それまで主に履いていたピレリ・P ZeroからFK510にスイッチし、今年の6月には減ったリアを16,342kmで新品にしています。
で、今回はフロント・タイヤを1年以上も交換していなかったことに気づいてちょっとビックリ。
ここまで長期間履いていたことは記憶になく、やはりCOVID-19の影響で走っていなかったのかなぁ・・・と思いきや、距離は23,867kmとこれまで以上に稼いでいたのです。
例えばボクスターに通算26本履かせたP Zeroは、フロントは平均20,679km、リアは14,936kmで交換しています。
FK510はまだ1セットを使い切っただけなので判断は尚早ですが、フロントはP Zeroよりも15%、リアでも9%ほど長持ちしたことになります。
ちなみにUTQG/TREADWEARスコアは、P Zeroが220、FK510が300。
ということで、FK510のロング・ライフ性能にはたいへん満足しています。
購入および交換は、前回までと同じく横浜のカーカージャパンに依頼しています。
235/40R19という、ニーズの少なそうなサイズではありますが、住友ゴム工業はせっせと作ってくれているようで、発注の翌日には2020年9月製造の真新しいFK510がメーカーから同店に直送納品されていたとのことです。
タイヤ交換一本でやっているこのショップ、持ち込み歓迎ということもあって様々な種類のタイヤをたくさん扱っているからでしょう、作業のクオリティが高いのはもちろん、店長さんもスタッフの方も知識が豊富でとても頼りになります。
この日も店長さんに、「FK510は他のタイヤよりも明らかに色が黒い」という謎の豆知識を披露していただきました。
その理由については現在研究&分析中とのことですので、あと8,000km走らせてリア・タイヤを交換すべく訪店した時に、結果をお訊きすることとしています(笑)。
前後重量比が46:54のボクスターは、私のドライブではやはりリア・タイヤから先に減っていきます。
今回交換したFK510で単純計算してみると、その交換サイクルは「フロント2回でリア3回」。
従って、リアをあと1回換えると、その次は前後同時に交換時期を迎えることになりそうです。
以前も書いた通り、FK510はP Zeroと比較してスポーツ性能は同等、コンフォート性能は上であり、長持ちするだけでなくコストも安い。
その一方でレスポンスはややマイルドですし、最終的なグリップ力も恐らくP Zeroの方が高いでしょう。
しかしながら、私の走らせ方においてFK510は、ボクスターにとてもマッチしたタイヤだと思っています。
次回、ボクスターの積算距離計が185,000kmを超えた頃に迎えるであろう、4本交換のタイミング。
その時点でFK510をまた履くことになるのかどうか、今からとても楽しみです。