ツーリング最終日は、朝6時に起床。
群馬県嬬恋村の気温は快晴なのに22℃、信じられないほど涼しい森の中でボクスターを軽く水洗いしてから、宿を後にした。
予想されている数十kmのアホ渋滞が発生する前に直帰するとは言え、最短距離に目が眩んで軽井沢を通って帰ると、朝っぱらからウロウロしている観光車両や別荘族の有閑マダムに引っかかったりして、思うように走ることはできないだろう。
そこで、K54/二度上峠→K33/地蔵峠と、素晴らしい無人のワインディング・ルートをセレクト。
最後までツーリング・スピリットを絶やさずにボクスターを走らせ、松井田妙義ICからガラガラの上信越道に乗り、余裕綽々で帰路に就いた。
途中、藤岡PAに併設された道の駅「
ららん藤岡」で新鮮な野菜などを買って帰るのだが、朝飯を喰わずに走っていたためお腹がグー。
そこで、買った食パンを袋から1枚取り出し、肉屋でメンチカツを揚げてもらって間に挟み、ソースをタップリかけてかぶりつく。
即席メンチカツ・サンド、最高ッ!(笑)
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佐渡島から志賀高原へと走った、夏のツーリング。
3泊3日半の走行距離は1,227km、走行時間は21時間53分。
平均速度は58km/h、平均燃費は10.9km/lでした。
佐渡島は、人生初上陸でした。
いや、自分自身だけでなく、私の周囲には仕事以外で佐渡島へ行ったことのある知人は、誰一人いなかったのです。
ドライビング・エリアとしての魅力はどんなもんだろう、でもとりあえず走ってみなけりゃわからないよな・・・と思っていた矢先に、
佐渡汽船の割引キャンペーン情報をキャッチ。
天気も良さそうだったので、海の日の連休を利用して走ってきた次第なのですが、いや、もう想像以上に良かったです。
2日目の北海岸線や広域農道などはもう一度走りたいと思っていますし、濃霧や通行止めでマトモに走れなかった山岳ルートも、好条件下で再走しなけりゃならん、と考えています。
走るためだけにわざわざフェリーを使ってまで佐渡島へ行くってどうなの?と自問したこともありましたけど、その価値は十分あるよ!と、今では胸を張って言うことができるようになりました。
また、本土に戻ってからも、通行止めのおかげで(?)初めてのルートで志賀高原にアプローチすることができています。
以前から気にはなっていた秋山郷⇒雑魚川林道ルート、次回は迂回路ではなく、目的路として走ってみようとも思います。
大変僭越ながら私、日本の各地でそれなりにクルマを走らせてきたつもりではありますが、まだまだ知らない素晴らしい道や景色がたくさんあるんですよね。
調子に乗って熱中症などにならないよう十分に気をつけながら(汗)、引き続き走っていこうと思います。
毎度オッサンの旅日記におつきあいいただき、どうもありがとうございました!