中国・四国地方を中心に走った、9泊10日のグランド・ツーリング。
走行距離は4,366km、平均速度は58km/h、平均燃費は11.2km/lでした。
いや、良く走りました(笑)。
ボクスターに乗り始めて2年と少々。
何度か長旅にも出ていますし、昨年は「一生に一度の(←ホントか?)
ザ・グランド・ツーリング」なんてこともやりましたが、その際も中国地方はあまり走っていませんでした。
そんなわけで四国と組み合わせて走りに行ったのですが、いやもう、本当に楽しかったです。
例によって、宿泊等の目的が無い限りは都市部を迂回するルートを選択。
するとですね、もう走り放題なんですよ(笑)。
調子に乗って激狭&荒れ放題の県道を択んで往生することもありましたが、そんな場合でも対向車がまったく来ないので、慎重に走れば大丈夫。
旅の友である「ツーリングマップル」のおすすめルートはもちろん、それ以外にもドライビングを堪能できる道はたくさんあり、その気持ちよさに快哉を叫ぶこともしばしばでした。
10日間のGTは総じて天候に恵まれ、素晴らしいオープン・エア・ドライビングを続けることができています。
ドライブの楽しさは天気に左右されますが、屋根つきのクルマと較べて、オープンカーはその左右のされかたがハンパではありません。
もちろん、幌を上げてしまえば雨の中でもボクスターは何の問題もなく走ってくれますが、ドライバーのテンションはダダ下がり。
とにかく、できる限りオープンで走っていたいんです。
今回も宿を取らずにGTに出たのはそのためもあって、刻々と変わる天気予報とにらめっこしながら、なるべく雨に降られないようにルートや宿泊地を決めていきました。
ただ季節は冬に入りつつあり、GT後半はいわゆる西高東低の気圧配置となって、日本海側は雨の日が多くあまり走れなかったのが心残りです。
そんなわけで島根県は殆どパスしてしまいましたが、予報が雨から曇りに好転した8日目には兵庫から鳥取まで引き返し、大山エリアを走ることができました。
毎度思うのですが、ボクスターは本当に楽しいクルマです。
屋根をガバッと開けてカントリー・ロードをひたすら走らせるその爽快感は何物にも替え難く、それはもう私の拙いボキャブラリーではどうにもお伝えしようがありません。
そんなボクスターのドライビングを何日も続けて楽しむことができた、グランド・ツーリング。
事故らず壊さず捕まらず、今回も無事に帰っ
・・・と思ったら、帰宅した翌日に左後輪のTPMS(タイヤ空気圧モニタリング・システム)アラートが点灯。
GTの最終日辺り、どこかでぶっとい釘を拾って結構な距離をそのまま走ってきたようで、釘の頭は削られてピカピカに光っていました。
いや~、危なかった(汗)。