして仲間なんですよね。
今回も良く走り、良く笑った、素晴らしい2日間となりました。
イクローさん、Shimaさん、suite-spiralさん、ありがとうございました!