「今日は3杯に抑えた」と言うsuite-spiralさんを筆頭に(汗)朝飯を腹いっぱい喰って、部屋でドリップ・バッグのコーヒーを飲んだらチェック・アウト。
クルマに良くないアイドリング暖気などやらない我々はイグニッションを入れてすぐにスタート、各部を温めるイメージでR17をのんびりと南下していきます。
空気はひんやりとして涼しいぐらいなのですが、空は快晴レベルの晴れっぷりで、私、大変勝手ながら梅雨明けを宣言させていただきました(笑)。
今日のルート隊長は、ボクスタースパイダーを駆るShimaさん。
渋滞前に帰る予定だとのことですが、どんだけ走らせてくれるのでしょうか(震)。
赤谷川沿いのR17を離れ、
K53へと右折。
広く明るい2車線のカントリー・ロードは、程なく山の中のワインディング・セクションとなります。
木漏れ日の1.5車線路はところどころアスファルトが荒れている箇所もありますが、遠慮なく曲がりまくっており走り応えは満点。
R17で驚くほど多く見られたツーリング・バイクは1台も走っておらず、マイナー・ルートの良さを改めて実感しながら、楽しく走ることができました。
中之条の街を抜けると、先頭のスパイダーはK28の裏道のような
ルートで榛名山方面へと上っていきます。
初めて走るこの道は大好きな榛名西麓広域農道の一部で、K28と交差する形でその先へと続いているのです。
広い路側帯でひとやすみしていると、何台ものスポーツ・バイクが快音と共に山頂方面から降りてきたり、また駆け上がったり。
いや~、気持ちよさそうですねぇ。
我々4台は榛名山頂へは向かわず、引き続き
榛名西麓広域農道をフォローします。
完全2車線ながら路面は荒れている箇所もあり、コーナーに砂が浮いていたりもするものの、それらは十分カバーできる範囲内です。
後続のスパイダーやB3 GT3のプッシュに耐えながら、前を行くRt12が放つ野太い排気音と砂礫を浴び続けるボクスター。
テンションを維持したまま2速でのハードなドライビングを続けつつ、この道は数ある広域農道の中でもトップクラスの面白さだな、と改めて思いました。
終着からはそのまま休むことなく、K33で
地蔵峠へアタック。
前回の通行止め起因となっていた崩落箇所も片側交互通行にまで復旧してくれており、4台は峠を越え、羊腸のダウンヒルを大いに楽しむことができたのです。
山を出たところで小休止。
小さな川沿いの県道には、涼しい風が吹いていました。
朝っぱらからワインディングばかりをひたすら走ってきましたが、ルート隊長はまだ曲がり足りないらしく、一行は妙義山へ連れていかれるハメに(震)。
山頂へと向かう
K196は曲がりクネっているだけでなく、ほぼ全線のセンター・ラインがオレンジで、かつキャッツ・アイが仕込まれているほどの低速仕様です。
しかしながら、幸いなことに先行車はほとんどおらず、貸し切りに近い状況で走ることができました。
最後尾に回った私はM郎さんの後を懸命に追いかけますが、全世界限定99台、コレクターズ・アイテムとも言えるALPINA B3 GT3をこんな山道でガンガン走らせていいのか?と半ば本気で思うのです(汗)。
中之嶽の駐車場でクールダウンするものの、ダウンヒルもまたタフな屈曲路。
いくらなんでも、曲がりすぎだと思います(笑)。
突き当りのR254を右折、沿道の大きな食事処「
おかた茶屋」で昼飯です。
既に梅雨明けレベルの暑さなのに、名物のもつ煮定食を発注&完食してしまった私は、すっかり汗ダクとなりました(汗)。
一方、Shimaさんはボリューム満点の下仁田かつ定食をペロッと平らげ、suite-spiralさんは必殺・ソフトクリームの二刀喰い。
M郎さんに至っては、「天気もよさそうなので、これから東北へツーリングに行く」などと言い出す始末です。
みんなイイ歳こいたオッサンなのに、元気ですねぇ(笑)。
下仁田IC近くの
JA-SSで給油を済ませ、上信越自動車道で帰路に就きます。
みちのくへと旅立つM郎さんのB3 GT3と藤岡JCTで別れ、オンボードの外気温計が34℃を指す強烈な暑さの関越自動車道を、3台は都心方面へと走りました。
1泊2日の上信越ツーリング、合計の走行距離は736km。
走行時間は12時間57分、平均速度は58km/h。
山道ばかりを走らせまくった結果、平均燃費は9.1km/lにとどまりました(涙)。
旧奥志賀スーパー林道、関田峠、くびき野パノラマ街道、R403、R405、榛名西麓広域農道、地蔵峠、妙義山・・・。
いやはや、よく走ったもんだと思います(笑)。
しかも、梅雨の時期なのに雨は一滴も降らず、終始ドライ&オープン・コンディションで走ることができたのは、めちゃめちゃポジティブ・サプライズ。
そのおかげでガッツリと日焼けをし、交換したばかりの
ファルケン・アゼニスFK510も既に摩耗が進んでいる印象です(汗)。
M郎さん、Shimaさん、suite-spiralさん、どうもありがとうございました。
次回はもう少し、ゆったりのんびり走りましょうね!(←本心か?)