ボクスターのマニュアル・トランスミッション・オイルおよびディファレンシャル・オイルを交換しました。
ボクスターの整備手帳を読んでみると、MTオイルの交換サイクルは「18万kmまたは12年毎」と書かれています。
ずいぶんと気の長い話ですが、前車の2001年式・BMW ALPINA B3 3.3は「初回2,000kmで交換、以降は交換不要」となっていましたから、年々厳しくなる環境性能への要求なども考慮すれば、ボクスターの交換サイクルはこれでも短いほうなのかもしれません。
で、私のボクスターはまだ指定サイクルには届いておらず、シフト・フィールにも違和感などはまったく無いのですが、さすがに15万km近く&5年以上も無交換ってのもどうかと思い、換えることにしたのです。
しかし、整備手帳にデフ・オイルの交換に関する記述が無いのはなぜだろう・・・?
今回の作業は、サスペンション交換と同じく、東京都内のプロショップ「サンライズブルバード」に依頼しました。
予約していた時刻に到着し、MTオイルとデフ・オイルの交換を、と告げると、フロントの方曰く「いや、MTもデフも同じで、一度の作業で交換するんです」。
え?
どういうこと?
・・・あ、そうか(汗)。
ミドシップ・レイアウトのボクスターは、トランスミッションとディファレンシャルが一体になっているということを、すっかり忘れていました。
いわゆる「トランスアクスル」というヤツで、これは何もMR車やRR車などに限らず、FF車でもごく普通に使われている構造なんですよね。
なので、MTとデフ、双方の潤滑/保護を同じケース内の同じギア・オイルが担っているのだそうです。
これまでギア・オイルの交換はFR車でしか経験が無かったので、MTとデフ、それぞれに作業が必要だと思い込んでいたんですねぇ。
ちなみにPDK車にはMT車と同様のギア・オイルとは別に、デュアル・クラッチ専用のオイルもあるとのことでした。
メカニックの方による作業を拝見したところ、ギア・オイルのドレインはトランスアクスルの前側、ちょうどデフの真下あたりにありました。
普段は保護カバーに覆われて見えにくいデフ・ケースには放熱用のフィンが切られており、なかなかイイ感じです。
しかし、FR車と違いエンジンと近接しているため、冷却は少々厳しいのではないか・・・とも思ったのですが、デフには専用のヒート・エクスチェンジャーが装備されており、冷却水を引き回してしっかりと冷やしているのだそうです。
なるほど、私なんぞが心配する必要はまったく無いんですねぇ(笑)。
旧いオイルの排出が終わったら、ケース左側のフィラーからポンプを用いて新油を注入し、作業は完了。
今回入れてもらったギア・オイルは、モチュールの「MOTYLGEAR・75W90」です。
使用量は3リッター、費用は作業料を含めて17,000円ほどでした。
交換後は下道をのんびりと自宅まで走らせただけであり、体感できるフィーリングの変化もまったくありませんでしたが、それはもちろん想定の範囲内。
気分的にリフレッシュできましたし、いろいろと勉強にもなったので、いいんです。
次回の交換は30万kmで・・・ではなく、もう少し早めに換えるようにします(笑)。
ずいぶんと気の長い話ですが、前車の2001年式・BMW ALPINA B3 3.3は「初回2,000kmで交換、以降は交換不要」となっていましたから、年々厳しくなる環境性能への要求なども考慮すれば、ボクスターの交換サイクルはこれでも短いほうなのかもしれません。
で、私のボクスターはまだ指定サイクルには届いておらず、シフト・フィールにも違和感などはまったく無いのですが、さすがに15万km近く&5年以上も無交換ってのもどうかと思い、換えることにしたのです。
しかし、整備手帳にデフ・オイルの交換に関する記述が無いのはなぜだろう・・・?
今回の作業は、サスペンション交換と同じく、東京都内のプロショップ「サンライズブルバード」に依頼しました。
予約していた時刻に到着し、MTオイルとデフ・オイルの交換を、と告げると、フロントの方曰く「いや、MTもデフも同じで、一度の作業で交換するんです」。
え?
どういうこと?
・・・あ、そうか(汗)。
ミドシップ・レイアウトのボクスターは、トランスミッションとディファレンシャルが一体になっているということを、すっかり忘れていました。
いわゆる「トランスアクスル」というヤツで、これは何もMR車やRR車などに限らず、FF車でもごく普通に使われている構造なんですよね。
なので、MTとデフ、双方の潤滑/保護を同じケース内の同じギア・オイルが担っているのだそうです。
これまでギア・オイルの交換はFR車でしか経験が無かったので、MTとデフ、それぞれに作業が必要だと思い込んでいたんですねぇ。
ちなみにPDK車にはMT車と同様のギア・オイルとは別に、デュアル・クラッチ専用のオイルもあるとのことでした。
メカニックの方による作業を拝見したところ、ギア・オイルのドレインはトランスアクスルの前側、ちょうどデフの真下あたりにありました。
普段は保護カバーに覆われて見えにくいデフ・ケースには放熱用のフィンが切られており、なかなかイイ感じです。
しかし、FR車と違いエンジンと近接しているため、冷却は少々厳しいのではないか・・・とも思ったのですが、デフには専用のヒート・エクスチェンジャーが装備されており、冷却水を引き回してしっかりと冷やしているのだそうです。
なるほど、私なんぞが心配する必要はまったく無いんですねぇ(笑)。
旧いオイルの排出が終わったら、ケース左側のフィラーからポンプを用いて新油を注入し、作業は完了。
今回入れてもらったギア・オイルは、モチュールの「MOTYLGEAR・75W90」です。
使用量は3リッター、費用は作業料を含めて17,000円ほどでした。
交換後は下道をのんびりと自宅まで走らせただけであり、体感できるフィーリングの変化もまったくありませんでしたが、それはもちろん想定の範囲内。
気分的にリフレッシュできましたし、いろいろと勉強にもなったので、いいんです。
次回の交換は30万kmで・・・ではなく、もう少し早めに換えるようにします(笑)。