と言うことで急遽ルートを変更、かなりの遠回りとなることを承知の上で中央自動車道を行きます。
時折強い雨に見舞われるものの、クルマはとても少なくマイペース。
恐らくは東名/新東名よりもこちらの方が速いんじゃないかと、独りほくそ笑みを催しながら走りました。
夜が明けて岐阜県に入ると空は急速に晴れ、恵那峡SAで朝食に持参したタケノコご飯の握り飯を喰ってから、ボクスターの屋根を開けます。
気温は10度前後で風はかなり冷たく、ジャンパーを持ってきて良かったとつくづく思いました。
渋滞ゼロのまま東海環状自動車道の関広見ICでアウト、ほとんど誰もいないR418でどんどん山に入っていきます。
やがてR157に合流し、すぐに分かれるK270へと左折。
山を越えて徳山湖へと抜けるこの道、実は昨日まで冬期通行止となっていました。
で、前日に岐阜県の
揖斐土木事務所施設管理課へ電話をし、開通予定の旨を確認して現地へと赴いた次第です。
再び雨となった深い山の中の道を、幌を上げ独り行く汚れ放題のボクスター。
幾多のコーナーを抜けて徳山湖に出、R417→R303と土砂降りの中を走りますが、滋賀県境のトンネルを抜けると空は曇りから晴れへと変わっていきました。
滋賀県出身の元上司が帰省しているというので、乾いた幌を下げつつ会いに行くことにします。
琵琶湖の北岸、道の駅「
湖北みずどりステーション」から連絡し、待ち合わせは琵琶湖大橋の向こう側にある道の駅「
びわ湖大橋米プラザ」となったのですが、30分ぐらいで行けると思ったらとんでもない。
途中で名神高速道路を使っても1時間半もかかり、デカいにも程がある琵琶湖のデカさを改めて痛感しました(涙)。
元上司が乗るクルマは、マツダ・ロードスターRF。
コンパクトなボディに仕込まれたルーフの開閉メカニズムは実に凝っており、しかもオープン時でもトランク容量が変わらないのは素晴らしいと思います。
その場で30分ほどクルマ談義に花が咲き、手土産までもらって琵琶湖を後にしました。
R477沿いのGSで給油を済ませ、R367/鯖街道を快調に北上。
川沿いを行く快走路で、低速車両に行く手を阻まれても安全かつ迅速にブッコ抜き、ペースを保つことができました。
しかしながらR303で福井県に入ると再びの雨、せっかく下ろした幌をまた上げることになります。
豪雨となり流れの悪いR27を捨てて小浜ICから舞鶴若狭自動車道に乗ると、雨はパッタリと止んで青空が拡がりました。
この日の天気は各地で荒れ模様だったとのことですが、まったくどうかしていますねぇ。
舞鶴東ICでアウト、宿はすぐ近くですがまだ時間も早いため、トップを下げつつK21で大浦半島の海を見に行きます。
強風に白波が舞っていますが、午後の陽光に青く輝く海を独り眺めるのは、実に気持ちがいいもんです。
市街地に戻り、「
ホテル アマービレ舞鶴」にチェック・イン。
宿の貸自転車で港周辺をプラプラしてから、街に出て「
居酒屋八平」の暖簾をくぐり、仲間が揃ったところで宴会のスタートです。
この店は幹事役のShimaさんが予約してくれており、東京からは他にsuite-spiralさんとこだまさん、静岡からM郎さん、関西からはmtmさんとGoさんが参加。
合計7名のクルマ仲間が京都府/舞鶴の居酒屋で待ち合わせるという、ワケのわからない状況となっているのです(笑)。
コースは新鮮な刺身やメインのブリしゃぶ、他にサラダや揚げ物にデザートまでついて、飲み放題込みで5,400円。
この味と量を考えると、破格とも言える安さだと思います。
飲んで喰って大笑いしてから、明朝の集合を決めて解散。
宿へ戻り大浴場でのんびりと湯に浸かってから、早めの床に就きました。
つづく。
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10連休となったゴールデン・ウィーク、私はボクスターでグランド・ツーリングに出ました。
今回も楽しく走って参りましたので、毎度僭越ながら記事をアップしていく所存です。
よろしければ、どうぞおつきあい下さい!
・・・ってShimaちゃん、どこで乗せてきたのよこの毛虫(汗)。