純正のパーツ・ナンバーを元にサーチしてみたところ、ボッシュの「
エアロツイン」シリーズに適合品があることが判明。
運転席側が「AP21U」、助手席側が「AP23U」だとのことで、早速インターネット・ショップに発注しました。
週末、取り付け作業を実施します。
初作業に一抹の不安がありましたが、それも杞憂に終わります。
工具不要、プロセスは実に単純で、あっけないほどカンタン。
パッケージの中には取付説明書が同梱されているだけでなく、記されたQRコードにアクセスすると、取付方法のムービーを観ることができるなど、もう至れり尽くせりです(笑)。
なお、ひとつのワイパー・ブレードを多種のクルマに適合させるためでしょう、ワイパー・アームとの接合アタッチメントが4種類も入っていました。
このうち、981型ボクスター(同・ケイマン、991型911)には、4番アタッチメントを使うよう説明書に書かれています。
アタッチメントをブレードにパチンと嵌め込んで、旧ブレードを外したアームに差し込めば、あっという間に作業は完了です。
ちなみにAP21Uは、VW/アウディ/セアト/シュコダ、メルセデスベンツ、ルノー、ボルボ、スマート(!)などのいくつかのモデルにも適合します。
わざわざメーカー/車種ごとのブレードを作るのではなく、複数種のアタッチメントを同梱することで、量産効果も炸裂するのでしょう。
2本で約5,000円と、ディーラー作業の半額以下で交換することができました。
併せて、ソフト・トップの撥水作業にも手をつけます。
昨年の2月に一度だけ実施していたのですが、その際に半分以上余った撥水剤を使い切ってやろう、との魂胆です。
前の週末にシャンプーで洗った幌は、撥水施工前にブラシでホコリを払います。
1年半ほど前に購入したこのブラシ「
マーナ S001」はオープンカー用などではなく、普通の洋服用ブラシです。
しかしながらサイズ感や豚毛のタッチが絶妙で、幌をブラッシングするとカンタンにホコリが取れるだけでなく、生地にツヤが出るようにも思えます。
次もこのブラシを買おうと決めていますが、耐久性にも優れているらしく、一向にヘタる気配がないんです(笑)。
前回は霧吹きで施工した撥水剤「ハイパーウォータープルーフ」ですが、今回はスポンジを使って塗りこんでみました。
スプレー作業自体はラクチンではあるものの、飛散した液剤がボディやガラス面に付着しないよう広範囲を養生しなくちゃならないので、それが面倒だったのです。
液剤は無色透明で水のようにサラサラ、コレをスポンジにたっぷりと沁みこませて、ソフト・トップに塗っていきます。
説明書きには「刷毛を使って塗る」と記載されているものの、個人的にはスポンジでも十分に塗りこみができると感じました。
残量ゼロになるまで使った結果、3回から4回は重ね塗りしたと思います。
これだけ塗っときゃ、大雨の日も水玉コロコロ間違い無しだぜちくしょうめ!(勃)
で、幸か不幸か、すぐに雨中を走る機会がやってきました。
新調したボッシュのワイパーはさすがのクオリティで、フロント・スクリーンの雨粒を音も立てず、完膚無きまでに消し去ってくれます。
交換前のワイパーでも視界は十分に確保できていたのですが、換えるとやっぱりその差は歴然ですね。
雨天ドライブの安全性向上にも、大きく貢献してくれるものと思われます。
一方の撥水加工ですが、その効果は微妙な感じ・・・。
幌に付着した雨粒はそれぞれが何となく独立はしているものの、勝手に期待していた「水玉コロコロ」には程遠く、どちらかと言えばベチャッと潰れているようなイメージです。
引き続き高速道路を走っているうちに、雨粒はその僅かに残っていた独立性をも棄て去ってしまったようで、幌は施工前と同様、一面ベターッと黒く濡れてしまったのでした。
塗り方が悪かったのか、塗る量が少なかったのか・・・。
密封していたとは言え、開栓から1年半以上も経って効き目が落ちていたのか・・・。
それとも、ベターッと濡れながら実は水を弾いている、親水性撥水剤なのか・・・(←そんなのあるのか?)。
いずれにせよもう少し様子を見てみますが、残念ながら、再度の撥水作業へのモチベーションが大きく低下していることは否めません(涙)。