ボクスターのエアクリーナー・エレメントを交換しました。
前回の交換は今からちょうど1年前、2020年7月のこと。
純正品のペーパー・フィルター(98111013000)からK&N社製の湿式コットン・フィルター(E-0666)に変更し、23,000kmほど走らせて現在に至ります。
ちなみにポルシェ社のサービス・マニュアルによれば、交換サイクルは30,000km毎。
なので、少し早めではありますが、あまり汚れてなかったらゴミを払って戻せばいいや・・・ぐらいに考えて、作業を開始しました。
いつものようにリア・トランクの内張りを剥がし、エアクリーナーを固定しているネジをT25のトルクス・レンチで外したら、まずは左側を引っこ抜・・・あれ?固くて抜けないな・・・せーの、どっせいっ!⇒ドバッ!⇒わあぁ(汗)。
勢いよく抜けたエアクリーナーと共に飛び出してきた、細かい葉っぱや泥のようなゴミ。
金属性のメッシュ・プリーツの隙間にもガッツリ入り込んでおり、コットン・フィルターも付着した汚れでかなり黒ずんでいます。
作業上、DMEコントロール・ユニットやエンジン・オイル注入パイプを外す必要があるために脱着にひと手間かかる右側も同様で、やはり看過できないレベルの汚れっぷり。
周囲に飛び散ったゴミを掃除機で片付け、ついでにインテーク・パイプの中も届く範囲でキレイに拭き上げました。
K&Nのコットン・フィルターは洗浄して何度でも再利用できますが、その作業に時間がかかるため、今回はストックしていた純正品の紙製フィルターに戻します。
エレメントをマウントにセット、Oリングにグリスを塗布してから、ハウジングへインサート。
内張りを元に戻し、車両側の作業は完了です。
汚れ放題のK&Nフィルターは、大きなゴミを落としてから専用の洗浄液をたっぷりとスプレーし、しばらく放置した後に内側から水道水で洗い流します。
これを3回ほど繰り返し、文句なくキレイになってから自然乾燥させて、クロゼットの奥に仕舞い込みました。
ボクスターの吸気システムは、以前に乗っていた他のどのクルマともまったく異なっています。
そもそもエアクリーナー・ボックスが存在せず、ボディ・サイドに大きく穿たれた吸気口から伸びるインテーク・パイプの中に、円錐形のエアクリーナーが直接マウントされているのです。
従って、エンジン・ルーム内の熱の影響を受けないだけでなく、取り込む空気の流量や流速はベラボウに高いはずで、これがエンジン・パフォーマンスを支える一助になっているものと思われます。
が、それと同時に、フィルターが汚れるペースも早いだろうことは、容易に想像がつくんですよねぇ。
もちろん、走り方や走る場所にもよりますが、今回の汚れっぷりを見て、少なくとも私の場合は、メーカー指定の交換サイクルである30,000kmよりも早めにチェックすべきだと改めて思いました。
それともうひとつ、K&Nのエアフィルターについて。
今回、初めて本格的に使用してみたのですが、やはり湿式であるが故、集塵能力は高いのだろうと思わされました。
エアクリーナーを外す際に細かい砂埃などが粉塵のように舞うこともなく、エンジン側の流入路には埃レベルの汚れすらも見当たらなかったのです。
もちろん、乾式である純正フィルターでも何の問題も不安もありませんから、今回入れ替えた純正品も20,000kmを目安に使用するつもりです。
が、その次は仕舞っておいたK&Nを引っ張り出し、専用のフィルター・オイルを過不足なく塗布してから、再登板させようと思っています。
純正品のペーパー・フィルター(98111013000)からK&N社製の湿式コットン・フィルター(E-0666)に変更し、23,000kmほど走らせて現在に至ります。
ちなみにポルシェ社のサービス・マニュアルによれば、交換サイクルは30,000km毎。
なので、少し早めではありますが、あまり汚れてなかったらゴミを払って戻せばいいや・・・ぐらいに考えて、作業を開始しました。
いつものようにリア・トランクの内張りを剥がし、エアクリーナーを固定しているネジをT25のトルクス・レンチで外したら、まずは左側を引っこ抜・・・あれ?固くて抜けないな・・・せーの、どっせいっ!⇒ドバッ!⇒わあぁ(汗)。
勢いよく抜けたエアクリーナーと共に飛び出してきた、細かい葉っぱや泥のようなゴミ。
金属性のメッシュ・プリーツの隙間にもガッツリ入り込んでおり、コットン・フィルターも付着した汚れでかなり黒ずんでいます。
作業上、DMEコントロール・ユニットやエンジン・オイル注入パイプを外す必要があるために脱着にひと手間かかる右側も同様で、やはり看過できないレベルの汚れっぷり。
周囲に飛び散ったゴミを掃除機で片付け、ついでにインテーク・パイプの中も届く範囲でキレイに拭き上げました。
エレメントをマウントにセット、Oリングにグリスを塗布してから、ハウジングへインサート。
内張りを元に戻し、車両側の作業は完了です。
汚れ放題のK&Nフィルターは、大きなゴミを落としてから専用の洗浄液をたっぷりとスプレーし、しばらく放置した後に内側から水道水で洗い流します。
これを3回ほど繰り返し、文句なくキレイになってから自然乾燥させて、クロゼットの奥に仕舞い込みました。
ボクスターの吸気システムは、以前に乗っていた他のどのクルマともまったく異なっています。
そもそもエアクリーナー・ボックスが存在せず、ボディ・サイドに大きく穿たれた吸気口から伸びるインテーク・パイプの中に、円錐形のエアクリーナーが直接マウントされているのです。
従って、エンジン・ルーム内の熱の影響を受けないだけでなく、取り込む空気の流量や流速はベラボウに高いはずで、これがエンジン・パフォーマンスを支える一助になっているものと思われます。
が、それと同時に、フィルターが汚れるペースも早いだろうことは、容易に想像がつくんですよねぇ。
もちろん、走り方や走る場所にもよりますが、今回の汚れっぷりを見て、少なくとも私の場合は、メーカー指定の交換サイクルである30,000kmよりも早めにチェックすべきだと改めて思いました。
今回、初めて本格的に使用してみたのですが、やはり湿式であるが故、集塵能力は高いのだろうと思わされました。
エアクリーナーを外す際に細かい砂埃などが粉塵のように舞うこともなく、エンジン側の流入路には埃レベルの汚れすらも見当たらなかったのです。
もちろん、乾式である純正フィルターでも何の問題も不安もありませんから、今回入れ替えた純正品も20,000kmを目安に使用するつもりです。
が、その次は仕舞っておいたK&Nを引っ張り出し、専用のフィルター・オイルを過不足なく塗布してから、再登板させようと思っています。