この週末は、クルマ仲間3人での一泊ツーリングです。
宿泊は長野県の蓼科高原なのですが、最短コースの中央道ルートは採らず、上信越道方面からぐるっと回って行くことにしています。
横川SAでのんびりと朝飯を喰いながら、どこを走ろうかと検討。
ビーナスラインや志賀草津ルート、麦草峠越えなどのメジャーなマウンテン・ロードは今もなお冬季閉鎖中のようなので、とりあえず北軽井沢から嬬恋高原あたりをドライブしようということになりました。
碓氷軽井沢ICでアウト、混み始めた市街地の車列を後目にR146を北上。
911カレラとケイマンにプッシュされながら(涙)ワインディングを駆け上がり、まだ誰もいない鬼押ハイウェーを気持ち良く流しました。
引き続きK59を走り、広域農道/つまごいパノラマライン・ノルドシュライフェ(北コース)に突入。
交通量はほぼゼロ、陽の光がとても暖かく、実に爽快なクルージングが続きます。
この道を初めて走ったのは、
10年前のこと。
その時もMTさん&Kさんと3人で、雨の中を疾駆したことを強く憶えています。
ドラ飯に蕎麦を択ぶのもこのメンバーのお約束、今日も道端の小さな看板に誘われて、民家のような蕎麦屋「いっさく庵」に到着。
つけ鴨せいろは蕎麦もつけ汁もバツグンの旨さで、とろりとした蕎麦湯で〆て大満足の昼飯となりました。
食後のリスタートは上着を脱ぎ捨て、長袖シャツ1枚でボクスターの屋根を開けて走ります。
引き続き2台に追われながらK94で地蔵峠を越えてダウンヒル、途中にあるMTさんお勧めの「
アトリエ・ド・フロマージュ」で買い物&ソフトクリーム・チーズ味(←旨いです)。
K40で南へと走る途中では、川沿いで最後の桜が風にはらはらと散っていました。
クルマを停め、こりゃいいねぇ・・・などとノンビリ眺めていましたが、気がつけばボクスターの室内は桜の花びら三昧。
ま、風情があっていいっちゃーいいのですが、掃除が大変なんですよねぇ(笑)。
K40で高原地帯を駆け抜け、K192でスズラン峠のワインディングを走り、茅野の街で買い出しを済ませて宿に到着。
温泉で汗を流してから、ビール片手にオッサンたちの夕餉が始まりました。
仕入れてきた野菜や肉をバクバク喰らうのですが、白眉だったのがアトリエ・ド・フロマージュのピザ。
オーブン・トースターで焼き上げるだけで素晴らしい食感が炸裂、中でもクアトロ・フォルマッジの味と香りは最高です。
しかしながら早起き+ドライビング+満腹+アルコール+ストーブの暖気+加齢のため22時頃には一同すっかり眠くなり、這うようにして布団へと潜り込むのでありました。
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翌朝は、雨。
ゆっくりと朝飯を喰ってから蓼科高原を後にし、八ヶ岳山麓を経由して小淵沢ICから中央道に乗りました。
双葉SAでの作戦会議を経て一宮御坂ICからR137を南に走りますが、一度弱まった雨は再び強まり、桜でも眺めようと立ち寄った河口湖畔は台風のような暴風雨です(汗)。
とてもクルマを降りられる状況にはなく、そのまま東富士五湖道路で御殿場方面へと向かい、市内の蕎麦屋「
遊季庭 かわ嶋」へ。
駐車場から店内までの間にずぶ濡れとなってしまいましたが(涙)、旨い蕎麦に心も和み、御殿場ICから帰路に就きます。
2人と別れ、都内から埼玉の自宅へ戻る頃には空はすっかり晴れ渡っており、バケツの水で軽く洗車してからボクスターをパーキングに戻しました。
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今回同道してもらったクルマ仲間、911カレラのMTさんとケイマンのKさんとは、もう20年近いおつきあい。
3人ともE36型BMWに乗っているときに
Web上で知り合い、E46型BMW M3×2台と
ALPINA B3とであちこちを走り回りました。
時は流れて皆すっかりオッサンになり、クルマも991/981型のポルシェとなりましたが、やってることは昔も今も変わりません。
しかし我々、もう50歳なんですが、いつまでもこんなことをやってていいんでしょうか・・・。
・・・いいんです!(キッパリ)