延長！秋の信州ソロ・ツーリング [drive/touring]
Shimaさんが企画してくれた、信州-木曽路の一泊ツーリング。
日曜の午後、参加者8名のうち7名は帰宅の途に就いたものの、残る1名は閉じたはずのツーリングマップルを再び開き、今日これからのルートを検討していました。
中央自動車道上り線の渋滞が始まっていたため帰宅を断念、こんなこともあろうかと念のため取得しておいた月曜日の有給休暇を使い、やむを得ずツーリングを延長することとしたのです（←？）。
伊那ICから中央道を北上、長野自動車道に入って麻績［おみ］ICでアウト。
傾きかけた秋の陽が山の端へと消えてゆくまでの間、静かな山間のワインディング/K12をマイペースで走りました。
「じゃらんnet」で本日の宿をオフシーズンのスキー・ペンションに定め、K36→K31→K33と結んで白馬村へ。
R148沿いのラーメン屋で晩飯にチャーハン＆ギョーザを喰い、素泊まり3,000円のペンションにチェック・インしました。
昨日から今日の午後までは仲間と楽しく走って語って喰って飲んでいたのに、今は独りぼっちの缶ビール。
寂しすぎます（涙）。
---
翌朝は、6時前に出発。
見上げれば、雪を戴く北アルプスの峰々が朝日に赤く染まっており、近くの空き地では三脚を立てた写真家っぽい皆さんがシャッターを切りまくっていました。
災害復旧工事中のR406をゆっくりと上り、朝露に濡れた幌が乾くのを見計らって屋根を開け、大好きな嶺方峠に到着。
明けゆく空は透きとおるように青く、後立山連峰を隠していた雲は急速にその勢力を縮小していきます。
そんな風景を眺めながら、麓のローソンで仕入れてきたクイニーアマンとホット・コーヒーをいただきました。
いや～、贅沢な朝飯ですなぁ（笑）。
霜で一面真っ白な鬼無里の集落を抜け、K86を北上。
陽が昇るに連れて空はますます青く高くなり、朝の冷たい空気を切り裂いてボクスターは気持ちよく走ってゆきます。
K404で飯綱高原を快走、K96で野尻湖に立ち寄り、K97で斑尾高原へ。
飯山までのダウンヒルは下界を眺めながらの急降下、ブレーキやタイヤの消耗を忘れてしまったオッサンは、嬉々として駆け下ってゆくのでした（汗）。
どこかで温泉に入ろうとスマートフォンでサーチ、ヒットした馬曲［まぐせ］温泉へとK354を走ります。
山の中腹に開かれた「望郷の湯」はとにかく素晴らしい眺めで、手足袋を全力で伸ばしながら、30分以上も寛いでしまいました。
R403を南に走り、R292/志賀草津道路に入ります。
平日にもかかわらずそこそこクルマが走ってはいましたが、安全を十分確認した上で遠慮なくブッコ抜かせていただきつつ、日本有数の山岳道路を駆け上がっていきました。
本日は、強烈な晴天。
標高を稼ぐに連れて視界はよりクリアとなり、海抜2000mレベルにまで達すると、遠くアルプスの山々が青い空に高く浮かんでいる様を一望できます。
文字通り、「日本の屋根」なんですねぇ。
付近の路面には凍結防止剤の撒かれた跡があり、今期この道を走れるのもあと少しであろうということが容易に伺えます。
群馬県側も素晴らしい景色が続き、清々しい気持ちで下界へと下っていきました。
K59を経由して、広域農道/つまごいパノラマラインに入ります。
この道もまた、何度走っても実に気持ちいい。
紅葉の山間を抜け、丘陵地帯をトレースし、ファスト・ランを存分に堪能しました。
少し脇道に入ると、その名の通り雄大な山々を見晴るかすパノラマが拡がっています。
気温もグッと上がり、フィールド・ジャケットを脱ぎ捨ててリスタート。
R146を南下、平日なのに観光客で賑わう軽井沢をパスして、R18沿いの「かぎもとや」で昼飯です。
久しぶりに訪れた人気の蕎麦屋、ここは蕎麦と共に名物のけんちん汁を頼むのが正解。
大満足で店を後にし、碓氷軽井沢ICから上信越自動車道で家路に就きました。
---
いやー、良く走りました！
初日と二日目は仲間と走り、三日目は独りで走る。
どちらもそれぞれの楽しさがあり、本当に素晴らしい休日となりました。
今はベスト・シーズンですが、山岳路はこれから徐々にクローズしていくものと思われます。
そうなる前に、たくさん走っておかなくちゃいけませんからね（笑）。
日曜の午後、参加者8名のうち7名は帰宅の途に就いたものの、残る1名は閉じたはずのツーリングマップルを再び開き、今日これからのルートを検討していました。
中央自動車道上り線の渋滞が始まっていたため帰宅を断念、こんなこともあろうかと念のため取得しておいた月曜日の有給休暇を使い、やむを得ずツーリングを延長することとしたのです（←？）。
伊那ICから中央道を北上、長野自動車道に入って麻績［おみ］ICでアウト。
傾きかけた秋の陽が山の端へと消えてゆくまでの間、静かな山間のワインディング/K12をマイペースで走りました。
「じゃらんnet」で本日の宿をオフシーズンのスキー・ペンションに定め、K36→K31→K33と結んで白馬村へ。
R148沿いのラーメン屋で晩飯にチャーハン＆ギョーザを喰い、素泊まり3,000円のペンションにチェック・インしました。
昨日から今日の午後までは仲間と楽しく走って語って喰って飲んでいたのに、今は独りぼっちの缶ビール。
寂しすぎます（涙）。
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翌朝は、6時前に出発。
見上げれば、雪を戴く北アルプスの峰々が朝日に赤く染まっており、近くの空き地では三脚を立てた写真家っぽい皆さんがシャッターを切りまくっていました。
災害復旧工事中のR406をゆっくりと上り、朝露に濡れた幌が乾くのを見計らって屋根を開け、大好きな嶺方峠に到着。
明けゆく空は透きとおるように青く、後立山連峰を隠していた雲は急速にその勢力を縮小していきます。
そんな風景を眺めながら、麓のローソンで仕入れてきたクイニーアマンとホット・コーヒーをいただきました。
いや～、贅沢な朝飯ですなぁ（笑）。
霜で一面真っ白な鬼無里の集落を抜け、K86を北上。
陽が昇るに連れて空はますます青く高くなり、朝の冷たい空気を切り裂いてボクスターは気持ちよく走ってゆきます。
K404で飯綱高原を快走、K96で野尻湖に立ち寄り、K97で斑尾高原へ。
飯山までのダウンヒルは下界を眺めながらの急降下、ブレーキやタイヤの消耗を忘れてしまったオッサンは、嬉々として駆け下ってゆくのでした（汗）。
どこかで温泉に入ろうとスマートフォンでサーチ、ヒットした馬曲［まぐせ］温泉へとK354を走ります。
山の中腹に開かれた「望郷の湯」はとにかく素晴らしい眺めで、手足袋を全力で伸ばしながら、30分以上も寛いでしまいました。
R403を南に走り、R292/志賀草津道路に入ります。
平日にもかかわらずそこそこクルマが走ってはいましたが、安全を十分確認した上で遠慮なくブッコ抜かせていただきつつ、日本有数の山岳道路を駆け上がっていきました。
本日は、強烈な晴天。
標高を稼ぐに連れて視界はよりクリアとなり、海抜2000mレベルにまで達すると、遠くアルプスの山々が青い空に高く浮かんでいる様を一望できます。
文字通り、「日本の屋根」なんですねぇ。
付近の路面には凍結防止剤の撒かれた跡があり、今期この道を走れるのもあと少しであろうということが容易に伺えます。
群馬県側も素晴らしい景色が続き、清々しい気持ちで下界へと下っていきました。
K59を経由して、広域農道/つまごいパノラマラインに入ります。
この道もまた、何度走っても実に気持ちいい。
紅葉の山間を抜け、丘陵地帯をトレースし、ファスト・ランを存分に堪能しました。
少し脇道に入ると、その名の通り雄大な山々を見晴るかすパノラマが拡がっています。
気温もグッと上がり、フィールド・ジャケットを脱ぎ捨ててリスタート。
R146を南下、平日なのに観光客で賑わう軽井沢をパスして、R18沿いの「かぎもとや」で昼飯です。
久しぶりに訪れた人気の蕎麦屋、ここは蕎麦と共に名物のけんちん汁を頼むのが正解。
大満足で店を後にし、碓氷軽井沢ICから上信越自動車道で家路に就きました。
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いやー、良く走りました！
初日と二日目は仲間と走り、三日目は独りで走る。
どちらもそれぞれの楽しさがあり、本当に素晴らしい休日となりました。
今はベスト・シーズンですが、山岳路はこれから徐々にクローズしていくものと思われます。
そうなる前に、たくさん走っておかなくちゃいけませんからね（笑）。
2015-11-04 21:20
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コメント(12)
いやぁ。。完敗です。
それにしてもここまでくるとあほですなぁ。。（笑
野尻湖はなんどとなくいってますが、この季節は最高のようですね。。
またいきたくなりました。いや、いきますよ！
by Shima (2015-11-04 23:27)
こんにちは。自分も山岳路の冬季閉鎖が迫ってきて焦ってます。志賀草津は近いので閉鎖開けから月一で行ってますが来週辺りにあと一回で終わりだなぁと思ってました。あ、ビーナスも行っておかなくちゃ…。
by S.T (2015-11-05 12:50)
伊那名物のジューシーでボリュームのあるソースカツ丼を泣く泣く我慢して渋滞を避けようとしたが、渋滞に嵌まった私(泣)。
一方、伊那名物のジューシーでボリュームのあるソースカツ丼(解説がシツコイ)を食らった上に渋滞にも嵌まらず素晴らしい景色の中、GTを続けたwataさん(しかも手打ちでコシのある太平麺のかぎもとやの蕎麦つき！)
･・神様ひどい仕打ちです(泣)。
by つくばの松 (2015-11-05 19:10)
Shimaさん、こんにちは。
はい、念のためとは言え、有給休暇を取ってまで走るとは我ながらアホだなぁと思います（笑）。
しかし北信エリアとでも言うのでしょうか、白馬や戸隠、飯綱周辺、野尻湖、斑尾など、この辺りは実に気持ちよく走れるんですよねぇ。
晩秋、オープン・カーには最高の季節だと思います。
Shimaさんもガッツリ走って下さいね！
by wata (2015-11-05 20:34)
S.Tさん、こんにちは。
秋も深まり、紅葉が終われば山道はクローズとなりますよね。
志賀草津ルートは関東近郊で最も早く冬期通行止めになるので、今回はその前に走ってきました。
ホント、素晴らしい景色に感動しましたよ！
by wata (2015-11-05 20:40)
つくばの松さん、こんにちは。
はい、私も日曜日に帰るのであれば、同じように昼飯も喰わずに高速に乗り、渋滞に捕まっていたと思います。
しかしながら実際は、伊那名物のジューシーでボリュームのあるソースカツ丼⇒素晴らしい景色＆走り放題の信州ドライブ⇒手打ちでコシのある「かぎもとや」の蕎麦⇒渋滞ゼロの高速道路で帰宅、と相成りました。
万が一を考えて取得しておいて本当に良かったです、有給休暇（笑）。
by wata (2015-11-05 20:51)
伊那ICのスタンドで別れた後、どちらにboxsterのノーズを向けるのかな、と想像していましたが、そちらでしたか。アルプスの山並みが美しいですね。
念のためと言っていた有休が実は一週間連休で、wataさんこのままGTに入ってしまうのだろうか、とマジで心配/想像していた皆さんの期待はさすがに外れましたね（笑）
澄んだ晩秋の空気感が匂い立つ写真を拝見して、私もまたopen air driveに出たくなりました。
ご参考までに、ど真ん中ミーティングの二日間で、spyderのトリップメーターは862.8kmを刻んでいましたので、wataさんは恐らく1,200km越えでしょうね。素晴らしい。
by suite-spiral (2015-11-05 22:41)
suite-spiralさん、こんにちは。
いやもう、これ以上休んだらボクスターを維持できなくなってしまいますから（汗）。
それでもたった1日とは言え延長効果は絶大で、天候に恵まれたこともあり、本当に素晴らしいオープン・トップ・ツーリングとなりました。
伊那スタートなのでもっと遠くへ行くこともできましたが、今回は信州をのんびりと（←重要）走ることにしたのです。
とは言えご指摘の通り、2泊3日で1,200km以上は走っていると思います。
トリップ・メーターをセットし忘れていたので正確なところはわかりませんが、いずれにせよ今回のツーリングを以って、ボクスターの走行距離は40,000kmを超えました（笑）。
by wata (2015-11-05 23:23)
皆さんとのツーリングも楽しく拝見しましたが、
ソロもとても充実したツーリングでしたね。
美しい景色を背景に躍動感のあるお写真の数々。
迫力ある走りが伝わってきますね。
私もwataさんの記事を拝見して
ひとっ走りしましたが写真はNGでした。（涙）
温泉、女性用もこんなに広いのでしょうか！
by DION (2015-11-06 23:29)
DIONさん、こんにちは。
8人からいきなり独りになったので孤独が身に沁みましたが（涙）、それでも素晴らしい秋晴れの下で楽しく走ることができました。
ここの露天風呂は景色も湯加減も最高で、いつかまた行きたいと思っています。
残念ながら女性用には入っていないのでわかりませんが（←あたりまえだ）、HPを見ると広さも眺めも男性用と遜色無いように見えますね。
DIONさんも是非行ってみて下さい！
by wata (2015-11-07 13:12)
青く澄み切った空とBOXSTER、滅茶苦茶格好よすぎてしびれます！
当方、青空駐車場のため、今回はあえなく乗り換え断念…(T . T)
でも、男なら…いや、当方女ですがいつか必ず乗ります（宣言）
by ともきた (2015-11-08 08:08)
ともきたさん、こんにちは。
この日を含む3日間はとにかくすんごい秋晴れで、しかも妙に標高の高いところばかり走ってたもんですから、空の青さはまた格別でした。
ともきたさん、ボクスターに限らずオープン・カーは本当に気持ちいいですよ。
BMW・Z4やメルセデス・SLKなどの「ハードトップ・ロードスター」もありますし、頑張って屋根つき駐車場を探すのも手だと思います。
是非ともご検討下さい！
by wata (2015-11-08 13:10)