埼玉県の自宅から静岡県の沼津ICまで、ルーフを閉めたまま高速道路を走ります。
今回、ソフト・トップを持つロードスターであるボクスターを買う前に気になっていたことのひとつに、ルーフ・クローズ時の静粛性があります。
ストップ&ゴーの一般道はともかく、ハイウェイを長い時間巡航しているときにずっとうるさいのはイヤだな・・・と思っていたのです。
で、結果から言えば、ぜんぜん問題なし。
慣らしの上限と定めている4,000rpmは、6速ギアで走らせれば十分実用的なクルージング・スピードとなりますが、少なくともそのレベルでは音量・音質ともに不快感はありませんでした。
さすがに「静かだ」とは言えないものの、ボクスターのサウンドを楽しむと言う意味では、むしろ丁度いい感じかもしれません。
雨が降ったりすればまた違う印象となるのでしょうけれど、その時は速度を落として幌に当たる雨音を小さくすることと致しましょう(笑)。
ETCゲートへの進入時、速度が落ちたタイミングを見計らってルーフを開けるスイッチをオン。
9秒の後、ボクスターはその本来の姿となって伊豆縦貫道へのランプを再び加速していきました。
この高規格道路は最近になって延伸したようで、三島の市街地を大きく迂回しながら南へと向かいます。
しかし無料だと油断していたら、そのまま有料の伊豆中央道に入ってしまいました(涙)。
大仁の手前で一般道に下り、K130で海に出ます。
伊豆半島北西部沿岸をトレースするK17は、今もなお未改良区間が残るものの、交通量の少ない痛快なワインディング・ロード。
ボクスターの慣らしには・・・いや、私がボクスターに慣れるには、絶好のルートです。
本来は2速を多用したいところをグッと堪えて3速メイン、それでも海からの冷たい風を感じながらのオープン・エア・ドライビングは言うことなしの楽しさです。
ボクスターには、エンジン特性などを変えるスポーツ・モード・スイッチが標準装備されています。
私も何度か試したのですが、「4,000rpm縛り」の現状であっても、ワインディングなどではこれをオンにしたほうが気持ち良く走れると思いました。
休憩に立ち寄ったパーキングからは、うっすらとではありますが、駿河湾越しに富士山を望むことができます。
いい感じですなぁ。
土肥からはR136で内陸方面へと向かい、船原峠からK411/西天城高原道路で南下します。
振り返っても富士山は既に雲の中でしたが、誰もいないスカイラインを快適に走ることができました。
終着の仁科峠からは、いつものようにK410で宇久須までのハードなダウンヒル・・・と思いきや、崩落により通行止め。
やむを得ず、狭路のK59で松崎方面へと下っていきました。
延々たる森の中の1-1.5車線路は相変わらずタフですが、独りのんびりボクスターのステアリングを繰っていると、風に揺れる樹々の音や囀る鳥の声が頭上から聴こえてくるんですね。
これもまた、屋根なしグルマの特権なのだと思いました。
松崎の街から少し内陸に入り、大沢温泉「大沢荘・山の家」の露天風呂へ。
ゴボゴボと音を立てて湧きまくるかけ流しの温泉は、今日もいい湯で大満足です。
浴後は松崎に戻り、昼飯処が店を開けるまでの間、ボクスターを駐めて旧い街並みをブラブラと散策しました。
いつもは通り過ぎるだけですが、なまこ壁の土蔵や旧家は実にいい風情です。
昼飯は久しぶりに、「地魚さくら」でアジのまご茶漬け定食。
開店直後に満席となる人気店、給仕にも時間がかかりますが、ニンニク醤油を絡めた新鮮なアジのタタキをアツアツの釜炊きごはんにのっけてダシを回しかけサラサラッとかっこめば嗚呼ッ!(発射)
腹もいっぱいになったところでリスタート。
名前は凄いが標高は低い婆娑羅峠[ばさらとうげ・316m]をK15で越え、下田の街を抜けてK16で南伊豆の海岸線を走りました。
あいあい岬のパーキングで海を眺めつつコーヒー・ブレイク、その後は引き続きK16からR136/マーガレットラインをドライブ。
適度に曲がり、アップ・ダウンの続く断崖路を、ボクスターは快調に走っていきます。
そのままR136で土肥まで戻り、再び船原峠まで上がって今度はK127/西伊豆スカイラインを北上。
この極上のシーニック&ドライビング・ロードも何度となく訪れていますが、ルーフレスのボクスターで風を受けながら走ると、初めての道のように新鮮です。
正直、エンジン回転数が4,000rpmを超えないよう自重するのにとても苦労しましたけどね(笑)。
終着の戸田峠から修善寺まで下り、夕刻の市街地を伊豆縦貫道でバイパス。
長泉沼津ICのETCゲートでルーフ・クローズのスイッチ・オン、9秒で変形を完了したボクスターは、まだ空いている新東名の本線へと合流していきました。
今回のデイ・ドライブで、ボクスターの走行距離は納車後1,100kmとなりました。
ランニング・インの完了まで、あと1,900km。
我慢の「4,000rpm縛り」はまだまだ続きますが、
もうしばらくおつき合い下さい(伏)。
今回、ソフト・トップを持つロードスターであるボクスターを買う前に気になっていたことのひとつに、ルーフ・クローズ時の静粛性があります。
ストップ&ゴーの一般道はともかく、ハイウェイを長い時間巡航しているときにずっとうるさいのはイヤだな・・・と思っていたのです。
で、結果から言えば、ぜんぜん問題なし。
慣らしの上限と定めている4,000rpmは、6速ギアで走らせれば十分実用的なクルージング・スピードとなりますが、少なくともそのレベルでは音量・音質ともに不快感はありませんでした。
さすがに「静かだ」とは言えないものの、ボクスターのサウンドを楽しむと言う意味では、むしろ丁度いい感じかもしれません。
雨が降ったりすればまた違う印象となるのでしょうけれど、その時は速度を落として幌に当たる雨音を小さくすることと致しましょう(笑)。
ETCゲートへの進入時、速度が落ちたタイミングを見計らってルーフを開けるスイッチをオン。
9秒の後、ボクスターはその本来の姿となって伊豆縦貫道へのランプを再び加速していきました。
この高規格道路は最近になって延伸したようで、三島の市街地を大きく迂回しながら南へと向かいます。
しかし無料だと油断していたら、そのまま有料の伊豆中央道に入ってしまいました(涙)。
大仁の手前で一般道に下り、K130で海に出ます。
ボクスターの慣らしには・・・いや、私がボクスターに慣れるには、絶好のルートです。
本来は2速を多用したいところをグッと堪えて3速メイン、それでも海からの冷たい風を感じながらのオープン・エア・ドライビングは言うことなしの楽しさです。
ボクスターには、エンジン特性などを変えるスポーツ・モード・スイッチが標準装備されています。
私も何度か試したのですが、「4,000rpm縛り」の現状であっても、ワインディングなどではこれをオンにしたほうが気持ち良く走れると思いました。
休憩に立ち寄ったパーキングからは、うっすらとではありますが、駿河湾越しに富士山を望むことができます。
いい感じですなぁ。
土肥からはR136で内陸方面へと向かい、船原峠からK411/西天城高原道路で南下します。
振り返っても富士山は既に雲の中でしたが、誰もいないスカイラインを快適に走ることができました。
終着の仁科峠からは、いつものようにK410で宇久須までのハードなダウンヒル・・・と思いきや、崩落により通行止め。
やむを得ず、狭路のK59で松崎方面へと下っていきました。
延々たる森の中の1-1.5車線路は相変わらずタフですが、独りのんびりボクスターのステアリングを繰っていると、風に揺れる樹々の音や囀る鳥の声が頭上から聴こえてくるんですね。
これもまた、屋根なしグルマの特権なのだと思いました。
松崎の街から少し内陸に入り、大沢温泉「大沢荘・山の家」の露天風呂へ。
ゴボゴボと音を立てて湧きまくるかけ流しの温泉は、今日もいい湯で大満足です。
浴後は松崎に戻り、昼飯処が店を開けるまでの間、ボクスターを駐めて旧い街並みをブラブラと散策しました。
いつもは通り過ぎるだけですが、なまこ壁の土蔵や旧家は実にいい風情です。
昼飯は久しぶりに、「地魚さくら」でアジのまご茶漬け定食。
開店直後に満席となる人気店、給仕にも時間がかかりますが、ニンニク醤油を絡めた新鮮なアジのタタキをアツアツの釜炊きごはんにのっけてダシを回しかけサラサラッとかっこめば嗚呼ッ!(発射)
腹もいっぱいになったところでリスタート。
名前は凄いが標高は低い婆娑羅峠[ばさらとうげ・316m]をK15で越え、下田の街を抜けてK16で南伊豆の海岸線を走りました。
あいあい岬のパーキングで海を眺めつつコーヒー・ブレイク、その後は引き続きK16からR136/マーガレットラインをドライブ。
適度に曲がり、アップ・ダウンの続く断崖路を、ボクスターは快調に走っていきます。
そのままR136で土肥まで戻り、再び船原峠まで上がって今度はK127/西伊豆スカイラインを北上。
この極上のシーニック&ドライビング・ロードも何度となく訪れていますが、ルーフレスのボクスターで風を受けながら走ると、初めての道のように新鮮です。
正直、エンジン回転数が4,000rpmを超えないよう自重するのにとても苦労しましたけどね(笑)。
終着の戸田峠から修善寺まで下り、夕刻の市街地を伊豆縦貫道でバイパス。
長泉沼津ICのETCゲートでルーフ・クローズのスイッチ・オン、9秒で変形を完了したボクスターは、まだ空いている新東名の本線へと合流していきました。
今回のデイ・ドライブで、ボクスターの走行距離は納車後1,100kmとなりました。
ランニング・インの完了まで、あと1,900km。
我慢の「4,000rpm縛り」はまだまだ続きますが、
もうしばらくおつき合い下さい(伏)。