土浦北ICでアウト、屋根を開けてまずは
K236/表筑波スカイラインを軽~くドライブ。
以前よりも速度抑制用の波状区間が増えており、ますます走りづらくなっていましたが、それでも朝日山のパーキングには「クルマ好きのクルマ」が多数集まっていました。
交通量が増えてきたので山を下り、次は
峰寺山西光院へ。
広域農道/フルーツラインの車窓から山の中腹に京都の清水寺的な感じで見えており、前々から気になっていた場所です。
崖っぷちに建てられた寺はなかなかの迫力で、眼下には秋の田園地帯が拡がっていました。
昼飯は蕎麦を喰おうとスマートフォンで検索したところ、近隣でヒットしたのが「
手打蕎麦 まいえ」。
田んぼの脇道を走り、スポイラー擦っちゃうんじゃないかぐらいの急坂を上って、こんなところに蕎麦屋があるのかと仰天しつつ民家のような佇まいの店に到着。
胡麻豆腐のついた天もり蕎麦は、文句なしの旨さでした。
そんなことをしているうちに首都高も空いてきたため、改めて都内へと向かいます。
どうせヒマだから、と笑うクルマ仲間のKさんにもつきあってもらい、ディーラーにて早速オイル&フィルターの交換作業を依頼しました。
サービス担当の方に頼んでファクトリーを見せてもらうと、リフト・アップされたボクスターの後部からエンジン・オイルが抜かれています。
ボクスターのエンジンは「インテグレーテッド・ドライ・サンプ潤滑システム」を採用しているとのことで、オイル交換も特殊なのかな・・・と思っていました。
が、見る限りではウェット・サンプ方式のエンジンと同様、オイル排出口はエンジン底部の一ヶ所で、自由落下による排出です。
フィルターも普通のカートリッジ方式で、いずれもアンダー・ガードなどを外したりせずに直接メンテナンスできるようでした。
ちなみにボクスターの水平対向6気筒エンジンはリア・トランクの下に位置しており、通常はその姿を見ることはできません。
オイル(およびクーラント)の注入口はトランク内にあるため補充はラクですが、レベル・ゲージは電子化により廃止されているため、オイルの汚れ具合を確認することは、交換時以外は実質的に不可能です。
同じ理由で「
上抜き交換」もできなくなっちゃったってーのが、個人的にはかなり残念なんですけどね(涙)。
抜かれたオイルは4,000kmとは思えないほど黒く、それはフィルターも同様。
オイル汚れはDFIエンジンの宿命だと聞いてはいましたが、実際に目で見てなるほどと得心しました。
ショウ・ルームに戻ってKさんとクルマ談義を繰り広げているうちに、作業は完了。
サービスの方が明細書を持ってきてくれたので、中身を確
「よ・・・」
45,600円!?
思わず挙げそうになった声をグッと飲み込みつつ、明細書を再確認してみます。
エンジン・オイルはモービル1の5W50が7.5リッター、この時点で既に2万円超え。
オイル・フィルターが4,000円、フィルター用のOリングだけで1,400円!(フィルターに付属してないのか?)
作業工賃がこれまたビックリの16,000円で、ドレン・プラグやワッシャーも含め、〆て45,600円・・・。
いや、オイルも作業もクオリティはバッチリなのだろうと思います。
しかしながらそれを十分に考慮したとしても、私にとってはやはり高すぎます。
もちろんオイル交換は手を抜くことのできないメンテナンスですから、次回以降どうするか、ゼロ・ベースで考えようと思っています。
なお、この翌週に受けた初回3,000km点検は無料、しかもキャンペーン中とのことで10,000円相当のミール・クーポンをいただいて、オッサンは少し気が楽になりました(笑)。
ランニング・インが完了し、エンジン・オイル&フィルターを交換したら、すぐにでも走りたくなるのが人の常。
ディーラーを後にして、初めてエンジン回転数に制限を設けずに、夕刻の第三京浜から首都高をKさんのケイマンと一緒に走りました。
意図的にシフト・アップを遅らせて尚もガス・ペダルを踏み込むと、回転計の針はレッド・ラインを目指してどんどん加速していきます。
ルーフを開け放ったキャビンでは、エンジン・サウンドとエキゾースト・ノートとが一体となって風切り音やロード・ノイズを圧倒し、ドライバーを「これでもか!」と刺激してきます。
みなとみらいの夜景には目もくれず白いケイマンを追い、あるいは追われながら走り続け、横浜ベイブリッジを越えて大黒パーキング・エリアに到着。
いや~、強烈に楽しいですねぇ。
しばし休憩の後、オッサン二人は最寄のファミリー・レストランで晩飯を喰いながら、またもやクルマ談義にうつつを抜かすのでありました(笑)。