家を6時前に出たにも関わらず、中央道下り線は八王子JCTから相模湖付近にかけて渋滞が発生。
中央道はいつも混んでいるのでなかなか足が向かないのですが、圏央道が東名と接続して以来、混雑や渋滞がいっそう酷くなったような印象があります。
大月ICでアウト、最寄のセブン-イレブンで熱々の肉まんを頬張ってから、素晴らしい青空に向かってルーフ・オープン!
K212で誰もいない旧笹子峠へと上っていきました。
森の中で放射冷却を免れている山坂道は麓より3℃ほど暖かく、落ち葉にさえ気をつければ全く問題なく走れます。
いやはや、相変わらず趣のあるいい感じの道ですね。
大菩薩嶺への登山口、上日川峠へと向かう
K218。
渓谷沿いから山の中へと分け入る楽しいワインディングなのですが、走り込むうちにボクスターの外気温計は氷点へとどんどん下がっていきます。
大丈夫か、おい・・・と自問しながらUターンもせずに進んでいくと、上日川ダム周辺でいよいよ凍結路面が出現。
大量に撒かれていた凍結防止剤とABSのおかげで何とかクリアしたものの、この道はこれで今シーズン最後ですね。
登山客で賑わう上日川峠から先の
K201は完全なドライ・コンディション、下界の景色を眺めながらのんびりと下っていきました。
改良工事中の
R411は陽当たりも良く、パワーをかけてヒルクライムを堪能。
頂の柳沢峠からは、白く輝く富士山がキレイに見えました。
パーキングにはたくさんのライダーが集っていたため、ここから先の道も問題無いだろうと思っていたら案の定。
日蔭の一部にハーフ・ウェットが残ってはいたものの、奥多摩へと向かうR411のコンディションはバッチリで、初冬の風を浴びながらスポーツ・モードで楽しく走ることができました。
都県境を越えた先、
K206/奥多摩周遊道路も大丈夫でしたが、凍結路面よりも肚が立つのがネズミ捕り。
まんまと捕まってしまった2年前と全く同じ場所で罠を仕掛けていましたので、その前をエンストするんじゃないかぐらいの速度で通過しました(笑)。
しかしこの道、ゼブラ・ペイントやキャッツ・アイ、センター・ポールなどが増え続けている印象があり、とても走りにくくなっているように思えます。
交通量も多く、もはや安全に楽しく走れる道ではなくなってしまったのだな・・・とつくづく感じた次第です。
チンタラ走行の車列を嫌い、
K33で再び山梨県へとエスケイプ。
陽射しがとても暖かで、ヒーターを切ってもダウン・ジャケットでは暑さを覚えるくらいです。
上野原まで下りたところで昼時となり、きしめん的な太さ&厚さの甲州ほうとうで腹を満たしてから、幌を下したまま中央道で帰宅の途に就きました。
しかしまだ昼過ぎだっつーのにクルマが多く、国立府中ICから先は断続的に渋滞している始末。
大菩薩はともかく、奥多摩は真冬でも好天が続けば走ることができますので、交通量が減る厳冬期にまた走りに来ようと思います(←大丈夫か?)。
今回の走行距離は、363km。
走行時間は6時間52分、平均速度は54km/h。
平均燃費は、10.3km/lでした。
奥多摩は、凍結よりも卑劣な罠に要注意ですよ!