関越自動車道/花園ICのETCゲートでボクスターのトップを下ろすと、冷たい朝の空気で気分が一気にシャキッ!とします。
K37から
R299に入り、小鹿野町を西に進むに連れて外気温は0℃まで下がってきました。
路面はところどころ・・・と言うよりもかなりの部分が白くてビビりましたが、ゆっくり走ればタイヤは思いのほかグリップしてくれます。
どうやらこれは積雪などではなく、放射冷却に伴う降霜ではないかと思われます。
実際、志賀坂峠への上りは林の中を走るためか、路面はほぼドライ・コンディションとなっていました。
なんだよ、大したことないじゃん(笑)。
・・・と思いきや、峠から先の群馬県側の路面は真っ白けのけ(汗)。
これマジで大丈夫なのか?と果てしなく自問を繰り返しつつ、ABSを効かせながら下っていきました。
奥多野エリアのR299は凍結防止剤のおかげで走ることができたものの、下仁田へと抜ける
K45はリアル積雪状態で、ボクスターはまっすぐ進むことさえ困難な状況です。
ここで無理をして他のクルマに迷惑をかけるわけにもいきませんので、諦めてUターンとなりました。
東へと向かい、
R462を走る頃には路面はすっかり乾いていましたが、土坂峠へと上る
K71はやはりところどころ降霜しているため、油断は禁物。
峠のトンネルを抜けた先の埼玉県側で路面はやっとドライに戻り、ようやく一安心です。
秩父付近で腹が減ってきたため、何を喰おうかと考えながら走っているうちに見つけたのが、「珍達」の看板。
以前、ALPINAロードスターに乗る
ingさんのBlogで紹介されていたことを思い出し、入ってみることにしました。
お勧めの「珍達そば」はゴマ油の効いた醤油味、具はシンプルにネギと豚肉だけですが、細麺と一緒に炒め煮にしているようで両者の風味が良く出ており、とても旨かった!
で、食後にもうひとつ思い出したのが、秩父名物と言われる「
みそポテト」。
道の駅で一串買い求めましたが、私には味噌がちょっと甘すぎました・・・。
結局、奥多野ではぜんぜん走ることができなかった49歳。
このまま帰るわけにもいかず、
K11で定峰峠へと向かいます。
幸いなことにこの道は降霜を免れていたため、本日初のスポーツ・プラス・モード、スイッチ・オン!
対向車に注意を払いつつ、昼なお冷たい山の風を浴びながら、2速⇔3速でワインディングを走らせるボクスターの楽しさったらありません。
山を下り、街へと向かうK11を離れて
K273へと右折し、スポーツ・モードで小さな松郷峠を越えて走り続けます。
できたばかりの
坂戸西スマートICからオープンのまま関越道に乗り、烈風に飛ばされそうなヅラを押さえながら(←イメージです)自宅へと走りました。
今回のドライブは一部で降霜や積雪に阻まれはしたものの、もともと秩父や奥多野はあまり雪が降らないようで、毎年一度は真冬にも走りに行っています。
ま、その度に凍結路面で肝を冷やすことになるんですけどね(汗)。
冬晴れのオープン・エア・ドライビングはとても爽快ですし、今シーズンもあと一回ぐらいはこのエリアに走りに来ようと思っています。
本日の走行距離は、373km。
走行時間は7時間00分、平均速度は55km/h。
平均燃費は10.0km/lでした。
ちなみにこの日は、道の駅「
ちちぶ」で秩父の名産品を土産に買って帰りました。
豚肉の味噌漬けは、フライパンではなくグリルで焦げ目がつくまでじっくりと焼いてみます。
濃い目の味と香ばしい風味が、ビールの友に最高でした。
初めて喰ったしゃくし菜漬けは、抜群の旨さにビックリ仰天。
飯を喰った後なのに、お茶請けとして箸が止まりませんでした(笑)。