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北海道グランド・ツーリング:8 [drive/touring]

富良野の朝は薄曇り、気温は3度!さみー!
昨日走った十勝岳に至っては、氷点下8度まで下がったのだという。
冬やん(汗)。

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風呂に入ってから、レストランで朝飯だ。
ラクレットをメインとした洋食で、ベーコン&ソーセージ&チーズ&ジャガイモのコンボはボリューム満点、腹いっぱいである。
夜露でビショビショのボクスターに荷物を積んで、本日のドライブをスタートさせた。

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D135で富良野エリアを脱し、R452を左折。
この道は夕張に出るまで55kmの間、民家も何もないドライビング・ロードだ。
完全に乾いたソフト・トップを下ろし、サイド・インテーク・ファンに引っかかって音を立てていた枯葉を序盤のパーキングで摘出してから、改めてアクセルを開けた。
さすがに寒いのでジャンバーを着、今シーズン初めて手袋を嵌めている。
時折現れる前走車を余裕を持って安全にブッコ抜きながら、爽快なクルージングを続けていった。
三笠方面へ向かうD116との交点を過ぎると、トラフィックはゼロとなる。
以前よりも路面は改修されており、2速で楽しめるワインディングもあるが、WRCバリのジャンピング・スポットも残されているのでご用心(汗)。
最後のトンネルの先は集落となるのでスロー・ダウン、道の駅「夕張メロード」に立ち寄って、夕張メロンソフトを喰った。
相変わらず、とっても旨い。

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R274→D462→D226と西へ走り、R337で千歳の市街地からD16へ抜けたところに、コイン洗車場を発見。
「洗車をすると雨になる」ことはわかっちゃいるのだが、どうしようもなく汚れまくっているボクスターを300円の水洗いコースでザッと洗い、衆人環視に耐えうるレベルにまで回復させた。
「(ボクスターのナンバーを見ながら)千歳の人?すげぇクルマだねぇ。ポンティアックのトランザムかと思ったよ」という管理人のおじさんと話をしながらユニセームで拭き上げて、リスタートと相成った。
D16を20kmほど走り、穏やかな支笏湖を左手に眺めながらR453を流して、湖畔で一息入れる。
ここに来ると、旅も終盤に差し掛かっていることをいつも実感するのだ。

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引き続きR453で札幌方面へ。
路面も線形も言うことなしの山間路なのだが、センター・ラインは終始オレンジ色のため、前走車のペースで走らされることになるのは致し方ない。
真駒内まで下ったところでR230にスイッチ、定山渓を抜けて中山峠へと向かう。
このルートは札幌発着ドライブのド定番なのだが、GTで走るのは初めてだ。
そう、ド定番だからこそ、これまで走らずにいたのだ。
これまた道や景色は素晴らしいものの、ずーっと追越禁止であり、更にクルマの数も多い。
それでも中山峠の道の駅「望羊中山」からはその名の通り羊蹄山がよく見え、大いに満足。
名物のあげいもを喰って、本日の昼飯とした。

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R230を下り、R276から並行するD695へと逃げ出して、暫しのマイペース・ドライビングを堪能。
引き続きリエゾンと割り切ってR453を進み、久保内から待望のワインディング・ロード、オロフレ峠越えのD2へと左折した。
2速スポーツ・モードのボクスターはビビッドに反応し、連続するコーナーを事も無げにクリアしていく。
この人車一体感が、最高なのだ。
登りきったところで旧道へと右折し、行き止まりの展望所まで走る。
冬のような風が吹く標高940mの駐車場からは、重い曇り空の下に聳える羊蹄山までが一望であった。

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すっかり冷えた身体をシート・ヒーターで温めながら屈曲のD2を駆け下り、虎杖浜温泉の宿にチェック・イン。
ホテルいずみ」は、太平洋を望む高台に建てられた、昭和感の豊かな温泉宿だ。
広々とした10畳の部屋に服を脱ぎ捨て、まずは風呂へと向かう。
ヌルトロ系のお湯は大変気持ちよく、海を眺めながら浸かる適温の露天風呂には、何時間でも入っていられそうだ。
晩飯は道産豚のすき焼きがメインで、おいしく食べて腹いっぱいである。
これで7,700円だというから、満足度は極めて高い。
と、窓の外からは雨の音が聞こえてくるではないか・・・。
「洗車をすると雨になる」との定説が、またも証明されてしまったのであった(涙)。


本日の走行距離は、350km。
走行時間は5時間57分、燃費は11.9km/lであった。

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コメント 4

なまちゃん。

wataさん、こんばんは。
北海道GTもいよいよ大詰めですね。

ルート拝見させて頂きましたがR453からR230へ…地元民知る人ぞ知るな抜け道を駆使されたとは脱帽です(笑)
by なまちゃん。 (2021-10-28 20:55) 

wata

なまちゃん。さん、こんにちは。

実際に北海道を走らせたのはずいぶん前のことになりますけど、Blog的にはまだ帰りのフェリーに乗っていないという、未練が募る状況となっております(笑)。
昨日から仕事で旭川へ出張して先ほど帰ってきましたが、雪化粧の十勝岳連峰をバックに平地でも紅葉がキレイで、またもや行きたくなってしまいました。
R453からR230への抜け道についてはあまり意識しておらず、「なるべく市街地は走りたくない」と考えていた結果、無意識に左折していたものと思われます(汗)。

by wata (2021-10-28 23:42) 

Yuba

いやぁ終盤ですね!自分の車で走ったことはないものの、実はD16の雰囲気が大好きです。昔は並走する林道も入れたのですが、雪のシーズンに走るとまた最高なんですよね。地味に自分の車以外なら相当量北海道走ってますが、今回のルートはより鮮明に景色が浮かぶ馴染みの道でした(笑)。

洗車後に雨降るのは本当にあるある過ぎて・・・ね(笑)。
by Yuba (2021-10-30 11:54) 

wata

Yubaさん、こんにちは。

えぇ、もう終盤なんです(涙)。
支笏湖へのルートはいくつかありますが、道道16号線は仰る通り何もない森の中を行くイイ感じの道だと思います。
が、この日は10台ほどの車列の最後尾で、眠気を催すレベルの非常に危険な速度でずーっと走らされておりました(笑)。
北海道だからどこもかしこも走り放題というワケではなく、やっぱり道北&道東だよな~と改めて思った次第です。
洗車後の雨は、もはやお約束ですよね・・・。
と言うより、洗車はもはや雨乞いの儀式に匹敵する行為ですよ、ハイ(涙)。

by wata (2021-11-01 20:22) 

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