グランド・ツーリング2021春【6】四島行脚 [drive/touring]
島根県、三瓶山麓、朝6時、快晴。
標高のためか空気が冷たく感じられるが、寒さよりも心地良さが先に立つ。
例によって温泉で目を醒まし、旨い朝食を腹一杯喰ってから出発だ。
今日は四国へ渡ることにしている。
東行きのK40で朝っぱらからワインディング・ランを楽しみ、R54に出る。
しかし、普通にクルマが行き交うこの幹線国道を南下していくのは、どう考えても面白くない。
そこでノーズをいったん北に向けてK38を選び、更に大規模林道を東に走り、以降、R432で瀬戸内方面へと下っていくこととした。
この道は予想通り交通量の少ないカントリー・ロードで、島根県から広島県に入ってもなお快走が続く。
庄原の街を抜け、上下宿を過ぎてからK24にスイッチ。
さすがにこの付近から交通量は増え始め、オレンジ色のセンターラインに阻まれながら、延々と前車のペースで走らされることとなった。
R486をGT2日目の宿のすぐ近くで左折し、R184を離れて西瀬戸尾道ICから瀬戸内しまなみ海道に入る。
四国へと向かう前に、しまなみ海道が結ぶ6つの島のうち、まだ上陸していない4島を巡ることにしたのだ。
まずは、因島。
因島水軍スカイラインと名付けられたK366は、断崖上のスリリングな1.5車線屈曲路だ。
大いにドライビングを楽しんだが、以降の道は交通量が多く、どうにも生活道路としか感じられなかったため、半周で島を後にした。
続くレモンの島・生口島の南岸も普通の道路といった感じだったので、中央部を突っ切って北岸に出てみる。
最西端に達した辺りでようやく景色が開け、橋と海の大きな風景に出会うことができた。
前回素晴らしかった大三島をパスし、伯方島に上陸。
小さな島だからか交通量は少なく、ストレスなくぐるっと回って島を出る。
最後の大島は、今日の4島の中でいちばん面白かった。
南岸のK337は断崖上の屈曲ドライブを楽しめるが、途中の漁港を過ぎると落石が散乱するリアル1車線に変貌。
島民のクルマさえ見かけない狭隘路を、ビビリつつも楽しみながらゆっくりと進んでいく。
段差でアゴ下を擦ったりしたものの何とか脱出し、再びワインディング・ランに興じることができた。
続くK49は途中で市街地を挟むものの、海を眺めながらマイペースで気持ちよく走ってICを目指した。
最後の橋を渡って四国へと上陸、宿へと向かう。
K15からR196と、交通量の多い道を耐えながら走り、桜咲く高台に建つ「権現山荘」に到着した。
小さな温泉旅館だが、建屋もキレイでおかみさんの対応も非常にいい感じである。
貸切の展望風呂で袋を大いに伸ばし、部屋に運ばれてきた晩飯を喰う。
煮物・蒸物・刺身などの海の幸はもちろん、炊込みご飯や最後に供されたステーキなど、どれもめちゃくちゃ旨かった。
今日もまた、昼飯を喰いそびれたまま走り続けた甲斐があったというものだ（笑）。
では、明日のルートを考える前に、もうひとっ風呂浴びてくることにしよう。
本日の走行距離は、382km。
走行時間は7時間17分、平均速度は54km/h。
平均燃費は、11.4km/lであった。
標高のためか空気が冷たく感じられるが、寒さよりも心地良さが先に立つ。
例によって温泉で目を醒まし、旨い朝食を腹一杯喰ってから出発だ。
今日は四国へ渡ることにしている。
東行きのK40で朝っぱらからワインディング・ランを楽しみ、R54に出る。
しかし、普通にクルマが行き交うこの幹線国道を南下していくのは、どう考えても面白くない。
そこでノーズをいったん北に向けてK38を選び、更に大規模林道を東に走り、以降、R432で瀬戸内方面へと下っていくこととした。
この道は予想通り交通量の少ないカントリー・ロードで、島根県から広島県に入ってもなお快走が続く。
庄原の街を抜け、上下宿を過ぎてからK24にスイッチ。
さすがにこの付近から交通量は増え始め、オレンジ色のセンターラインに阻まれながら、延々と前車のペースで走らされることとなった。
R486をGT2日目の宿のすぐ近くで左折し、R184を離れて西瀬戸尾道ICから瀬戸内しまなみ海道に入る。
四国へと向かう前に、しまなみ海道が結ぶ6つの島のうち、まだ上陸していない4島を巡ることにしたのだ。
まずは、因島。
因島水軍スカイラインと名付けられたK366は、断崖上のスリリングな1.5車線屈曲路だ。
大いにドライビングを楽しんだが、以降の道は交通量が多く、どうにも生活道路としか感じられなかったため、半周で島を後にした。
続くレモンの島・生口島の南岸も普通の道路といった感じだったので、中央部を突っ切って北岸に出てみる。
最西端に達した辺りでようやく景色が開け、橋と海の大きな風景に出会うことができた。
前回素晴らしかった大三島をパスし、伯方島に上陸。
小さな島だからか交通量は少なく、ストレスなくぐるっと回って島を出る。
最後の大島は、今日の4島の中でいちばん面白かった。
南岸のK337は断崖上の屈曲ドライブを楽しめるが、途中の漁港を過ぎると落石が散乱するリアル1車線に変貌。
島民のクルマさえ見かけない狭隘路を、ビビリつつも楽しみながらゆっくりと進んでいく。
段差でアゴ下を擦ったりしたものの何とか脱出し、再びワインディング・ランに興じることができた。
続くK49は途中で市街地を挟むものの、海を眺めながらマイペースで気持ちよく走ってICを目指した。
最後の橋を渡って四国へと上陸、宿へと向かう。
K15からR196と、交通量の多い道を耐えながら走り、桜咲く高台に建つ「権現山荘」に到着した。
小さな温泉旅館だが、建屋もキレイでおかみさんの対応も非常にいい感じである。
貸切の展望風呂で袋を大いに伸ばし、部屋に運ばれてきた晩飯を喰う。
煮物・蒸物・刺身などの海の幸はもちろん、炊込みご飯や最後に供されたステーキなど、どれもめちゃくちゃ旨かった。
今日もまた、昼飯を喰いそびれたまま走り続けた甲斐があったというものだ（笑）。
では、明日のルートを考える前に、もうひとっ風呂浴びてくることにしよう。
本日の走行距離は、382km。
走行時間は7時間17分、平均速度は54km/h。
平均燃費は、11.4km/lであった。
2021-04-08 22:49
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コメント(6)
島根、山口ときたら九州上陸と思いきや、四国上陸なんですね！！！
それにしても大島でしょうか？狭い道、不安になるような狭路ですね。と言いつつ、趣ある道でもありますが、私はギブアップです。
松山到着とのこと。
道後温泉や内子は行ったことがあります。もちろん飛行機で移動後のレンタカーですが。（笑）
続きも楽しみにしております。
by Dion (2021-04-08 23:53)
Dionさん、こんにちは。
はい、今回は中四国を周らせてもらっています。
それぞれの島は外周部を中心に走ったのですが、写真の通り海沿い感ゼロで、むしろ完全な山道とすら言えるようなところもありました。
松山エリアの宿と言えば道後温泉ですし、実際に検索すると山ほどヒットするのですが、全般的に高いんですよね。
今回は少し外した一軒宿で、コスパよく寛ぐことができました。
by wata (2021-04-09 20:12)
こんにちは。
wataさんほどの日程は取れないかもしれませんので四国に絞って計画しています。和歌山港から徳島港にフェリーで渡り、これからのルートを参考にして計画したいと思います。逆コースになるのかもしれませんが？笑）
by 忠 (2021-04-09 20:28)
忠さん、こんにちは。
おぉ、忠さんもツーリングですね！
和歌山⇔徳島のフェリーは私も利用したことがありますが、なかなか便利だと思いました。
私のルートが参考になるかどうかは不明ですが、いずれにせよ四国はとっっっても楽しいですよ！
by wata (2021-04-09 20:37)
こんばんは。
大島は過去2回ほど宿泊して訪れています。南東のK337はおっしゃる通りの狭路でしたが、さらに荒廃が進んだようですね。私は幸いにも下回りを擦った記憶はありません。
引き続き「四国編」も楽しみにしています。
by ていしあ (2021-04-09 21:26)
ていしあさん、こんにちは。
遅ればせながら、私もようやく今回を以てしまなみ海道全島への上陸を果たすことができました。
いちばん楽しいと思ったのは大三島なのですが、大島も泊まってじっくり巡るとまた楽しい発見がありそうですよね。
また行きますよ！
by wata (2021-04-11 21:25)