パキッ!⇒嗚呼っ!(汗)
ボクスターのシートには、バックレストを前に倒すためのレバーが1脚につき左右2つずつ、合計4つ装備されています。
このうちの1つ、助手席左側のレバーが、操作中に破損してしまいました。
シートの後ろに放り込んだ荷物を乗車中に取り出すなどの用途で、4つのレバーのうちいちばん多く使用しているのは確かですが、まさか壊れるとは・・・。
その機能や見た目からアルミニウム製だと信じて疑わなかったレバーの材質は、メッキを施されたプラッチック製(註1:敢えて「プラスチック」と表記せず。註2:「ラ」は巻き舌気味に発音のこと。以下同じ)でした。
シート内部に組み込まれた実際の可倒メカニズムは、金属のバーやスプリングなどで構成されているようで、操作にはそれなりの力を要します。
その力点を担っているのがプラッチックだってんですから、そりゃまぁ割れますわな(笑)。
修理についてワークショップ・マニュアルで調べてみると、旧品を引っこ抜いて新品を差し込むだけのようであり、パーツさえあれば誰にでもできる作業レベルです。
ただ、国内ではOEMを含めてパーツの流通が確認できなかったため、世話になっているディーラーへ発注しました。
ちなみにパーツ・ナンバーは99152162300、プラッチックなのに6,380円もします(汗)。
届いたパーツを装着するのはとても固くて難儀しましたが、それでも何とか押し込んで、修理は完了しました。
めでたしめでたし(笑)。