ある雨の日。
ボクスターのウィンドウ・ウォッシャーを作動させたら、ウォッシャー液が所定のノズルからではなく、フロント・ウィンドウ左下端付近から勢い良く噴き出したので笑いました。
・・・いや、笑ってる場合じゃないって(汗)。
ボンネットを開けて確認してみたところ、ウォッシャー・ポンプからノズルへと至るパイプが、ボンネットに入る手前でスパッと切れていました。
手持ちのビニール・チューブなどで切断箇所を繋ごうかとも思ったものの、どうもうまくいきそうにありません。
そこでディーラーの担当者の方に状況を説明、日曜日の朝一番に
長野県/塩尻市から都内のサービス・センターへ直行し、修理交換してもらった次第です。
しかしまぁ、変なところが壊れますねぇ(笑)。
ちなみにこのパイプ、触った感じでは柔軟性に乏しいストローのような材質に思えます。
切断していたのはボンネットの開け閉めに伴い可動する箇所で、文字通りストローのジャバラ状となっていました。
同行してもらっていたKさんは「wataさんの走り方が悪いから切れたんじゃないの?」なんて酷いことを言ってましたが、同じパーツが使われている自身のケイマンをチェックして曰く、「う~ん、この材質と構造なら切れるかもしれないなぁ」。
ディーラーで訊いてみても、この症状は私のボクスターが初めてではないとのことですから、981型ボクスター/ケイマンや、パーツを共用している991型911で発生したケースがあったのかもしれませんね。
なお、作業中の代車として「
パナメーラS E-ハイブリッド」を貸していただいたので、都内をちょろっと走らせてみました。
個人的にデカいクルマが苦手なため、特に狭い通りではヒヤヒヤしながら運転していましたが、とにかくボクスターとはまったく別物の静かな高級車です。
それでもスポーツ・プラス・モードにブチ込んで全開をかますと、一拍おいて後頭部がヘッドレストを打つほどのダッシュ力を見せてくれますが、そんな使い方をしちゃいけないクルマですね(汗)。
このパナメーラと比較して63cm短く、13cm狭く、14cm低く、150psも少なく、価格は半額以下ですけど、私ゃやっぱりボクスターのほうがいいです(笑)。