東京湾アクアラインで海を渡り、スマートICを利用すべく館山自動車道/君津PAへ。
そこには、あまり見たことのないボディ・カラー&ボディ・ワークの997型ポルシェ・911が駐まっていました。
オーナーの方にお話を伺ったところ、このクルマは「911・スポーツクラシック」と言う世界限定モデルなのだそうです。
いや~、カッコいいですねぇ。
しばらくお話しさせていただいてから、スマートICのゲートを出ました。
K92→K93で鹿野山のワインディングをドライブ。
梅雨時らしくムシッとした朝の空気をキャビンに巻き込みながら、オープン・トップのボクスターを気持ちよく走らせました。
「海」のイメージが強い房総半島ですが、内陸部のルートを選べばクルマも少なく走り放題。
稲田の眩しい緑に目を奪われながら、いつものようにK88をマイペースで南下していきます。
広域農道/安房グリーンラインを快走し、あっという間に南房総の海岸線に出ました。
ひとやすみしたら一転、ここから北上を開始します。
町道やR410で海岸線を走りますが、交通量が増えてきたため鴨川方面へのドライブは即中止。
やっぱ内陸ルートだわ!と独り頷きつつK186でアクセル・オン、初夏の風と陽光に弄ばれながらワインディングを駆けてゆきます。
カントリー・ロードの沿道ではアジサイが終盤を迎えていた一方、パーキング・スペースの傍らにはあちこちでいろいろな花が咲いていました。
花の名前とか、まったくわかんないんですけどね(汗)。
R410で久留里まで北上したら、外房方面=東へと針路を変更。
K32で山の中を走っていると、やがてローカル線の小湊鉄道と交差することになります。
月崎駅で小休止、駅前で寝転んでいたイヌと戯れてから、難読にも程がある飯給駅[いたぶえき]にも寄ってみました。
ちょうど2両編成のディーゼル・カーがやってきたものの、乗降客はゼロ。
ついでに駅前にある「日本一広いトイレ」の入口が開放されていたのでちょっと覗いてみたのですが、ガラス張りの個室で用を足すのは、かなりの勇気が要るんじゃないかと思われました(笑)。
K172→K150→K148→K228とローカル県道を辿り、一宮で九十九里浜に出ます。
付近の海水浴場はサーフィンや海遊びを楽しむ若者や家族連れで大いに賑わっており、独りぼっちのオッサン・ドライバーは黙ってUターンを切りました(涙)。
そのまま、九十九里有料道路へ。
昼前の強い陽射しが降り注ぎ、サングラス越しに真夏の景色が展開しています。
この道を走るのはカノジョを横に乗せていた三菱・ギャラン時代以来で、懐かしさに思わず目頭が熱くなりました(笑)。
昼飯は、蓮沼海浜公園の近くにある「川島食堂」へラーメンと餃子を喰いに行きます。
九十九里まで来て食堂のラーメンかよ・・・と思われるかもしれませんが、コレが旨いんですわ(笑)。
正月に初めて来たときと同じ、房総なのに神奈川名物サンマーメンと、ニンニク・パンチの効いたゴマ入りの餃子を発注。
店内は地元の皆さんで満席状態、相席となったおじいちゃんと言葉を交わしながら、汗ダクでおいしくいただきました。
腹一杯喰ったら、道が混まないうちに撤収です。
が、千葉東金道路に乗る前に、成東駅の近くにあるJA直売所「山武緑の風」にて地物の野菜類を物色しました。
渋滞ゼロで帰宅してからビールの友&晩飯にいただいたところ、トウモロコシやナス、トマト、レタス、いずれも抜群の旨さ。
近所のスーパー・マーケットでいつでも買えるのはありがたいのですが、やはり産地で直接仕入れたものはぜんぜん違いますねぇ。
これもまた、カントリー・ドライブの楽しみのひとつとなっています(笑)。
本日の走行距離は、398km。
走行時間は6時間44分、平均速度は61km/h。
平均燃費は、10.9km/lでした。
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文字通り、梅雨の晴れ間となった一日。
初夏のオープン・エア・ドライビングを、存分に楽しむことができました。
梅雨は嫌いですが、今回のように週末だけでも晴れてくれるのなら、まぁいいや(笑)。