2014年の走り納めに、クルマ仲間と伊豆へツーリングに行ってきました。
早朝、ShimaさんのALPINAロードスターと共に東名/海老名SAを出発。
帰省ラッシュの波に飲み込まれる前に沼津ICを出て、ALPINA B3Sに乗るM郎さんと合流しました。
伊豆縦貫道→伊豆中央道で市街地をバイパスし、西海岸のワインディング・K17をトレースしていきます。
冷たい雨が降り続いた前日から一転、青空となった伊豆半島は気温も上がり、2台のALPINA車を追って楽しく走りました。
風が強く、駿河湾越しの富士山はやや霞んでいたものの、井田から戸田へと快適なドライビングが続きます。
しかしながら土肥が近づくにつれて前が詰まり始めてきたため、ここらでいったん海を棄てることに決定。
R136で船原峠まで上り、K411で稜線上を南下していきました。
さすがに沿岸部よりも気温は低いのですが、交通量はほぼ皆無。
前後を入れ替えながら気持ちよく走り続け、海を見下ろす西天城高原のパーキングでひとやすみしてから、K410に突入します。
宇久須までのダウンヒルは、高低差&曲率ともにハードなコーナーが続く楽しいルート。
しかし濡れ落ち葉やキャッツ・アイなどのトラップもあるため、安全運転必須です(汗)。
大笑いしながらノンストップで駆け下ったところで、オッサンたちはすっかり腹が減りました。
定番・アジのまご茶漬け定食は、自家製ところてんの食べ放題に野菜の天ぷらなどもつき、味もボリュームも大満足。
初めて喰ったと言うShimaさんも、大変ご満悦のご様子でした(笑)。
食後は歴史ある街並みの松崎で、旧家探訪。
Shimaさんはここも一度来てみたかったとのことで、ますますご満悦です。
いやはや、文学的ですなぁ(←そうか?)。
午後は南伊豆まで足を延ばそうということになり、R136→K16であいあい岬へ。
ホーム・コースにしているM郎さんが、後続の2台のロードスターを寄せ付けない走りを披露してくれましたが、岬の駐車場は暴風が吹き荒れており短時間で撤収(涙)。
また、松崎へと戻る途中に棚田があるというので寄ってみたものの、先導役の私が通り過ぎて極悪狭隘路に迷い込んだ挙句、再び辿りついた棚田の景色は真冬ということでよくわからず・・・。
ここは緑の時期か、冬場ならライト・アップされているという夜間に訪れることを、強くお勧めする次第です(汗)。
本日の宿は、松崎から少し内陸に入ったところにある「桜田温泉・山芳園」。
田園風景の中の静かな一軒宿で、私が独り旅で泊まるような宿よりも料金ランクは上ですが、値段以上の価値がある旅館だと思いました。
輝き始めた月を眺めながら入る適温の露天風呂はとても広く、手足を伸ばして寛ぎ放題。
個室での夕食は新鮮な海の幸が満載、アイガモ農法で育てたと言う自家製のご飯も抜群の旨さです。
再び露天風呂に浸かったり、布団の上でゴロゴロしつつクルマ話に花を咲かせたりしてから、オッサンたちは爆睡の床に就きました。
翌日も晴天、しかも夜の間も吹き荒れていた風はすっかり鎮まっています。
露天風呂で目を醒まし、旨い朝飯をたらふく喰ってチェック・アウト。
大晦日の今日は早々に引き上げることとしていますが、だからと言って幹線道路をダラダラ戻る我々ではありません(笑)。
宇久須からは、昨日とは逆にK410でヒルクライム。
インリフトと闘いながら一気に駆け上がり、快晴のK411→K127/西伊豆スカイラインを北上していきます。
快走しまくりではありますが、ただし日蔭はところどころ凍結していますので注意が必要です(汗)。
K18で再び山を下り、戸田からは昨日と同じK17でタイトなワインディング・ランを楽しみました。
沼津でM郎さんと別れ、まだ空いている東名の流れをリードしながら東京方面に向かう白と青のロードスター。
もちろん、2台とも屋根は開けたままです(笑)。
二日間の走行距離は、617km。
走行時間は11時間01分、平均速度は56km/h。
平均燃費は、10.3km/lでした。
M郎さん、Shimaさん、どうもおつかれさまでした。
日帰りの単独行でも十分楽しい伊豆半島ですが、お二方と一泊することによって楽しさ倍増、大笑いの走り納めとなりました。
今年もまた、一緒に楽しく走りましょう。
ありがとうございました!