ボクスターのエアコン用フィルターを交換しました。
このところまったく走れていないので、掃除やメンテナンスばかりやっております(笑)。
整備手帳の記載によれば、エアコン・フィルターの交換サイクルは30,000km毎。
私もメーカーの指定を律儀に順守しており、走行150,000kmで今回5度目の交換となります。
ただ、メーカーは「ポルシェ正規販売店でフィルターを交換してください」ともアナウンスしています。
私は毎回DIYで交換していますので、この点については完全に無視していることになりますね(汗)。
981型ボクスター(および同世代のケイマンや911シリーズなど)は、2種類のエアコン用フィルターを必要とします。
プライマリ・フィルターは、ボンネットを開けてサービス・リッドを外すとすぐに目視できます。
工具不要、スルッと抜き出してからインレット・ボックスの中を拭き、新品のフィルターを装着すれば完了です。
旧いフィルターはかなり汚れており、小さな虫やタンポポの綿毛的なモノも引っかかっておりました(笑)。
セカンダリ・フィルターを交換するには、グローブ・ボックスの裏側にアクセスしなければなりません。
作業的にはアホほどカンタンで、カバーを止めている上向きに刺さったプラネジを外すだけなのですが、仰向けになって助手席足元に頭を突っ込む必要があるため、ブリッジ状態のハードな体位を求められるのです。
歳を取ると、コレがキツいんですよねぇ・・・。
苦労して外したフィルターは、活性炭入りのためもともと黒っぽいこともあり、それほど汚れているようには見えません。
とは言え30,000km近くを経過しているのは確かなので、新品に交換すべく、再び激しい体位にチャレンジ。
嗚呼ッ、と声を上ずらせつつ、M体質のように身悶えしながら作業をしていたら、通りかかった近所のおばちゃんに大笑いされてしまいました(涙)。
ボクスターのエアコン・フィルター2種は、これまで国内のWebマーケットには流通しておらず、eBayやPelican Partsなどを使って海外から取り寄せていました。
しかし最近になって国内でも取り扱う業者が出てきたようで、今回初めて、ニッポンのアマゾンで買うことができました。
マン製のプライマリ・フィルターは2,762円、
ヘングスト製のセカンダリ・フィルターは7,027円と安くはないものの、それでも総費用はディーラー整備の半額以下ですし、いずれもOEMサプライヤーの製品なので安心です。
もちろん、次回以降もDIYで作業するつもりなのですが、年々衰えゆくこの身体がハードな体位に耐え得るかどうか、とても心配です(汗)。