朝風呂を浴び、飯を喰ってチェック・アウト。
宿泊者へのプレゼントとして、地域共通クーポンとは別に出た大館市内専用の「
Buyおおだて商品券」を使って昨夜のビール代を払い、余った額でガムやポテトチップスなどを買いました(笑)。
雨に濡れていたボクスターをキレイに拭き上げて、GT8日目がスタート。
日程も残りわずかなので、本格的に南下していかなければならないのですが、例によってまっすぐ走らないんです(笑)。
K2を西に向かい、小坂からは鹿角広域農道に入りましたが、霧のため視界が悪く、地元のクルマについてのんびりと走ることになります。
引き続き国道を避けるべくK195を選び屋根を開け、静かなワインディングを楽しく駆け上がっていきました。
が、峠から先はかなり深い山を行く無人の狭隘屈曲路。
人跡未踏感炸裂、路面が見えないほどの濡れ落ち葉の上を進むボクスターは、今朝方キレイにしたばっかりのボディをたちまち泥だらけにしていきました(涙)。
誰もいない県境を越えて岩手県に入り、R282に接続。
安代からK6を経て、K30で田代平高原を走ります。
畑の中を突っ走り、林間のワインディングを存分に楽しんでから山を下りました。
R4を越えて東へとしばらく走り、K30の未通区間を迂回してR281に出ます。
続くR340も含め交通量は僅少、みちのくの走り放題国道を、文字通り走り放題走りまくりました。
R455を右折し、ここからは西へ、盛岡方面へと走ります。
長い早坂トンネルを抜けると黒い雲から細かい雨が落ちてくるようになりますが、走ってりゃ濡れないレベルなので、お構い無しに幌は開けたまま。
紅葉の岩洞湖をトレースする舗装はキレイに敷き直されており、気分よく走り続けることができました。
昼飯は
盛岡じゃじゃめんを喰おうと思い立ちますが、市内中心部へ乗り入れるのはイヤなので、郊外かつ駐車場完備の店を検索。
盛岡市の南、矢巾町にある専門店「
俺のじゃじゃ」は、私の入店を以って満員御礼となりました。
初めて見るじゃじゃめんは、うどんのような白い麺にたっぷりのキュウリやネギ、そして肉味噌の塊がデンと載せられています。
よーく混ぜてズルズルとすすると、これがやたら旨いんですねぇ。
一通り喰ったら生卵を溶き、スープを注いでもらって残さず飲み切りました。
いや~、大満足です(笑)。
午後のドライブは、まずR396を南下。
3日前に左折した十字路を今日は右へ曲がり、K161を経由してK178に繋ぎました。
森の中を進んでいくと突然視界が拓け、田瀬ダムの上に出ます。
ここにも人っ子一人おらず、曇り空ながらダム下の紅葉もキレイに見えていました。
湖畔のワインディングをトレースし、R107を越えてK27→K8と山間のカントリー・ロードを南へ、4速メインで走り倒します。
R397に出、姥石峠から狭い舗装路を種山高原に上がって行きました。
賑わうキャンプ場を過ぎて、舗装の切れるドン詰まりまで進んでみます。
調子に乗って進入したダートでボクスターがスタックしかけて非常に焦りましたが(汗)、厚い雲の下には北上山地の山々が遠く連なっていました。
R397を東に走り、日の暮れた水沢の街を抜け、金ケ崎町の千貫石温泉「
湯元東館」に到着。
温泉が出なくなったとの理由でキャンセルした宿の代わりに急遽予約したこの大型旅館は、土曜日でもあり、ドラ宿の規定(原則、2食つき10,000円以内の温泉宿)を大きく超過する料金となってしまいましたが、今回は致し方ありませんね。
ヌルスベ系の湯が満たされた露天風呂で寛ぎ、部屋に運ばれてきた晩飯を生ビールと共に平らげました。
ツーリングに出てから、あっという間に1週間以上が経っています。
残り僅かとなった「走るためだけの日々」、悔いの無いよう安全に楽しく走りましょう。
本日の走行距離は、377km。
走行時間は6時間41分、平均速度は58km/h。
平均燃費は、11.2km/lでした。
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