・・・水たまり、凍ってるんですけど(汗)。
朝7時の館山自動車道/君津PAは晴天、無風、マイナス2℃。
木曜日から金曜日にかけて関東地方でも降った雪が周囲に残っており、今シーズンのドライブとしては最も寒いスタートとなりました。
参加予定だった静岡のM郎さんが、東名高速道路/沼津-大井松田間の積雪通行止めで断念を余儀なくされるほどですから、かなりの量が降ったんですねぇ。
それでもALPINA B3に乗る隊長の松さんは海沿いではなく山道を行くと言い、さっさとスマートICのゲートを出て行きます。
同道のこだまさん/アウディ・S1、suite-spiralさん/RUF・CRoもそれに異を唱える気配さえ見せないのですから、やっぱりどうかしてますこのメンバー(笑)。
・・・で、案の定。
マザー牧場付近をトレースするK163-K93は、引き返すレベルでは無いものの、ところどころ完全に凍っているワケです(汗)。
当然ながら速度を落として慎重にパスしていくのですが、クワトロ+スタッドレス・タイヤのS1や、ハードなRUFコンバージョンながらカレラ4ベースのAWDであるCRoは、FRのB3やMRのボクスターとは比較にならないほど安定して走れるはず。
こだまさんやsuite-spiralさんが山中のルートを諾としたのも、さもありなんと言う感じです(涙)。
無事に山を下りてK182/もみじロードを南下、水仙で有名な佐久間ダムのパーキングで小休止。
周囲では、暖かな陽射しに早咲きの桜がその花を少しずつ咲かせていました。
路面はほぼドライ、周囲に雪の名残りも無く、明るいカントリー・ロードを気持ち良く駆け抜けていきます。
海のイメージが強い房総半島ですが、内陸部には短めながら走り放題のカントリー&ワインディング・ロードが多数あるんですよね。
松さんもやっぱり、いい道知ってます。
しかしながら、凍結路の恐怖から解き放たれて快走を続けているうちにお腹がグー。
そんな空腹状態をグルメ&グルマンの松さんが赦すハズもなく、本来の目的を達成すべくK34→R128と東に走って勝浦の街に到着しました。
朝市で賑わう通りにある「御食事処 いしい」は、松さん曰く漁師のための食堂で、朝7時から開店しているとのこと。
店のおねいさんのリコメンドに乗って頼んだ新鮮なカツオの刺身に続き、ラー油&タマネギ・ベースの勝浦タンタンメンをいただきました。
もちろんスープまで完食、汗ダクです(笑)。
パイロット役のバトンを松さんから託された私は、「温泉!」とのリクエストに応えるべくR128を戻り、安房天津でバイパスをアウト。
K81/清澄養老ラインへと3台を誘い込み、序盤の立派な2車線路で油断させておいて、その先の未改良1車線区間で困惑させてやろうとの魂胆です。
しかしながら・・・いや、予想通りと言うべきか、皆さんのペースはむしろ上がり気味で、さっさと逃げてやろうと目論んでいたボクスターは一方的に追われる立場となりました(汗)。
対向車の存在に細心の注意を払いながら凍結箇所の残る断崖路を楽しく走り抜け、山を出たところにあるのが「七里川温泉」。
キン!と冷えた山の空気に露天風呂は実に気持ち良く、この温泉もK81も初めてだと言うお三方は、山道にも風呂にも大変ご満悦のご様子です。
suite-spiralさんに至っては、あろうことか荒れた狭隘路の清澄養老ラインをして、「(2車線快走路の広域農道である)安房グリーンラインを抜いて、房総ナンバー・ワンのドライビング・ロードだ」などと言い出す始末。
やれやれ、困ったもんです(笑)。
長風呂を堪能し、身も心もポカポカとなったオッサン・カルテット。
時刻は13時前、降り注ぐ太陽は春のそれのようで、凍結路に怯えながら走っていたのが今朝のことだとはとても信じられません。
R465からR410へと結び、ペースが落ちてきたところでK145などの裏道を駆使して圏央道の高架まで。
最後のセブン-イレブンでコーヒー&ソフトクリーム・ブレイクと洒落込んでから解散、木更津東ICからまだ空いている高速道路で、それぞれの帰途に就きました。
本日の走行距離は、313km。
走行時間は5時間35分、平均速度は57km/h。
平均燃費は、11.2km/lでした。
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隊長の松さん、およびこだまさん、suite-spiralさん、どうもありがとうございました。
いやほんと、降雪の余韻で最初はどうなることかと思いましたが、終わってみれば今回も安全に楽しく走り切ることができました。
イート&ドライブ、次回もまたご一緒させてください!