夜明けのアクアラインを快走し、集合場所の館山自動車道下り線/君津PAへ。
朝7時、気温は氷点レベルで死ぬほど寒いのに、「
明日、走ります。」の告知に釣られて6名の方々がお越しになられました。
いやはや、朝っぱらからご苦労さまです(笑)。
amataroさん/BMW M4クーペ
キンヤさん/ポルシェ・ボクスタースパイダー
美カエルさん/ポルシェ・911GT3
root-tさん/BMW ALPINA B3 GT3
Sho-zさん/ホンダ・S2000
Dachiさん/BMW M3セダン
・・・私めがこの6台の先頭に立つなどとは僭越にも程がありますが、Sho-zさんのS2000からつららが垂れるほどの寒さですから、路面凍結の可能性が大。
ま、要するに「人柱」ですな、私(涙)。
ともあれスマートICからアウト、凍結防止剤で真っ白なカントリー・ロードを恐る恐る走り出しました。
とりあえず、K163から鹿野山へとヒルクライム。
森の中のワインディングは概ねドライ・コンディション、念のためペースを抑えて走りましたが、特段の問題は無いようです。
と言うことで海へは逃げずに山間のK88へと進むものの、走るに連れてハーフ・ウェットな路面が現れ始め、戸面原のダム湖付近からは周囲がだんだん白くなってくるではあーりませんか。
どうやら昨日あたり雪が降ったようで、うっすらと積雪している様に一同ビックリ仰天です(汗)。
ただ幸いなことに路面への影響は少なく、気をつけて走れば大丈夫でしょう。
そんなワケで、引き続きK88を快調に走
・・・いやちょっと待て、これガチで雪景色じゃねーか(汗)。
周囲の樹々は真っ白、路面もほぼ凍結状態。
後輪を空転させつつ急勾配のヘアピンをなんとか上りきりましたが、下りは余分なエンジン&ステアリング・トルクをかけないようにして慎重に走るしかありません。
袋は完全に収縮、自分の変な笑い声を耳にしながら走る51歳。
喉カラッカラでなんとか山を下り、道の駅「
三芳村 鄙の里」で全員の無事を確認しました。
いやー、参った(涙)。
事ここに及び、やっと沿岸部へと向かう先導のボクスター(←遅いって)。
混雑する館山の街を出、K257で洲崎をぐるっと周るうちに前方のペース・カーは消えて、ようやくのマイペース走行となります。
房総半島最南端エリア、海に向かって7台を駐めて小休止。
空は寒々とした雲に覆われ、霰のような雪が落ちてくるその様はとても南房総の画とは思えず、むしろ冬の日本海にいるんじゃないかぐらいのイメージです。
とは言え、あの雪道をクリアしてきたのですから、あんまり違和感は無いんですけどね(笑)。
ここからは引き続き、R410で海沿いをのんびりと走ることにしてリスタート。
千倉付近で雪雲は後退し、オープン・トップに冬の陽射しが戻ってきました。
しかしながら海沿いはやはりクルマが多く、K297をチンタラ走らされるうちにだんだんイヤになってきます。
なので、凍結のリスクを承知の上で内陸ルートのK186へとエスケイプ。
ALPINA B3 GT3に追われつつ、中速ワインディングでのドライブを楽しみました。
・・・が、日陰はやっぱり凍結していて全力で肝を冷やします(汗)。
再びK410に合流、スリルはもう十分味わったということで、昼飯を喰うべくK34で内房方面へ。
と、鮮やかなグリーンのポルシェがすれ違ったと思ったら、どこかでスピン・ターンでも決めたのか、一瞬の後にはもう隊列に加わっていました(笑)。
ポルシェ・911カレラ4:RUF・CRoコンバージョンのドライバーは、
suite-spiralさん。
大笑いで話を聞くと、我々の少し後に房総入りした彼もまた、雪&凍結との戦いを経て今ここにいるのだそうです。
保田漁協直営の食堂「
ばんや」で各自デカ盛りの丼や定食を腹に収め、再走を誓って解散。
富津館山道路→館山道→アクアライン→首都高と快調に走り、午後の早い時間に帰宅しました。
本日の走行距離は、330km。
走行時間は4時間56分、平均速度は69km/h。
平均燃費は10.3km/lでした。
私の身勝手なドライブにおつきあい下さった皆さん、本当にありがとうございました!
まさか雪中凍結路を走ることになるとは夢にも思いませんでしたが、それはもう自業自得以外の何物でもありません。
しかし、つきあわされた皆さんにとってみれば、とてもいい経験・・・いや(汗)、いい迷惑ですよねぇ。
次回はもっと季節が良くなってからお声掛けしますので、これに懲りずまたご同道下さるよう、よろしくお願いを申し上げる次第です(伏)。