ひとっ走りして油温を80℃前後まで上げてから、いつものパーキングで毎度おなじみの青空DIY(CoCo-Gさん曰く「野良整備」)を始めます。
カー・ランプ(スロープ)にボクスターのリア・タイヤを載せ、ドレン・ボルトを抜いてオイルを排出。
新品のボルト&ワッシャーを50Nmで締めこんでからフィルター・ケースを外し、新品のエレメントに交換した上で25Nmで装着しました。
投入するのは、これまたいつもと変わらずポルシェ社承認オイルのモービル1・5W-40です。
オイル・ジョッキを使って充填したら作業は完了、片付けを済ませた後にボクスターを走らせて、マルチ・ファンクション・ディスプレイでオイル・レベルがピッタリであることを確認しました。
私のボクスターが積んでいるMA122型2.7リッター水平対向6気筒エンジンはDFI、直噴エンジンです。
PFI(ポート噴射式エンジン)と比較してメリットが多いと言われるDFIエンジンは、その構造上、エンジン・オイルがススで汚れやすいのだそうです。
ディップ・スティックが廃止されているため、日常のオイルの汚れ具合を見ることはできないのですが、排出したオイルは7,000km弱で真っ黒け。
しかしながら体感性能の低下はまったく感じられず、燃費の悪化も見られません。
従って、交換直後でも「吹けが良くなった!」とか「エンジンが静かになった!」とか「燃費が改善した!」なーんてことは一切無いのです。
ま、私が鈍感なだけかもしれませんけどね(笑)。
個人的には、50歳のオッサンが一般道をチンタラと数千km走らせたぐらいで同銘柄への交換後に「新油効果」を体感できるような、そんなオイルは入れたくありません。
その点、現在使っているモービル1や、以前ALPINA B3で使っていたBP・バービススポーツは、コストも含めて本当にいいエンジン・オイルだと思っています。
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エンジン内部をキレイにしたついでに、コイン洗車場へ寄ってボディもキレイにしました。
その際、久しぶりにホイールもクリーナーを使って洗ったのですが、20本ものフィンでできているALPINAクラシック・ホイールを洗う拷問に較べれば遥かにマシではあるものの、やっぱり大変なんですよねぇ。
そこで、せっかく洗ったホイールをできるだけキレイに保ち、面倒な洗浄の回数を減らすべく、ホイールをコーティングしてみることにしました。
近所のディスカウント・ストアのワゴン・セールで買ってきた「SONAX・ホイールコーティング」を、乾いたホイールにまんべんなくスプレー。
何度か重ね塗りしているうちにタレたりムラになったりしたところもありますが、なに、走っていればわかりゃしませんよ(笑)。
パッケージには「蓮の超撥水メカニズムで頑固な汚れを跳ね返す」「ナノシールド被膜による突起構造が超撥水効果を実現」などと書かれており、何だかよくわかりませんが効果はあるのかもしれません。
あまり期待をせず(笑)、様子を見て行こうと思っています。