房総半島は、曇り空。
館山自動車道/
君津スマートIC付近の外気温は埼玉とあまり変わりありませんが、それでもお構いなしにボクスターの屋根を開けました。
暖房とシート・ヒーターを入れ、自身は外を歩くのと同じ格好をしていれば、寒さに震えることは無いのです。
朝の冷たく澄んだ風を感じながら、誰もいないK163→
K93で鹿野山のワインディングを走ります。
オド・メーターがようやく8,000kmを超え、ボクスターの走りが少しずつわかってきたような気がする49歳ですが、調子に乗ってアペックス手前でスロットルを開けるとPSM(
ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム)が介入。
しかしながらスポーツ・モードを選択していたためでしょう、その制御はあまり強くは無く、コーナー脱出時の加速を大きく妨げるようなものではありませんでした。
イイ感じです(笑)。
K88で房総半島中央部を南下。
例によってこのルートも交通量は皆無に等しく、ワインディング&カントリー・ロードを気持ちよく走り続けることができます。
途中、細い山道を上って
愛宕山頂に立ち寄ってみます。
ここは初めて訪れたのですが、展望デッキからの景色はなかなか良く、冬枯れと常緑樹とのコントラストが朝日に輝く山々の向こうに東京湾を望むことができました。
左手には鋸山が頭を出しており、天気が良ければ正面に富士山が見えるのだそうです。
ただし、誰もいないからと言ってオッサンはフィールド・アスレチック的な遊具で思い切り遊んではいけません。
腕や背中、足腰などを痛めます(涙)。
引き続き
K88をトレースし、広域農道/
安房グリーンラインで海を目指します。
この道は何度走っても楽しいので、帰りにもう一度走ることにしました(笑)。
白浜の海は風も無くたいへん穏やかで、雲間から射す朝日にキラキラと輝いています。
まだ9時過ぎなのに気温は13℃まで上がっており、むしろ暖かいと言えるほど。
いや~、本当に気持ちいいですなぁ。
シーサイドのR410もまたクルマは少なく、サイド・ウィンドウをも開け放って海を眺めながらのんびりと走ります。
雲に覆われていた空は、いつの間にかキレイに晴れ渡っていました。
その先で、久しぶりに「
不老山薬師温泉」に立ち寄ります。
ここは穴場的な感じで泉質も良く、個人的になかなか気に入っている温泉です。
しかし男湯の引き戸をガラッと開けたところ、目の前にはジャバ・ザ・ハットなオバサンが産まれたままの姿で・・・(汗)。
仰天して廊下へと飛び出しましたが、係の方によれば、男女入替時刻をとっくに過ぎているのに出てこなくて大変困っているとのこと。
寒い廊下で震えながら待つこと暫し、男湯から出て大声で悪態を吐きながらタトゥイーンへと帰ってゆくジャバ・ザ・ハットをやり過ごしてから、琥珀色の湯が満ちた露天風呂にようやく浸かることができたのでした(涙)。
風呂上りのオープン・エア・ドライビングは、また格別!
再び安房グリーンラインにアクセスし、スロットルを開け、風を切ってマイペースで北上していきます。
対向車線では、何台ものバイクが快音を残して気持ち良さそうに走り去っていきました。
K296でいったん東へと向かい、
K186を低めのギアでエンジンのサウンドとレスポンスとを楽しみながら走ります。
R410→
K32→
K81と北上を続け、空腹が限界に達したところでR409沿いのラーメン屋「
味覚」に到着。
ここは県内3ヶ所にあるアリランラーメンを出す店のひとつで、地元の方々と思われるお客さんで大変賑わっていました。
何度か訪れている「
らーめん八平」のそれよりは少しマイルドな味付けながら、ニンニクとタマネギがたっぷり入ったアリランラーメンはやはりパンチ力抜群です。
ごちそうさまでした!
ローカル色豊かな小湊鉄道/
上総鶴舞駅で2両編成の列車を見送ったら、混雑する前に撤収です。
圏央道の延伸に伴ってすぐ近くにICができましたが、ここは大好きな
K168を選択。
以前にも増して交通量は少なく、山間のワインディングを気持ちよく走ってから
木更津東ICで高速に乗りました。
屋根を開けたまま走るアクアブリッジは痛快そのものとは言え、その先10km近くに及ぶアクアトンネルはさすがにオープンで走ろうとは思いません。
そこで海ほたるPAにピット・イン、速度を落としつつ幌を上げてからノンストップで本線に合流。
トンネルを出るや否や
川崎浮島JCTで大きくターンしながら再び屋根を開け、首都高経由で埼玉の自宅まで走りました。
電動開閉機構、素晴らしいです(笑)。
本日の走行距離は、362km。
走行時間は6時間06分、平均速度は61km/h。
平均燃費は、10.4km/lでした。
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2014年の更新は、本記事を以って終了とさせていただきます。
ボクスターの購入に伴い、10月半ばから始めたばかりではありますが、
以前のBlogも含めてたくさんの方々にアクセス&コンタクトしていただきました。
本当にありがとうございました。
それでは皆さん、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
ちなみに2015年一発目のクルマ・イベントとして、恒例の
新年賀詞交歓会に参加させていただく予定です。
皆さんも万障お繰り合わせの上、是非ともお越し下さい!