銘柄は、新車時にOE装着されていたグッドイヤー・イーグルF1・アシンメトリック2を除けば、以降のタイヤはすべてピレリ・P Zero。
サイズはもちろん純正指定のフロント235/40R19、リア265/40R19を毎回履かせています・・・と言いたいのですが、タイミング的に純正サイズを入手できずに、フロントに245幅を、リアに275幅をセットしたこともありました。
ちなみに私はもう10年以上、タイヤはインターネット・オークションで購入し、街のショップで組んでもらっています。
ボクスターのタイヤ交換費用を平均すると、工賃も含めて1本あたり29,233円、4本で116,932円となる計算です。
これをディーラーに依頼すると、4本で25万円だとか30万円だとか聞いたのですが、本当なのでしょうか・・・(汗)。
直近のタイヤ交換は、車検に向けて9月上旬にリア2本。
いつものようにピレリ・P Zeroを択んだのですが、今回初めて、モデル・チェンジ後のP Zeroを購入しています。
P Zeroの新型が発売されたのは、2016年の春。
とは言え、同時に旧モデルの生産をすべて終了したワケでも無さそうで、現時点ではマーケットに新旧モデルが混在している状況です。
同じサイズであれば当然新型のほうが高く、故に旧型を履き続けているのですが、今回は旧型と同等の価格で新型を見つけることができたので、購入に至った次第です。
で、新型となったP Zeroは、ポルシェ認定の証であるNマークも「N0」から「N1」へと変わっていました。
ポルシェによれば、Nマークは現在、タイヤによってN0からN6まであるとのこと。
Nの後の数字は「認定時の技術的なステータス」を表していると言いますから、グレードやランク等を示すものでは無いようです。
981型ボクスター/ケイマン用19インチ認定タイヤの例で言えば、グッドイヤー・イーグルF1・アシンメトリック2や、718ボクスター/ケイマンの発売と同時に認定タイヤとなったヨコハマ・アドバンスポーツV105は現在でもN0のままですが、これらもモデル・チェンジするなどして認定を取り直した段階で、N1へと変わることになるのでしょう。
さて、N0からN1へとP Zeroを履き替えてから、2,000kmを後にしました。
街中のチンタラ走行からハイウェイ・クルーズ、ワインディングでのハードなドライブまで、ウェットもドライも落ち葉の上も洗い越しも、遠慮なくボクスターを走らせています。
そんな私が五感をフルに使って感じとった、P Zero/N0と同/N1との違いは・・・よく判りません(汗)。
グリップ・レベルやレスポンス、NVHなども含めて、ほぼ同じに思えるのです。
ま、N0だろうがN1だろうが、P Zeroは素晴らしいタイヤなので、どちらでもいいんですけどね(笑)。
なお、私の知る限り「前後共に純正サイズが揃うタイヤ」は、ポルシェ認定の上記3銘柄以外には、ミシュランのパイロットスーパースポーツ/パイロットスポーツ4S/パイロットスポーツカップ2ぐらいしか無いんですよねぇ。
いずれも堪忍してもらいたいほど高いのですが、P Zeroも新型となり価格は上昇、今回のように旧モデル並みのプライスで入手できることはもう無いんじゃないかと思っています。
どうか、これからもP Zeroの旧モデルが旧価格のままでずーっと供給されますように(祈)。