茨城-栃木-福島ドライブ [drive/touring]
クルマ仲間のNOLIさん、Isseiさんと、茨城-栃木-福島の3県をドライブしてきました。
朝6時半、常磐自動車道を順調に走って茨城県/友部SAに到着。
渋滞を予想して早めに出発したという991型ポルシェ・911カレラSのNOLIさんとポルシェ・ボクスターGTSのIsseiさんは、1時間近くも前に来ていたとのことです（笑）。
ここ数日、関東はすっかり春の陽気となっていますが、まだまだ内陸部の朝は冷え込みが強く、吐く息も白いほど。
とは言え空は気持ちよく晴れており、素晴らしいドライブとなる予感がギンギンです。
本線に出た3台は北関東自動車道/桜川筑西ICで降り、ETCのゲートをくぐりました。
今日のパイロットは、終始NOLIさんにお任せしています。
ルートについても未知の状態でスタートしているのですが、ICから出て1分も走らないうちにR50を棄てて農免農道へ突入していくカレラSの姿に、始まったな、と思わず呟いてしまいました（笑）。
K41で栃木県に入り、益子から広域農道/はが野グリーンコリドールで茂木までのリエゾンが続きます。
R123からK27へ左折するとトラフィックはゼロとなり、本日一発目のスペシャル・ステージがスタート。
前を走るボクスターGTSの爆音に怯まぬよう自らを鼓舞しつつ、アクセルを開けてボクスターを走らせました。
終着、小さな橋で那珂川を渡り、K231を離れて狭い山道を北上していきます。
K274を経て小木須川沿いの道をなおも辿っていくと、周囲から人家は消え、道は「舗装されたあぜ道」のようなリアル1車線路となります。
そんな道の果てに拓かれた広場で休憩。
どう考えても間違って迷い込んだとしか思えないようなロケーションですが、NOLIさんはリサーチの上でここに来たと言うのですからビックリです（笑）。
ボクスターのカーナビでは行き止まりとなっているこの先には、鄙びた林道が続いていました。
3台は慎重に進んでいきますが、道路状況は思ったほど悪くはなく（←良くはありませんよ）、無事に山を抜けだすことができたのでした。
K29を右折するとすぐに県境となり、茨城県に戻ります。
R293を外れ小さな山を越えてK234を北上、細い切通しの烏帽子掛峠でまたもや栃木県に入りました。
K232でR461に出て東に少し走ると、境明神峠でまたまた茨城県境の看板です（笑）。
その先、広域農道/アップルラインを経由して久慈川沿いのR118を北上、そのまま福島県境を越え、矢祭町のセブン-イレブンでショート・ブレイクとなりました。
気温も上がって実に気持ちいいのですが、重度の花粉症だというIsseiさんは涙目で洟をかみまくり、何度も大きくクシャミをしています。
それでもなおボクスターGTSの幌を上げようとしない彼の姿に、オープン乗りの極北を見た思いがしました（震）。
R289で鮫川村に入り、K242を北上。
フラットな無人のオープン・ロードを、カレラS/ボクスターGTS/ボクスターのオーダーが風を切って駆け抜けていきます。
R349との交点からK71を東に走り、小さな小松川に沿ってK135を北に向かうのですが、小休止をへてそのまま県道をトレースするかと思いきや、先頭のNOLIさんはその川を渡ってグネグネの登山林道へと突入していくではありませんか。
ワケもわからぬまま必死でついていくと、上り切った先は明るく開けており、遠く山の風景が拡がっています。
この一帯は三株高原と呼ばれているらしく、よく整備された遊歩道や駐車場、東屋などがありました。
一帯の樹々は未だ葉が落ちたままで冬の景色ではありますが、春には桜も咲くとのことです。
NOLIさんがハンド・ドリップで淹れてくれたホット・コーヒーを片手に、至福のリラックス・タイムを過ごしました。
山の北麓を下る道は、急峻な杉の植林地に刻まれたガチの林道。
伐採跡も生々しく、麓には製材所もありますので、平日だったら杉材を満載したトラックとの離合に難儀したことでしょう。
が、とにかく凄まじいのが花粉の量。
前を行くカレラSのリア・タイヤが巻き上げているのは砂埃ではなく、路面に積もっている花粉なのです。
当然のことながら、後続のボクスター/同GTSは、ボディのみならず室内まで花粉だらけ。
K135に復帰し、素晴らしい快走路から山中の狭隘区間、更にはK20へと走り込んでいくのですが、花粉が気になってドライビングに集中できません（涙）。
ということでR49沿道、平田村のセブン-イレブンに緊急ピット・イン。
改めてチェックしてみると、あたかもガトー・ショコラに振りかけられた粉砂糖の如く、信じられない量の花粉がボクスター全体を覆い、室内外の至るところに入り込んでいます。
とりあえずウェット・ティッシュを10枚ほど使ってコクピットを拭きあげ、Isseiさんともども無念のルーフ・クローズとなりました。
暖かな晴天の下で幌を上げるなど、本来はあってはならぬこと。
ですが、もう本当にどうしようもないんです（涙）。
一行はあぶくま高原道路に沿ってK42を西進、石川母畑IC付近からはK40を北上。
この道は広狭混在のザ・カントリー・ロードといった趣で、いずれまた屋根を開けて走ってやろうと思いました。
R49を右折、K13を経てR349沿道のローソンで作戦会議。
NOLIさんが組んでいたルートはこれで走りきったので、あぶくま高原道路で平田村まで戻り、コイン洗車場：シャワーランドひらたで花粉落としの洗車を行いました。
普段の洗車では水をかけない幌までも、ジャブジャブ洗ってスッキリです。
日も暮れてきたのでメシを喰って帰ることとし、R49を淡々といわき市まで。
エネオスで給油を済ませ、すぐ隣の幸楽苑でラーメン＋餃子＋ライスを腹に収めてから、夕刻の渋滞が見事に解消した常磐道で帰路に就きました。
本日の走行距離は、632km。
走行時間は8時間56分、平均速度は72km/h。
平均燃費は、11.2km/lでした。
しかし、花粉は酷かった・・・。
後日、もう一度内装を徹底的に拭き上げ、カーペットに掃除機をかけクリーナーで洗浄し、フロア・マットをジャブジャブと水洗いしました。
私は花粉症ではないのですが、帰宅して以降、軽い鼻づまりや喉の不快感が続いています。
もしかすると私、大量の花粉を吸引した結果、花粉症になってしまったのかもしれません（涙）。
それはそれとして、NOLIさん＆Isseiさん、どうもありがとうございました！
相変わらずのマニアックなルーティングで、大いに楽しませていただきました。
ちなみに今回のドライブの模様は、NOLIさんがカッチョよくムービーに編集してアップしてくれるはずです。
期待してお待ちしています！
朝6時半、常磐自動車道を順調に走って茨城県/友部SAに到着。
渋滞を予想して早めに出発したという991型ポルシェ・911カレラSのNOLIさんとポルシェ・ボクスターGTSのIsseiさんは、1時間近くも前に来ていたとのことです（笑）。
ここ数日、関東はすっかり春の陽気となっていますが、まだまだ内陸部の朝は冷え込みが強く、吐く息も白いほど。
とは言え空は気持ちよく晴れており、素晴らしいドライブとなる予感がギンギンです。
本線に出た3台は北関東自動車道/桜川筑西ICで降り、ETCのゲートをくぐりました。
今日のパイロットは、終始NOLIさんにお任せしています。
ルートについても未知の状態でスタートしているのですが、ICから出て1分も走らないうちにR50を棄てて農免農道へ突入していくカレラSの姿に、始まったな、と思わず呟いてしまいました（笑）。
K41で栃木県に入り、益子から広域農道/はが野グリーンコリドールで茂木までのリエゾンが続きます。
R123からK27へ左折するとトラフィックはゼロとなり、本日一発目のスペシャル・ステージがスタート。
前を走るボクスターGTSの爆音に怯まぬよう自らを鼓舞しつつ、アクセルを開けてボクスターを走らせました。
終着、小さな橋で那珂川を渡り、K231を離れて狭い山道を北上していきます。
K274を経て小木須川沿いの道をなおも辿っていくと、周囲から人家は消え、道は「舗装されたあぜ道」のようなリアル1車線路となります。
そんな道の果てに拓かれた広場で休憩。
どう考えても間違って迷い込んだとしか思えないようなロケーションですが、NOLIさんはリサーチの上でここに来たと言うのですからビックリです（笑）。
ボクスターのカーナビでは行き止まりとなっているこの先には、鄙びた林道が続いていました。
3台は慎重に進んでいきますが、道路状況は思ったほど悪くはなく（←良くはありませんよ）、無事に山を抜けだすことができたのでした。
K29を右折するとすぐに県境となり、茨城県に戻ります。
R293を外れ小さな山を越えてK234を北上、細い切通しの烏帽子掛峠でまたもや栃木県に入りました。
K232でR461に出て東に少し走ると、境明神峠でまたまた茨城県境の看板です（笑）。
その先、広域農道/アップルラインを経由して久慈川沿いのR118を北上、そのまま福島県境を越え、矢祭町のセブン-イレブンでショート・ブレイクとなりました。
気温も上がって実に気持ちいいのですが、重度の花粉症だというIsseiさんは涙目で洟をかみまくり、何度も大きくクシャミをしています。
それでもなおボクスターGTSの幌を上げようとしない彼の姿に、オープン乗りの極北を見た思いがしました（震）。
R289で鮫川村に入り、K242を北上。
フラットな無人のオープン・ロードを、カレラS/ボクスターGTS/ボクスターのオーダーが風を切って駆け抜けていきます。
R349との交点からK71を東に走り、小さな小松川に沿ってK135を北に向かうのですが、小休止をへてそのまま県道をトレースするかと思いきや、先頭のNOLIさんはその川を渡ってグネグネの登山林道へと突入していくではありませんか。
ワケもわからぬまま必死でついていくと、上り切った先は明るく開けており、遠く山の風景が拡がっています。
この一帯は三株高原と呼ばれているらしく、よく整備された遊歩道や駐車場、東屋などがありました。
一帯の樹々は未だ葉が落ちたままで冬の景色ではありますが、春には桜も咲くとのことです。
NOLIさんがハンド・ドリップで淹れてくれたホット・コーヒーを片手に、至福のリラックス・タイムを過ごしました。
山の北麓を下る道は、急峻な杉の植林地に刻まれたガチの林道。
伐採跡も生々しく、麓には製材所もありますので、平日だったら杉材を満載したトラックとの離合に難儀したことでしょう。
が、とにかく凄まじいのが花粉の量。
前を行くカレラSのリア・タイヤが巻き上げているのは砂埃ではなく、路面に積もっている花粉なのです。
当然のことながら、後続のボクスター/同GTSは、ボディのみならず室内まで花粉だらけ。
K135に復帰し、素晴らしい快走路から山中の狭隘区間、更にはK20へと走り込んでいくのですが、花粉が気になってドライビングに集中できません（涙）。
ということでR49沿道、平田村のセブン-イレブンに緊急ピット・イン。
改めてチェックしてみると、あたかもガトー・ショコラに振りかけられた粉砂糖の如く、信じられない量の花粉がボクスター全体を覆い、室内外の至るところに入り込んでいます。
とりあえずウェット・ティッシュを10枚ほど使ってコクピットを拭きあげ、Isseiさんともども無念のルーフ・クローズとなりました。
暖かな晴天の下で幌を上げるなど、本来はあってはならぬこと。
ですが、もう本当にどうしようもないんです（涙）。
一行はあぶくま高原道路に沿ってK42を西進、石川母畑IC付近からはK40を北上。
この道は広狭混在のザ・カントリー・ロードといった趣で、いずれまた屋根を開けて走ってやろうと思いました。
R49を右折、K13を経てR349沿道のローソンで作戦会議。
NOLIさんが組んでいたルートはこれで走りきったので、あぶくま高原道路で平田村まで戻り、コイン洗車場：シャワーランドひらたで花粉落としの洗車を行いました。
普段の洗車では水をかけない幌までも、ジャブジャブ洗ってスッキリです。
日も暮れてきたのでメシを喰って帰ることとし、R49を淡々といわき市まで。
エネオスで給油を済ませ、すぐ隣の幸楽苑でラーメン＋餃子＋ライスを腹に収めてから、夕刻の渋滞が見事に解消した常磐道で帰路に就きました。
本日の走行距離は、632km。
走行時間は8時間56分、平均速度は72km/h。
平均燃費は、11.2km/lでした。
しかし、花粉は酷かった・・・。
後日、もう一度内装を徹底的に拭き上げ、カーペットに掃除機をかけクリーナーで洗浄し、フロア・マットをジャブジャブと水洗いしました。
私は花粉症ではないのですが、帰宅して以降、軽い鼻づまりや喉の不快感が続いています。
もしかすると私、大量の花粉を吸引した結果、花粉症になってしまったのかもしれません（涙）。
それはそれとして、NOLIさん＆Isseiさん、どうもありがとうございました！
相変わらずのマニアックなルーティングで、大いに楽しませていただきました。
ちなみに今回のドライブの模様は、NOLIさんがカッチョよくムービーに編集してアップしてくれるはずです。
期待してお待ちしています！
コーヒータイムにおよばれしたい（笑
お山の東屋でお茶菓子もあって、サイコーのひと時ですね（サイコー違い・・
しかし！なんという量の花粉でしょう、見てるだけで、
鼻がムズムズしてきますよ（花粉症ではないのですが）
これから桜ドライブも待ってますから、花粉症が～なんて、言ってられないですね（笑
by ラビー (2023-03-23 09:46)
お疲れさまでした！素晴らしい道の数々や景色の数々を走り抜けましたが、それらを完璧に忘れ去るほどの花粉被害（笑）。あの日の記憶は大部分が花粉で上書きされてしまった気がします（泣）。・・・っていうWataさんのためにすべてを記録している車載群で記憶を蘇らせていただこうと只今絶賛編集中でございます。
完全な快走路だけでつないだ別バージョンのルーティング（今回の改造版）も制作しておこうと思います（笑）。このルートは何回擦っても楽しそうなルートだったので。・・・といいうことで、また遠征ツーリング企画していきましょう！
おそらく花粉症を発症させてしまった件はここに伏してお詫び申し上げます・・・（伏）。
by NOLI (2023-03-23 15:33)
ラビーさん、こんにちは。
はい、今回のエリアは独りでも何度か走っているのですが、このコーヒー・スポット＝三株高原は初めてその存在を知りました。
ハイキング・コースの始点となっているらしく、シーズン・オフであればガラガラだと思いますよ。
杉山林道の花粉の量は尋常ではなく、マジで私、花粉症になってしまったようです・・・。
桜の便りも聞こえてきましたが、山間部への出撃を少々躊躇している次第です（涙）。
by wata (2023-03-23 19:40)
NOLIさん、こんにちは。
楽しいドライブに同道させていただき、どうもありがとうございました！
今回も意表を突くルーティングで、ここ右だろってところを左折したり、快走路を引き返して狭隘路を択んだりと、大いに楽しませてもらいましたよ（笑）。
しかし、花粉は酷かったですねぇ・・・。
いくら何でも、たった1日で花粉症が発症することになるなんて信じ難いのですが、実際にあの日から鼻炎が続いていることを考えると、さすがに認めざるを得ないのかなとも思っています（涙）。
いずれにせよ楽しかったことに変わりはありませんので、また走りに行きましょう。
ムービーも楽しみにしています！
by wata (2023-03-23 19:41)
三春の瀧桜を見に行った帰りに、東北道から常磐道の間のこのあたりの毎回走りまくってました
ほぼ全ての県道市道林道林道を走っていると思うのですが、景色は眺めてません(笑)
ただ、桜の時期に走っているので櫻だけはよく目にしていました。
M3では表示する道もポルシェだと道がなかったりするので、BMWの純正の方が地図が詳しい気がします。
PCMは余りにひどすぎて泣けます(T_T)
2回目のエンジントラブルで周りに聞きまくったのですが、
同じエンジンの10台中6台で何等かのエンジントラブル。
うち5台はエンジンが壊れていて4台は交換1台は返金。
というちょっといくら何でもないだろうという状態を知ってこの先乗り続けるか悩んでいますが、おそらくこのマシンが最後のMR,MT,NAなんですよね。
ただ、ジャパンはただの窓口なので反応がメッチャ悪いです。
by Nakagawa (2023-03-28 14:06)
Nakagawaさん、こんにちは。
いやいや、「ほぼ全ての県道市道林道を走っている」って、Googleのストリートビュー・カーもビックリですよ（笑）。
私はBMW純正ナビもPCMナビも使ったことはありませんが、今のクラリオン製純正ナビで十分です。
マップ・データは2018年度で更新が終わってますけどね（笑）。
しかし、718ケイマンGT4のエンジン・トラブル、なかなか治らなくて大変ですね・・・。
結構ヘヴィな状況のようですので、私だったら買い替えると思いますが、いずれにせよNakagawaさんにとって最善の結果となるよう、陰ながらお祈りしております。
by wata (2023-03-28 23:52)