房総半島ショート・ドライブ [drive/touring]
冬の週末、房総半島を軽～くドライブしてきました。
夜明け前、早くも混み始めた東京湾アクアラインで千葉県に入り、館山自動車道/君津スマートICから一般道に出ます。
オープン・トップの空は雲に覆われていましたが雨の気配はなく、晴れてくるとの予報に期待しつつアクセルを開けました。
冷たい風を切ってK163で九十九谷展望公園まで駆け上がり、持参した太巻を頬張りながら日の出を待ったものの、太陽はやはり雲の向こう側に昇った模様。
風も出て寒くなってきたので早々に撤収し、ワインディングを楽しみながらK93を下っていきました。
R465を経てK88に入ります。
気温は氷点近くまで下がっていましたが路面はドライ、例によって誰も走っておりません（笑）。
戸面原ダム湖沿いの屈曲セクションを2速でクリア、小さな峠の先に連続するショート・コーナー群をものともしないボクスターのハンドリングは本当に素晴らしいと、改めて感じ入ってしまいます。
南へと続くこのK88は広狭直曲がイイ感じで混在する、大好きなカントリー＆ワインディング・ロード。
いわゆる「しいたけ村コーナー」をインベタで回って南房総市に突入し、館山方面へと走り続けました。
広域農道/安房グリーンラインは、JR内房線/九重駅近くの城山踏切を渡った先からがそのハイライトです。
丘陵を縫ってルーズなコーナーが続く快適2車線路ですが、徒［いたずら］にスピードを上げることなどはせず、4速⇔5速でのクルージングを大いに楽しみました。
最後のトンネルを抜け、名倉海水浴場でひとやすみ。
太平洋を目の前にし、射し始めた冬の陽光を受けながら、グリーンラインに入る手前のセブン-イレブンで仕入れたホット・コーヒーをいただきました。
う～ん、たまりませんねぇ（笑）。
海岸線をのんびりと走り、南千倉の辺りから再び内陸に向かいます。
K296からK186をマイペースで北上、突き当りを右折してK89を東へと走り、もう一度海に出ると見せかけて、県道の北側を並行する嶺岡中央林道2号線に入りました。
この道を走るのはほぼ10年ぶり、ボクスターでは初走行です。
低山の稜線を行く舗装林道は路面もよく幅員も十分、かつコーナーらしいコーナーにも出会わないため、極細狭隘屈曲悪路を偏愛する一部のマニアックな方々には物足りないかもしれません（汗）。
しかしながらやはり、下界の酷道や県道などとは一線を画す表情があり、気持ちよくのんびりとトレースすることができました。
なお、この嶺岡中央林道は1号から4号まであり、すべてを結んで走ると鴨川から鋸南町まで房総半島を横断できるとの由。
一度、ヤッてやろうと思います（笑）。
終着のR410からK89に戻ると、道端にラーメンの幟［のぼり］がはためいていました。
約1年ぶりに訪れた「さくちゃんラーメン」はその味のみならず、強烈なロケーションや運営のコンセプトが大いに気に入っており、今日はここで昼飯を喰って帰ると決めていたのです。
サラリーマンの店主が土日の昼間だけ趣味で開いているという屋台の脇で、長閑な冬の里山風景を眺めつつ、旨辛のスタミナラーメンをすする幸せったらありません。
いやもう、最高です（笑）。
これからも続いてほしいと願いながらスープを呑み干し、また来ますと店主に伝えて屋台を後にしました。
ごちそうさんでした！
まだ12時前ですが、ここから家に向かいます。
K89を西に走り、往路のK88の東側を並行する市道を北上。
K34で再び西に進み、K182/もみじロードへと右折しました。
この道は一部で残っていた1.5車線レベルの区間が改良またはバイパスされ、ほぼ全線が2車線のキレイな舗装になっています。
それ故か、気持ちよさそうに走るバイクの姿を何台も見かけました。
県道の終着からR465→R127と結び、K256で新舞子海水浴場に出ます。
曇り空の東京湾は視程がイマイチでしたが、風もなく穏やかで、実にイイ感じです。
すっかりぬるくなっていたポットのコーヒーを飲み干して、海岸を後にしました。
君津スマートICから館山道に乗り、アホ渋滞の始まりを予感させるアクアラインを無事に通過。
首都高速湾岸線を経由し同11号/レインボーブリッジを渡って、芝浦PAへトイレ休憩に入りました。
ちなみに以前はよく辰巳第一PAに立ち寄っていたのですが、大黒PAのように何故かめちゃくちゃ混むようになってきたため、最近は専ら芝浦PAを使うようにしているのです。
で、ピッカピカのポルシェ・718ケイマンGT4の近くに駐めたボクスターから降りたところ、名前を呼ばれてビックリ仰天。
その982のオーナー・ドライバーは私がE36型BMW M3に乗っていた頃の旧いクルマ仲間で、かれこれ四半世紀ぶりの再会だったのです。
彼は私のBlogを観ていたから気づいたと言うのですが、それにしてもこんな偶然ある～？（汗）
嬉しさと懐かしさに言葉が溢れ出し、単なるトイレ休憩のはずが1時間近くもPAで話し込んでしまいました。
リンクは消えかかっていたものの、今もお互いにクルマを走らせているからこそ、オンラインではなくリアルでバッタリ再会することができたんですよね。
素晴らしいことだと心から思いました。
本日の走行距離は、315km。
走行時間は5時間24分、平均速度は60km/h。
平均燃費は、10.4km/lでした。
往復路ともにアクアラインのアホ渋滞を避ける必要があるとは言え、房総半島は真冬でも気持ちよく走れるドライビング・エリアです。
今回も概ね「いつものルート」をトレースしただけですが、それでも十分に楽しく大満足。
他にも快走路や冒険路などが多く存在し、個性的な食事処も探せばまだまだありそうです。
いずれ近いうちに、再び走りに行くことになるでしょう（笑）。
夜明け前、早くも混み始めた東京湾アクアラインで千葉県に入り、館山自動車道/君津スマートICから一般道に出ます。
オープン・トップの空は雲に覆われていましたが雨の気配はなく、晴れてくるとの予報に期待しつつアクセルを開けました。
冷たい風を切ってK163で九十九谷展望公園まで駆け上がり、持参した太巻を頬張りながら日の出を待ったものの、太陽はやはり雲の向こう側に昇った模様。
風も出て寒くなってきたので早々に撤収し、ワインディングを楽しみながらK93を下っていきました。
気温は氷点近くまで下がっていましたが路面はドライ、例によって誰も走っておりません（笑）。
戸面原ダム湖沿いの屈曲セクションを2速でクリア、小さな峠の先に連続するショート・コーナー群をものともしないボクスターのハンドリングは本当に素晴らしいと、改めて感じ入ってしまいます。
南へと続くこのK88は広狭直曲がイイ感じで混在する、大好きなカントリー＆ワインディング・ロード。
いわゆる「しいたけ村コーナー」をインベタで回って南房総市に突入し、館山方面へと走り続けました。
広域農道/安房グリーンラインは、JR内房線/九重駅近くの城山踏切を渡った先からがそのハイライトです。
丘陵を縫ってルーズなコーナーが続く快適2車線路ですが、徒［いたずら］にスピードを上げることなどはせず、4速⇔5速でのクルージングを大いに楽しみました。
最後のトンネルを抜け、名倉海水浴場でひとやすみ。
太平洋を目の前にし、射し始めた冬の陽光を受けながら、グリーンラインに入る手前のセブン-イレブンで仕入れたホット・コーヒーをいただきました。
う～ん、たまりませんねぇ（笑）。
海岸線をのんびりと走り、南千倉の辺りから再び内陸に向かいます。
K296からK186をマイペースで北上、突き当りを右折してK89を東へと走り、もう一度海に出ると見せかけて、県道の北側を並行する嶺岡中央林道2号線に入りました。
この道を走るのはほぼ10年ぶり、ボクスターでは初走行です。
低山の稜線を行く舗装林道は路面もよく幅員も十分、かつコーナーらしいコーナーにも出会わないため、極細狭隘屈曲悪路を偏愛する一部のマニアックな方々には物足りないかもしれません（汗）。
しかしながらやはり、下界の酷道や県道などとは一線を画す表情があり、気持ちよくのんびりとトレースすることができました。
なお、この嶺岡中央林道は1号から4号まであり、すべてを結んで走ると鴨川から鋸南町まで房総半島を横断できるとの由。
一度、ヤッてやろうと思います（笑）。
約1年ぶりに訪れた「さくちゃんラーメン」はその味のみならず、強烈なロケーションや運営のコンセプトが大いに気に入っており、今日はここで昼飯を喰って帰ると決めていたのです。
サラリーマンの店主が土日の昼間だけ趣味で開いているという屋台の脇で、長閑な冬の里山風景を眺めつつ、旨辛のスタミナラーメンをすする幸せったらありません。
いやもう、最高です（笑）。
これからも続いてほしいと願いながらスープを呑み干し、また来ますと店主に伝えて屋台を後にしました。
ごちそうさんでした！
まだ12時前ですが、ここから家に向かいます。
K89を西に走り、往路のK88の東側を並行する市道を北上。
K34で再び西に進み、K182/もみじロードへと右折しました。
この道は一部で残っていた1.5車線レベルの区間が改良またはバイパスされ、ほぼ全線が2車線のキレイな舗装になっています。
それ故か、気持ちよさそうに走るバイクの姿を何台も見かけました。
県道の終着からR465→R127と結び、K256で新舞子海水浴場に出ます。
曇り空の東京湾は視程がイマイチでしたが、風もなく穏やかで、実にイイ感じです。
すっかりぬるくなっていたポットのコーヒーを飲み干して、海岸を後にしました。
君津スマートICから館山道に乗り、アホ渋滞の始まりを予感させるアクアラインを無事に通過。
首都高速湾岸線を経由し同11号/レインボーブリッジを渡って、芝浦PAへトイレ休憩に入りました。
ちなみに以前はよく辰巳第一PAに立ち寄っていたのですが、大黒PAのように何故かめちゃくちゃ混むようになってきたため、最近は専ら芝浦PAを使うようにしているのです。
で、ピッカピカのポルシェ・718ケイマンGT4の近くに駐めたボクスターから降りたところ、名前を呼ばれてビックリ仰天。
その982のオーナー・ドライバーは私がE36型BMW M3に乗っていた頃の旧いクルマ仲間で、かれこれ四半世紀ぶりの再会だったのです。
彼は私のBlogを観ていたから気づいたと言うのですが、それにしてもこんな偶然ある～？（汗）
嬉しさと懐かしさに言葉が溢れ出し、単なるトイレ休憩のはずが1時間近くもPAで話し込んでしまいました。
リンクは消えかかっていたものの、今もお互いにクルマを走らせているからこそ、オンラインではなくリアルでバッタリ再会することができたんですよね。
素晴らしいことだと心から思いました。
本日の走行距離は、315km。
走行時間は5時間24分、平均速度は60km/h。
平均燃費は、10.4km/lでした。
往復路ともにアクアラインのアホ渋滞を避ける必要があるとは言え、房総半島は真冬でも気持ちよく走れるドライビング・エリアです。
今回も概ね「いつものルート」をトレースしただけですが、それでも十分に楽しく大満足。
他にも快走路や冒険路などが多く存在し、個性的な食事処も探せばまだまだありそうです。
いずれ近いうちに、再び走りに行くことになるでしょう（笑）。
ようこそ！南房総へ。地元民です。
「さくちゃんラーメン」気にはなっているのですが、
まだ食べたことがなくて、今度食べに行こうと思いました。
それにしてもいつもマニアックなコースで、
グーグルマップでトレースしながら感心しております。
今回は峰岡の林道を走るとは。
今年も楽しくブログを拝見させていただきます。
by 木村 (2023-02-05 12:36)
木村さん、こんにちは。
はい、南房総までのドライブはとても楽しいので、ちょくちょくお邪魔させてもらっています。
嶺岡林道は久しぶりに走りましたが、静かで趣のある良い道ですね。
他にもまだまだ未走の名道や迷道がありそうですので、これからも遠慮なくお伺いします（笑）。
旨いラーメン屋は他にもたくさんありますが、さくちゃんラーメンの存在はやはり特別なものがあると思っています。
是非一度、食べに行ってみてください！
by wata (2023-02-05 14:43)
四半世紀ぶりのお声掛け失礼いたしました。
たまの読者としては物語のボクスター、その20万キロ超えのリアルには驚きでした！
楽しいひと時をありがとうございました。
また、たまたまお逢いできれば（笑）
by T (2023-02-05 17:18)
Tさん、こんにちは。
こちらこそ、ポジティブ・サプライズをありがとうございました！
四半世紀のブランクも、一瞬で取り戻しましたねぇ。
当時、確かTさんはIDING-325/S3、私はM3セダンと、お互いにディーラーでは売っていないE36に乗っていたことを懐かしく思い出しました（笑）。
いつかどこかで、また逢える日を楽しみにしています！
by wata (2023-02-05 20:09)
九十九谷展望公園からの景色、いいですよね。
そこのベンチでコーヒー淹れて朝ごはんとか、やります（笑
車が多いとほこりがすごいので無理ですけど（あぁ
しいたけ村～海岸で休憩、いいなぁ。
行きたくなります、房総！（変換時、暴走って出るのなんで？）
この週末は、銚子方面くるっとドライブしましたが、
帰路についてから晴れてくるという・・・日頃の行いかしら・・・うっ
by ラビー (2023-02-06 10:21)
ラビーさん、こんにちは。
私の場合、千葉と言えばほとんど暴走・・・いや（汗）、房総半島の内陸部ばかりを走っており、銚子方面はすっかりご無沙汰しております。
8年ほど前の正月に霞ヶ浦からアプローチして以来なので、そのうちにまた行こうと思います。
九十九谷展望公園で淹れるコーヒー、寒い時期は特に旨そうですね！
次回以降も立ち寄ろうと思いますので、もしもバッタリお会いできたら一杯ご馳走してください（←図々しいな・・・）。
by wata (2023-02-06 19:28)