東北自動車道/栃木ICから程近い、
宮の桜堤。
例年、東京で散った後にちょうど満開を迎えるので、今年もベスト・タイミングだろうと思いきや、永野川沿いの桜並木はもはや終盤となっていました・・・。
ピークに見える木もあるものの、全体的には残り半分程度といった感じで、雨風一発で全部落ちてしまうだろうレベル。
読みが甘いにも程がありますが(涙)、とは言え桜量はかなりのボリュームなので、散り際の花見を独り楽しんでから再びボクスターに乗り込みました。
K32を北上、巨大な石灰工場を背に
K202で小さな峠を越え、K200で
佐柄見の桜を見に行きます。
ここの桜も最後の週末を迎えているようですが、毎年写真を撮りに来ているというおじさんに訊けば、花がある時期に周囲の田に水が張られるのはたいへん珍しいのだそうです。
高く啼くヒバリの声を耳にしながら、暫しその風景に見入っておりました。
花見はここまでとし、以降はドライブです!
K32まで戻り、
K15へとスイッチして清流・思川を遡上。
川沿いのクルージングを楽しみつつ、このまま山の中へ突っ込んで
粕尾峠へ駆け上がろうと思っていたら、その手前に通行止めの看板が立っていました。
無念です・・・(涙)。
例によって行けるところまで行こうかとも思いましたが、規制の事由が積雪ではなく災害復旧工事であり、かつ看板もしっかりとしているので(←重要)、これはガチの通行止めだろうと推察。
Uターン&リルート、一本北側の
K246で再び山を目指すこととなりました。
広狭を繰り返す県道でぐんぐんと標高を稼ぎ、尾根に出たところで
前日光林道に入ります。
いわゆる大規模林道のフォーマットを踏襲した、無人の2車線ド快速路。
ところどころギャップやアンジュレーションはありますが、短いながらも気持ちよく走ることができます。
参拝客で賑わう
古峯神社の前を左折し、
K58で再びヒルクライミング。
森の中の屈曲急坂路を2速でグリグリと楽しく上っていきますが、その過程で何度か、リア・タイヤが摩耗限度に達しつつあることを痛感させられました(汗)。
ギアを上げて尾根伝いを快走し、粕尾峠に到着。
60km近くに及ぶ迂回ドライブを無事に完遂し、
K15を足尾方面に下っていきます。
路面の改修は進んでいますが、相変わらずの狭路&屈曲路っぷりで、その楽しさに変わりはありませんでした。
R122で南下していくと、先行車も対向車も一気に増殖します。
群馬県に入り、沢入[そうり]で草木湖対岸の
K343にエスケイプ、沿道に点在する桜を眺めながらほぼ無人のワインディング走行を楽しみました。
腹が減ったので飯処をサーチ、K345の街路沿いにある「
食事処しまむら」で肉丼をいただきます。
どんぶり飯の上に豚の生姜焼きがドカッと載せられており、ボリューム満点で腹いっぱいとなりました(笑)。
桐生まで出てから帰ろうとR122に戻ると、対向車線が延々と気の毒なほど大渋滞しておりビックリ仰天。
先行車両も急激に増えてきたため、これはヤバいと
K335へ逃げ出し、K336で峠を越えてR353に脱出します。
しかしながら、周辺道路は
赤城南面千本桜へと向かう車列が微動だにしない、地獄の大渋滞。
掴まったら死んでしまうので(汗)、懸命に迂回を繰り返した結果、無事に北関東自動車道/
波志江スマートICへと向かうことができました。
本日の走行距離は、464km。
走行時間は7時間13分、平均速度は66km/h。
平均燃費は、11.8km/lでした。
桜は散り、季節は移ろっていきます。
大好きな宮の桜堤で満開を逸してしまったことは痛恨の極みですが(涙)、この日のオープン・ドライブはパーカー1枚、午後にはTシャツ姿でも十分な気持ち良さとなりました。
これからは各地の山岳道路も順に開通していくことでしょう、ルーティングの幅も広がりますね。
引き続き、ボクスターで季節を感じるドライブに出ようと思います!