関越自動車道を前橋ICでアウト、市内を走りながらソフト・トップを下ろします。
赤城山頂へのアプローチには3つの県道があるのですが、私はいつも北面のK251を往復しています。
しかし今回は別のルートで行こうと思い、最もメジャーな観光道路と思われるK4を選びました。
が、まだ6時半だというのにトラックを含む複数台の先行車がいて思うように走れません。
臥薪嘗胆状態の後に短い登坂車線区間でなんとかパスしたものの、その先には悪意に満ちた速度抑制路面が待ち構えていました。
んもー、こんなことなら激狭&急坂区間の続くK16で上がればよかった(涙)。
山頂、大沼湖畔の紅葉は7割前後の色づきといったところ。
ピークまではあと一週間ぐらいだろうと思われましたが、それでも晴れ渡った朝の空から陽が射してくるに連れて、山々はその輝きを増していきました。
それにしても、寒い・・・。
風が無いからまだいいようなものの、ボクスターの外気温計は5.5℃と、今シーズン初めての一桁台をマークしています。
登坂を開始してからシート・ヒーターを入れ、暖房温度と風量を上げて走りましたが、念のためにと持ってきたフィールド・ジャケットが必要になるとは思ってもいませんでした(笑)。
ダウンヒルは、北面のK251で。
マイペースで気持ちよく走りながら、もう二度とK4は走るまいと固く心に決めました(笑)。
下りきったところの突き当たりを右折し、これまた大好きなK62で赤城山東麓を南下していきます。
R122を草木湖まで走り、ダムを渡って対岸のK343をドライブ。
フロント・タイヤに負荷のかかるタイトなワインディングを、慣らしを意識しながらいつもより丁寧に走りました。
R122に復帰、県境を越えて栃木県に入ったら、K15で粕尾峠へ。
荒れた路面に気をつけながら、ゆっくりと上っていきました。
稜線上のK58から脇道に入り、
久しぶりに前日光牧場へと寄ってみます。
陽光眩しいアプローチからは男体山を望むことができ、終着のレストハウス付近には気持ちの良い秋の風が吹いていました。
K58に戻って古峰ヶ原の屈曲路を駆け下り、前日光林道へと右折します。
何度となく走っているこの道、途中までは完全2車線の快走路なのですが、K246との分岐から先はなかなかタフ&ロングな狭隘路であることが、今回初めてわかりました。
誰もいない深い山の中を、ボクスターは独り進んでゆきます。
明るいK15に飛び出し、思川沿いに快走を続けているうちに、お腹がグー。
以前に一度訪れたことのある「
そば処 久我」に向かいました。
開店と同時に店に入ったのですが、その後も地元の方と思われるお客さんがひっきりなしにやってきます。
盛りの良い蕎麦をツルツルッと手繰り、カラッと揚がった天ぷらを抹茶塩でいただく。
大満足です(笑)。
今日は三連休最終日、モタモタしていると渋滞に巻き込まれることは火を見るよりも明らかです。
が、時間的にはまだちょっと早かったので、「もう一軒行っとくか?」的なノリでR263で佐野市方面へ。
「
いもフライ 岡本」で佐野B級グルメのいもフライを3本揚げてもらい、外のベンチに持ち出しました。
気温はいつのまにか25℃を超えており、早朝の赤城山と較べると、20℃も上がっています。
青空の下で長袖シャツを脱ぎ捨て、Tシャツ一枚でアツアツのいもフライを頬張り、冷たいノンアルコール・ビールを流し込む。
いや~、最高です!
佐野藤岡ICから乗った東北自動車道はまだ空いており、オープンのままのボクスターで、風を浴びながら帰りました。
本日の走行距離は、441km。
走行時間は6時間59分、平均速度は65km/h。
平均燃費は10.2km/lでした。
ハイウェイ、ワインディング、カントリー・ロードを走り抜けた、秋のオープン・ドライビング。
これでもう、フロント・タイヤのランニング・インは完了したと考えていいでしょう。
紅葉は赤城山頂で始まっていましたので、この記事をアップする頃にはその勢力を更に拡大し、これから関東でもあちこちの山で見頃を迎えることと思われます。
紅葉ドライブ、皆さんも如何ですか?
私もまた、走りに行きますよ!