前回からの続き、最終回です。
とりあえず10万kmを走らせて思うのは、オープン・エアの爽快さやドライビング・ダイナミクスの楽しさはもちろん、ボクスターは実に耐久性能が高く、壊れないクルマなんだな、ということ。
これまで本質的なトラブルが発生していないだけでなく、例えば足回りの劣化に起因するパフォーマンスやフィーリングの大幅な低下なども認められないのです。
いくらなんでも10万kmを無交換で走らせりゃ、ショック・アブソーバは絶対にヘタってくるはずですし、どこかのブッシュが切れて音が出たりしても何ら不思議ではありません。
しかしながら、今も走らせていて足回りがダメになってしまった感じはせず、プロに診てもらっても、ブッシュ切れやショックからのオイル漏れなどの物理症状はひとつも無いんです。
もちろん、まっさらの新車と乗り較べれば、不感症の私でも乗り味の低下に気がつくかもしれません。
また、敢えて「10万km走行車」であることを意識して走らせると、何となくロールが増えたような気がしないでもありませんし、何となくエンジン始動時の振動が大きくなったような気がしないでもありません。
が、少なくとも現時点ではまだ足回り交換の必要性は感じられず、「あと*****km乗ったらショックを換えよう」などと考えたことすら無いのです。
これって、驚くべきことだと思っています。
また、走行距離から推して一般的に「そろそろヤバいんじゃないか」と思われるエンジン補機類等についても、今のところ問題なし。
直近の点検でもドライブ・ベルト&テンショナーに劣化や鳴きは認められませんでしたし、ウォーター・ポンプにも異音や水漏れなどのトラブルはありませんでした。
大電力を必要とするコンバーチブル・トップの作動負荷を慮って無駄なアイドリング・ストップをせず、オルタネータをブン回して走っているためか(笑)、バッテリーの電圧も十分。
ついでに4つのタイヤ空気圧センサーも、電池切れなどを起こさず今も順調に稼働しています。
エンジンの調子を見るバロメータのひとつである燃費は10km/l前後で安定しており、焼け&抜けが進んで更なる快音を奏でるようになったエグゾースト・テール・エンドは、直噴エンジンの宿命でブラック仕上げのように真っ黒です(←無関係)。
いずれにせよ、パーツ・サプライヤーもポルシェ社もいい仕事をしているんだなぁと改めて思わされました。
最後に、下世話ながらカネの話を少々。
車両購入費用、税金や保険、駐車場代、およびガソリン代や高速道路代などを除いたボクスターの維持費用は、これまでの合計で1,967,313円となっています。
ざっくりサマライズすると、以下の通り。
-タイヤ関連:637,084円
-ブレーキ関連:532,098円
-別途購入品等:281,013円
-エンジン・オイル関連:205,609円
-点検整備/車検:191,808円
-消耗品関連:94,753円
-トラブル・シューティング:24,948円
-合計:1,967,313円
パーツの自前調達やDIY作業等でコスト・ダウンに努めているつもりなんですけど、結構使ってるんですねぇ・・・。
ちなみにひとつのメニューで10万円以上のカネがかかっているのは下記の4つですが、やはりブレーキ交換費用がキツいですね(涙)。
-ペイント・プロテクション・フィルム施工:183,535円
-フロント・ブレーキ・ディスク&パッド交換:173,512円
-リア・ブレーキ・ディスク&パッド交換:128,260円
-タイヤ4本交換:120,000円前後
約200万円の維持費用。
2018年4月末時点で43ヶ月間/10万5,000kmですから、単純計算で1ヶ月あたり45,800円、年間549,000円かかっていたことになります。
距離で見ると1kmあたり19円・・・って、わかりにくいのでやめましょう(笑)。
ちなみにボクスターの前に乗っていたBMW ALPINA B3 3.3の場合、中古で購入してから10万5,000kmの距離を走らせるまでに要した期間は63ヶ月間、つまり5年と3ヶ月。
その間にかかった維持費用は3,711,210円でしたので、1ヶ月あたり59,000円、年間707,000円と出ました。
そう、単純比較に是非はあるものの、10万kmまでの維持費については、ボクスターの方がB3よりも5割近く安く上がっているんですね。
これには驚きました・・・。
加えてボクスターはB3よりも燃費が良く、かつ自動車税も重量税も安いので、車両保険料の増分を考慮しても、実質的な両車のランニング・コスト差は更に拡がっているものと思われます。
とは言え、ここからの10万kmはこれまで以上にカネがかかることでしょう。
9年間で20万kmを走らせたB3の維持費用は、5,942,254円。
ボクスターも、せめてこの範囲内に収めたいものです(汗)。
---
長々と書いてしまった「3年半、10万キロストーリー(←ストーリーか?)。」ですが、ボクスターと私にとって10万kmは単なる通過点であり、ようやく慣らしが完了したところと言った印象です。
まだ、B3の半分しか走らせていませんからね(笑)。
今のところボクスターを降りる予定はまったくありませんし、引き続きこのBlogも書いていくつもりですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
まだまだ、走りますよ!
これまで本質的なトラブルが発生していないだけでなく、例えば足回りの劣化に起因するパフォーマンスやフィーリングの大幅な低下なども認められないのです。
いくらなんでも10万kmを無交換で走らせりゃ、ショック・アブソーバは絶対にヘタってくるはずですし、どこかのブッシュが切れて音が出たりしても何ら不思議ではありません。
しかしながら、今も走らせていて足回りがダメになってしまった感じはせず、プロに診てもらっても、ブッシュ切れやショックからのオイル漏れなどの物理症状はひとつも無いんです。
もちろん、まっさらの新車と乗り較べれば、不感症の私でも乗り味の低下に気がつくかもしれません。
また、敢えて「10万km走行車」であることを意識して走らせると、何となくロールが増えたような気がしないでもありませんし、何となくエンジン始動時の振動が大きくなったような気がしないでもありません。
が、少なくとも現時点ではまだ足回り交換の必要性は感じられず、「あと*****km乗ったらショックを換えよう」などと考えたことすら無いのです。
これって、驚くべきことだと思っています。
また、走行距離から推して一般的に「そろそろヤバいんじゃないか」と思われるエンジン補機類等についても、今のところ問題なし。
直近の点検でもドライブ・ベルト&テンショナーに劣化や鳴きは認められませんでしたし、ウォーター・ポンプにも異音や水漏れなどのトラブルはありませんでした。
大電力を必要とするコンバーチブル・トップの作動負荷を慮って無駄なアイドリング・ストップをせず、オルタネータをブン回して走っているためか(笑)、バッテリーの電圧も十分。
ついでに4つのタイヤ空気圧センサーも、電池切れなどを起こさず今も順調に稼働しています。
エンジンの調子を見るバロメータのひとつである燃費は10km/l前後で安定しており、焼け&抜けが進んで更なる快音を奏でるようになったエグゾースト・テール・エンドは、直噴エンジンの宿命でブラック仕上げのように真っ黒です(←無関係)。
いずれにせよ、パーツ・サプライヤーもポルシェ社もいい仕事をしているんだなぁと改めて思わされました。
最後に、下世話ながらカネの話を少々。
車両購入費用、税金や保険、駐車場代、およびガソリン代や高速道路代などを除いたボクスターの維持費用は、これまでの合計で1,967,313円となっています。
ざっくりサマライズすると、以下の通り。
-タイヤ関連:637,084円
-ブレーキ関連:532,098円
-別途購入品等:281,013円
-エンジン・オイル関連:205,609円
-点検整備/車検:191,808円
-消耗品関連:94,753円
-トラブル・シューティング:24,948円
-合計:1,967,313円
パーツの自前調達やDIY作業等でコスト・ダウンに努めているつもりなんですけど、結構使ってるんですねぇ・・・。
ちなみにひとつのメニューで10万円以上のカネがかかっているのは下記の4つですが、やはりブレーキ交換費用がキツいですね(涙)。
-ペイント・プロテクション・フィルム施工:183,535円
-フロント・ブレーキ・ディスク&パッド交換:173,512円
-リア・ブレーキ・ディスク&パッド交換:128,260円
-タイヤ4本交換:120,000円前後
約200万円の維持費用。
2018年4月末時点で43ヶ月間/10万5,000kmですから、単純計算で1ヶ月あたり45,800円、年間549,000円かかっていたことになります。
距離で見ると1kmあたり19円・・・って、わかりにくいのでやめましょう(笑)。
ちなみにボクスターの前に乗っていたBMW ALPINA B3 3.3の場合、中古で購入してから10万5,000kmの距離を走らせるまでに要した期間は63ヶ月間、つまり5年と3ヶ月。
その間にかかった維持費用は3,711,210円でしたので、1ヶ月あたり59,000円、年間707,000円と出ました。
そう、単純比較に是非はあるものの、10万kmまでの維持費については、ボクスターの方がB3よりも5割近く安く上がっているんですね。
これには驚きました・・・。
加えてボクスターはB3よりも燃費が良く、かつ自動車税も重量税も安いので、車両保険料の増分を考慮しても、実質的な両車のランニング・コスト差は更に拡がっているものと思われます。
とは言え、ここからの10万kmはこれまで以上にカネがかかることでしょう。
9年間で20万kmを走らせたB3の維持費用は、5,942,254円。
ボクスターも、せめてこの範囲内に収めたいものです(汗)。
---
長々と書いてしまった「3年半、10万キロストーリー(←ストーリーか?)。」ですが、ボクスターと私にとって10万kmは単なる通過点であり、ようやく慣らしが完了したところと言った印象です。
まだ、B3の半分しか走らせていませんからね(笑)。
今のところボクスターを降りる予定はまったくありませんし、引き続きこのBlogも書いていくつもりですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
まだまだ、走りますよ!