ポルシェ社が定める、ボクスターの定期交換部品。
30,000km毎に交換が必要とされているのが、エアクリーナー・エレメントとエアコン用のフィルターです。
で、
エアクリーナーと同様、エアコン用フィルターもDIYで交換しました。
981型ボクスター/ケイマンのエアコン用フィルターは、フロントのボンネット内にひとつ、室内のグローブ・ボックス裏にひとつ、合わせてふたつセットされています。
まずはボンネット内のプライマリ・フィルター(99157237100)ですが、コレはサービス・リッドを外すとすぐに目視確認できるところにありました。
引き抜いて新品と並べてみると、それなりに汚れているのが瞭然です。
サプライヤー名は霞んでいましたが、恐らくMANN製だと思われます。
リプレイス用に用意したのは、これまた大手のOEMサプライヤーであるVALEO製。
インレット・ボックス周辺をキレイに掃除してから、エア・フローの方向を確認しつつ、新しいフィルターを装着しました。
工具不要、ものの数分で完了です。
続いて、セカンダリ・フィルター(99157362300)。
こいつを脱着するにはグローブ・ボックスの裏側にフロア側からアクセスし、プラスティックのネジで止められているソフト・カバーを外す必要があります。
アクロバティックな体位・・・いや(汗)、不自然な姿勢に苦悶しつつ、ネジとカバーを外してケースからフィルターを引き出しました。
で、そのBEHR製フィルターをチェックしてみたのですが、殆ど汚れていません。
黒っぽく見えるのは活性炭入りだからだと思われ、用意したVALEO製のフィルターと較べても、どちらが新品だかわからないぐらいです。
なので、今回は交換を見送りました。
なお、エアクリーナー・エレメントと同様、これらのエアコン用フィルターもまた国内での流通を確認することはできませんでした。
仕方がないので、これまた
eBayでラトヴィアの業者に発注。
プライマリ・フィルターは約1,700円、セカンダリは約3,700円で、送料は1,500円ほどでした。
作業難易度は★☆☆☆☆、工賃はゼロですから、めちゃくちゃ安上がりだったと思ってます(笑)。
エンジン・オイル&フィルター、エアクリーナー・エレメント、エアコン・フィルター。
ボクスターの定期交換部品のうち、私が自力でメンテナンスできるのは、この3つだけです。
エンジンへのアクセスが難儀なため、これまで所有していたクルマで当たり前のようにやっていたプラグ交換すら諦めざるを得ないのは残念ですが、まぁ仕方ありませんね(涙)。
無理にDIYを強行して壊しちゃってもいけませんから、これ以上のメンテナンスはやはりプロにお任せすることになりそうです。