東北自動車道/栃木ICのETCゲートで幌を下ろし、ボクスターを西へ。
県道を離れ、誰もいない「宮の桜堤」のベンチで昇る朝日に照らされる満開の桜を眺めながら、コンビニのおにぎりで独り花見と洒落込みます。
ここは昨年初めてやってきて、大いに気に入った観桜スポット。
都内の桜が終わった頃に満開となるのも昨年と同様で、溜飲も下がりまくりです(笑)。
思川沿いの2車線路はいつも走っていて大変気持ちいいのですが、更にこの時期になると、桜という楽しみが加わるんですねぇ。
栃木IC付近の満開から山へと向かって少しずつつぼみが増えていく桜は、おそらく次の週末にかけて次々と満開を迎えていくものと思われます。
2車線区間が終了し、峠道へと突入したら走りに集中。
1.5車線レベル、60近くのショート・コーナーで編成された粕尾峠越えルートは、相変わらずの面白さです。
が、峠の向こう、足尾側はなかなか荒れており砂も浮いていますので、くれぐれもご注意ください(汗)。
並行する立派な国道とは較べるべくもないB級路、しかもところどころで路面に残る大量の砂に出くわすこともあるとは言え、誰もいないワインディングはやはりこちらを走って然るべき。
湖岸に植えられた多くの桜はまだこれからといった状態でしたが、満開ともなれば素晴らしい景色となるでしょう。
R122に復帰、K62で赤城山麓を反時計回り&ハイペースで周遊し、冬の縛りが解けた山頂を目指します。
赤城北面道路へのアプローチには、轍レベルの砂が撒かれたまま。
砂塵を巻き上げながら、クネクネの表示なのにこの先もそんなにクネクネじゃない「謎のアルファロメオ・コーナー」と自分で勝手に呼んでいる標識を通過し、K251で本格的なヒルクライムに突入します。
上の方は沿道に若干の雪が残るものの、ほぼドライ・コンディションの2車線路で久しぶりの赤城登頂を存分に堪能しました。
カルデラ湖である大沼は未だ氷に覆われてはいましたが、昼前の陽射しは実に暖かく、春の陽気で冬の景色を楽しむことができて大変おトクです(笑)。
ただ、南面の下山ルートに考えていたタイト&タフなK16は(積雪ではなく)災害通行止めとなっていたため、止むを得ず観光道路たるK4をセレクト。
ゆいんゆいんゆいん、と上下に気持ち悪く揺らされるスピード・ハンプに肚を立てながら、暑いぐらいの麓へと降りて行きました。
昼飯はガッツリと、「林牧場 福豚の里 とんとん広場」でトンカツ・ランチ。
振り返れば栃木からここまで、昨年の春と同じ桜を観、ほぼ同じルートを走り、同じ店で飯を喰おうとしています(笑)。
メニューも前回と同じ、脂身タップリのとろロース定食にしようかと思いましたが、さすがにヘヴィすぎると考えて、あっさりヒレカツ定食をオーダー。
・・・うーん、旨いんだけど、あっさりしすぎかも。
やっぱり、脂身は大切ですね(汗)。
本日の走行距離は、414km。
走行時間は6時間28分、平均速度は66km/h。
平均燃費は10.1km/lでした。
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今回のエントリーは、4月1日(日)のドライブを記事にしたものです。
栃木県側の桜開花状況は記載の通り平地では満開、群馬県側のわたらせ渓谷鐡道/水沼駅周辺や赤城南面千本桜も、チラッと見たところでは七分咲きといった感じでした。
このエリア、週末の明日/明後日は、里山のあちこちで満開や桜吹雪が炸裂するはずです。
皆さんも、ひとっ走りいかがですか?