早朝の東名高速道路下り線、足柄サービス・エリア。
思わぬ事故渋滞により少々遅刻してしまったのですが、Shimaさんとお二方が待っていてくれました。
996型ポルシェ・911カレラ4Sのsampeiさんと、フェラーリ・F355に乗るコバさん。
初対面の挨拶を交わしつつ、こんなスーパーなクルマたちと走っていいのか?とのビビリを禁じ得ません(汗)。
特にエキゾースト・システムを交換してあると言うF355の排気音は強烈で、新東名高速道路のトンネルに入ると、自分のクルマのエンジン音すらかき消されて聞こえなくなるほどの音量です。
いや~、すんごいですねぇ。
伊豆縦貫道→伊豆縦貫道と走って、西伊豆の海岸線へ。
空は雲ひとつない快晴で、駿河湾越しに白い富士山が朝日を浴びて輝いているのが見えます。
前方の地元車輌が姿を消すと、4台はペースを上げてワインディングを走りました。
エモーショナルな爆音を残してコーナーの先に消えるF355を、全輪駆動のカレラ4Sがクールに追いかけてゆくその様は、まるで映画のワン・シーンのようです。
ホント、観ているだけで興奮しましたよ!
で、小休止のパーキングでF355の運転席に座らせていただきましたが、めちゃくちゃ低いシートと文字通り寝そべるようなドライビング・ポジションにビックリ仰天。
私だったら、とてもワインディングを走らせることはできないと思われました(汗)。
R136を松崎まで南下し、「
民芸茶房」でちょっと遅い朝飯です。
地物の旨い魚を喰わせるこの店は朝7時半から営業しており、朝っぱらから走るShimaさんや私は何度となく訪れています。
初めて来たと言うsampeiさんにもコバさんにも気に入っていただけたようで、クルマの話をしながら楽しい食事となりました。
お二人ともやはり筋金入りのクルマ好きで、羨ましいほどの愛車遍歴の持ち主。
sampeiさんはジャーマン系、コバさんはイタリアン系で、それぞれ素晴らしいクルマを数多く乗り継いでいらっしゃるようです。
お話を伺ってつくづく感じたのは、いわゆるスーパーカーは、購入も維持もドライブも売却も、何もかも「スーパー」なんだな・・・ということ。
私がまったく知らない世界が、そこにありました(笑)。
お土産にイカの三升漬け(コレがまた旨いんです!)を仕入れて、Uターン。
R136を宇久須まで戻り、K410で西天城高原までのヒルクライムに挑みました。
ラグナ・セカもビックリのコーク・スクリューを駆け上がっていきますが、F355のコバさんは前方路面が殆ど見えなかったのではないでしょうか(汗)。
ピークのパーキングは少々風が強かったものの、雪を戴く南アルプスを遠く見晴るかす素晴らしい景色が拡がっていました。
引き続き、K411からK127/西伊豆スカイラインへと走る4台。
オープン・トップの空はどこまでも青く、その高みからボクスターのコクピットへと降り注いでくるのは眩しいばかりの陽光と、痺れるようなフェラーリのエキゾースト・サウンド。
最高です!
大混雑のだるま山レスト・ハウスを出て、修善寺経由で伊豆スカイラインへ。
パーキング・エリアの「スカイポート亀石」では、カズさんの黒いランボルギーニ・ガヤルドが我々を待っていてくれていました。
F355とはまた違う、オーバー・ハングを切り詰めた未来感炸裂のデザインは、改めて間近で見ると迫力満点です。
ここから5台で箱根方面へと向かうことになり、私は迷わず最後尾へ。
午後の伊豆スカイラインはクルマも多く、本来のペースで走り続けることはできません。
しかしながら、フェラーリとランボルギーニとポルシェが一緒に走っているところを、ずーっと眺めていられるのです。
私、もう十分幸せです(笑)。
箱根・大観山のパーキングは、多くのクルマやバイクで賑わっていました。
快晴、気温は低めながら陽射しがポカポカと暖かく、今日走らなきゃいつ走るんだ!って感じでしたからねぇ。
皆さんにお礼を申し述べ、ここで解散です。
渋滞が始まる直前に東名を走り抜け、首都高経由で無事に帰宅。
晩飯時、楽しかった一日を反芻しながら、炊きたてのごはんにイカの三升漬けを乗せるのでした(笑)。
本日の走行距離は、483km。
走行時間は7時間35分、平均速度は65km/h。
平均燃費は、10.2km/lでした。
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sampeiさん、コバさん、カズさん、一緒に走っていただきどうもありがとうございました!
初対面の私とも気さくにお話ししていただき、とても嬉しかったです。
Shimaさん、素晴らしいメンバーとのドライブにお誘いいただき感謝しています。
これでまた、クルマ・ライフの良い思い出がひとつ増えました(笑)。