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ポジティブ・サプライズ!-PEUGEOT 308- [other automobiles]

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社さんからお声掛けいただき、最新のプジョー308を丸々二日間もお借りすることができました。
2011年に前モデルの308を試乗した際に書いた記事が担当の方の目に留まったようで、今回も好きなだけ走って記事内容も好きに書いてもらって構わないとの由。
ということで、ありがたくツーリングさせていただきました(笑)。

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308を受け取り、夕刻の街中へと乗り出した際の第一印象は、「こりゃ高級車だわ」。
ステアリングやペダルは実に軽く、NVHは極めて低く抑えられ、しっとり柔らかシフォン・ケーキ的な乗り味です(笑)。
予備知識を(敢えて)持たずに乗り込んだのですが、ドア・ポケットに備えられていたスペック・シートを信号待ちの間にチェックして、このクルマのエンジンがわずか1.2リッターの3気筒ターボであることにビックリ。
小排気量故のパワー/トルク不足を感じることも、「3気筒」からイメージされる振動や雑味も、ターボ車で懸念されるレスポンス・ラグも無いのです。
6速オートマチック・トランスミッションはいつ変速してるんだかわからないぐらいの滑らかさで、実にスムーズな加減速を実現してくれます。
レザー/アルカンターラの分厚いコンビ・シートに納まってストップ&ゴーを繰り返しながら、下道を1時間半ほどかけて埼玉の自宅に到着。
このクルマは先代の308が持っていたスポーティなプロフィールを棄て、静かで柔らかな高級車路線へと舵を切ったのだな・・・。
パーキングに駐めた白い308を振り返り、オッサンは一抹の寂しさを覚えるのでありました。
しかしこれは308の持つ一面に過ぎないことを、翌日以降のツーリングで知ることになるのです(汗)。

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猛暑を予感させる夏の朝、混雑気味の高速道路を他車のペースに合わせて走る308。
街中で感じた乗り心地の良さは微塵も変わらず、それはあたかも凪の湾内を滑るように進むクルーザーのようです(←って、乗ったことはありませんけど)。
前走車を認識して速度を調整するクルーズ・コントロールや、斜め後方からの他車接近をサイド・ミラー内のインジケータで知らせてくれるブラインド・スポット・モニターなどのドライビング・アシスト機能が装備されてはいますが、十分な加減速能力と視界良好なウィンドウ・グラフィックのおかげで、それらのデバイスに頼らなくてもストレスなく安全に走り続けることができます。

道が空き始め、他車のブロックから解放されると、ハイウェイ上の308はその素晴らしいポテンシャルを発揮し始めます。
爆発的な加速力は望めないながらもアクセルを踏みこめばスルスルとマイペース・レベルまで速度を上げてくれるのですが、驚いたのはそのスタビリティ。
まずは直進性能がバツグンで、更には緩いコーナーやアップダウン、車線変更時でも姿勢をまったく乱すことがありません。
どこまでもピタッと路面に吸い付くように走り続けるその乗り味は、もはや感動的ですらありました。
音や振動も良く抑えられており、恐らくは500kmや1,000kmレベルの高速道路走行などは楽勝でこなせるものと思われます。

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が、308のドライブで一番ビックリしたのは、ワインディング・ロードでの走りです。
センター・コンソール上の「SPORT」スイッチを押すと、メーター・パネルの文字が白から赤基調に変わり、エンジンやトランスミッション、ステアリングの設定がよりスポーティなものになります。
ただサスペンションは可変式ではなく、高級車的な乗り心地を優先しているから山坂道はちょっと辛いだろうな・・・と勝手に思い込んでいました。
ところがどっこい、308は素晴らしいワインディング・ランを披露してくれたのです。

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ヒリヒリとしたシャープな感じはないものの、Dシェイプの超小径ステアリングを切るとノーズはスッとインを向き、ボディもハッキリとロールを許します。
で、そのロール角を保ったままコーナーを回るのですが、とにかくスタビリティがめちゃくちゃ高い。
特にリアの接地感は強烈で、急な下りコーナーでハード・ブレーキング直後にステアリングを大きく切っても、リア・タイヤはラインを外す気配すら見せないのです。
308が履いていたタイヤは特段のグリップ志向ではなく、エコロジー&コンフォート系と思われるグッドイヤー「エフィシエントグリップ」でしたので、この卓越したスタビリティは正にシャシー・セッティングの賜物なのでしょう。
エンジンやトランスミッションも、十分に速い。
トルク・コンバータのラグを踏まえてパドル・シフトでギアを下げ、2,500rpm以上をキープしておけば、コーナー出口で爽快な加速を堪能することができます。
いやもう、イメージを良い方向に裏切ってくれた308のワインディング性能にはとにかくビックリで、コーナーをクリアするたびに何度となく「うおぉ、こりゃすげぇ!」と声に出してしまいました(汗)。

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外観はトラディショナルな2ボックス・スタイルのプジョー308ですが、インテリアには独自の意匠が見られます。
そのハイライトはやはり、メーター・パネルを「ステアリングの上から見る」デザインとなっていることでしょう。
最初はなんじゃこりゃ・・・と思いましたが、超小径のステアリング・ホイールを下にチルトさせ、ドライビング・ポジションを合わせて走り出すと、コレがすぐに違和感なく馴染むのです。
メーター・パネルが高い位置にあるためか、前方を注視していても針の動きが自然と視野に入り、メーターを「読む」際にも視線の移動が少なくて済むことを実感できました。
そのメーターですが、左側の速度計は普通に回るものの、おもしろいことに右側の回転計は反時計回り。
アクセルを踏んづけると針が左に回ってゆくその様は、人間工学的に何か意味があるのかもしれませんけど、私はエスプリのきいたフランス人のお遊びなのだろうと思っています(笑)。

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しかしそんな308のコクピットで、二日間だけではどうにも慣れることができなかったのが、タッチ・パネル・オペレーション。
エアコンやナビゲーション、オーディオ、各種ドライビング・アシスト機能などの表示や操作を7インチのディスプレイに集約したシステムです。
そのおかげでセンター・コンソール周りのハードウェア・スイッチは激減し、大いにアバンギャルドな雰囲気を醸し出しています。
システムはイグニッション・オンで即座に起動し、視認性もタッチのフィーリングも言うことなしなのですが、個人的にはナビ/オーディオ系と空調系とは独立しているほうがいいのになーと思いました。
ま、慣れればいいだけのことなんですけどね(笑)。
クルマの多機能化&電子化が進むに連れ、タッチ・パネルやロータリー・コマンダー等によるオペレーションの集約化は今後も進んでいくことになると思われます。
一般的な操作スイッチやボタン類がクルマからすべてなくなる日が来るのも、そう遠い将来のことではないような気がしています。

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今回お借りした「Cielo(シエロ)」というグレードには、パノラミック・ガラス・ルーフが装備されていました。
重心が高くなってハンドリングが・・・なんて野暮なコトは言うべきではないと、このクルマに乗るとつくづく思います。
屋根のほぼ全面がガラスとなっているワケですから、電動サンシェードを開けるとその開放感と明るさはもう抜群。
特に後席に座るとその恩恵は絶大で、私だったらずっと上を向いたままで乗っているものと思われます(笑)。
ちなみに308をお借りした二日間はギンギラギンの太陽が照りつける猛暑日でしたが、巨大なガラス・ルーフはうっすらと色がついているだけなのに、陽射しの暑さは殆ど感じられませんでした。
イマドキのガラスの遮熱性能って、凄いんですねぇ。

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街中ではゆったりと静かで柔らかな乗り心地、ハイウェイをどこまでも快適に突っ走り、ワインディングを楽しく駆け抜ける。
どんなシーンでも気持ちよく走ってくれるプジョー308は、クルマとしての基本性能が素晴らしく高く造られているのだろうと思います。
繰り返しになりますが、山坂道でも高速道路でもそのスタビリティの高さは驚くべきレベルで、故にハイペースでのドライビングも不安感なく楽しむことができるんですね。
プジョーの中核車種ですから、いいクルマだろうな~とは思っていましたが、正直ここまで速く楽しく走れるとは思ってもいませんでした。
ポジティブ・サプライズ、炸裂です!(笑)

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S.T

こんばんは。業界関係者からも一目置かれるインプレ、さすが読み応えがあります!自分の無知で恥ずかしいですが308は走りを楽しめる車だとは思ってませんでした。プジョーといえば数年前にRCZが胸に刺さったのですが我が街、高崎には1店舗しかなく仕事が休みのときに見に行こうとする度に休みで縁が無かったのを思い出しました。
by S.T (2015-08-10 23:05) 

K

前回の(旧)308に続き、今回も貴重な試乗体験に同行させていただき、ありがとうございました。
私もwataさん同様、(新)308の予想を超えるスタビリティの高さに舌を巻きました! 可変ダンパーでもなく、特別に凝ったサスペンション形式でもなく、タイヤも一般的な銘柄なのに、破綻を見せないコーナーリングにびっくり仰天。
もちろん絶対的なスピードではポルシェとは比較になりませんが、普段の足にしているBMWと変わらないのでは・・・いや、むしろイイかも?と感じるシーンが何回もありました。
シャシーとボディ、そして3気筒エンジンによる軽量化が効いているのだと思いますが、やはり石畳で育った“猫足”の威力が、ドイツ車とはまた違う良さを発揮していたと思います。

それから、個人的には標準装備されていた“DENON”のHiFiスピーカーがとっても気に入りました。 自分のクルマは大枚はたいて“JBL”製に交換しているのですが、さすが純正装着、バランスの良い音色を奏でていました♪
by K (2015-08-10 23:15) 

wata

S.Tさん、こんにちは。

いや、「業界関係者からも一目置かれるインプレ」ではなく、単なる「試乗感想文」ですから(汗)。
私もですね、308はのんびりゆったり乗るクルマで、「走り」は208に任せているのかと思っていたんです。
308の走りはそんな根拠の無い先入観をブッ壊して余りある、ドライビング・プレジャーに満ちたものでした。
RCZには触れたことがありませんが、308でこれだけ走るんですから、実に良さそうですよね!

by wata (2015-08-10 23:41) 

wata

Kさん、こんにちは。

こちらこそ、どうもありがとうございました!
仰るとおりドイツ車とは明らかに異なるアプローチですが、プジョーもやはり「走り」を第一義に考えているメーカーだということが本当に良くわかりました。
どんな場面でもスッと均整が取れていて、そのバランスが崩れないんですよね。
ワインディングを攻めるようなキャラクターではありませんが、ペースを上げても破綻しない磐石のスタビリティが、308を速く安全に走ることができるクルマにしているのだと思います。
ちなみに私、カー・オーディオは「鳴ればそれでいい派」ですので、今回も試すことさえしませんでした(汗)。

by wata (2015-08-11 00:04) 

Shirohebi

wataさん、こんにちは。

二度目のコメントとなります。お邪魔いたします。

専門的過ぎない文章と美しい写真で、308の魅力が伝わる素敵なレビューですね。
私もプジョーに縁がなく1.2L 3気筒の308というと全く走るイメージがなかったのですが、ブログを読んでかなり印象が変わりました。
きっと私と同じような方が沢山いるのではないかと思いますので、試乗を依頼した担当者も大満足ではないでしょうか?
私も先日、フィアットのアバルト500を試乗したのですが、小さいですがきちんとスポーツしてさすがヨーロッパ車だなぁと感心しました。


by Shirohebi (2015-08-11 04:30) 

yoko

wataさん、おはようございます。

私も以前、プジョーが気になった時期がありますが、3気筒1.2Lエンジンやボディーバランス、とても良さそうですね(笑)。
しかし、2日間でここまでの記事が書けるwataさんも、サスガです(頷)。やはり、スポンサードを受けるに値するお方ですね(震)。
by yoko (2015-08-11 06:26) 

zdm1929

こんにちは
おぉ!新しい308ですね♪
私もちょいと古いものから新しいものまで数台乗ったことがありますが、フランス車は独特な魅力がありますね(^^) アタリは柔らかいのですが、柔らかいまま予想外にタフな感じは何とも言えず面白いなぁと♪
46とはキャラが違いますが、時々欲しくなったりするんですよね、フランス車(^^;
by zdm1929 (2015-08-11 16:57) 

wata

Shirohebiさん、こんにちは。

毎度いいかげんな文章と適当な写真で恐縮ですが(汗)、プジョー308は本当にいいクルマだと思います。
コンフォート志向の人は街中の試乗だけで十分満足すると思われますが、コンフォート志向じゃない私も(笑)ハイウェイとワインディングの走りでこのクルマが一気に好きになりました。
試乗される方は、ディーラーに頼んで是非とも高速道路をブッ飛ば・・・いや(汗)、走らせてもらっていただきたいと思いますし、できれば山坂道もカッ飛ば(以下略)

by wata (2015-08-11 21:20) 

wata

yokoさん、こんにちは。

恥ずかしながら記事にあるとおり、私は実際に試乗するまで308のエンジンが3気筒で1.2Lしかないことを知りませんでした。
少なくとも、以前試乗した先代308の1.6L4気筒ターボと同等以上のパフォーマンスがあると感じています。
なお、今回は二日間/数百kmを走ってようやく拙い記事を書くことができました。
ちょろっと試乗しただけでそのクルマがわかるような超能力を持ち合わせてはいないんです、私(涙)。

by wata (2015-08-11 21:31) 

wata

zdm1929さん、こんにちは。

そうなんですよね、柔らかいのに腰砕けする気配を一切感じさせないコーナリングは、「固めて曲がる」的な定石に疑念を抱かせるほどの説得力がありました。
可変ダンパーなどを使わずに快適性と操安性をハイレベルで両立させているのですから、プジョーのネコ足・・・いや、ライオン足は本当に凄いなぁとつくづく思います。
今もプジョーはダンパーを内製しているとのこと、それ故にボディとのバランスもキッチリ取れているのかもしれませんね。

by wata (2015-08-11 21:52) 

Shima

このシートよさそうですね。。写真だけでも質感とホールド感が伝わります。エンジンがダウンサイジングの世の中、ボディサイズもこれくらいのほうが一番楽しいのかと。。308よさそうですね。これMTあるとおもしろそうですが。。。
by Shima (2015-08-11 22:27) 

wata

Shimaさん、こんにちは。

「フランス車はシートがいい」的なイメージはありますが、308のそれも期待に違わぬものでした。
サイド・サポートが特別張り出しているワケでもないのにホールド感も上々で、ルックスも含めてとても良くできたシートだと思います。
308はAT仕様しか輸入されていませんけど、MTで走るなら208GTiがありますよ。
私は乗ったことはありませんが、これだけ素晴らしい走りをする308よりもさらに軽量・コンパクト・ハイパワーでスポーツ寄りに仕立てられているハズですから、めちゃくちゃ楽しいと思われます(汗)。

by wata (2015-08-11 23:15) 

Kui

いまから25年ほど前に乗っていたプジョー205GTIを思い出しました。夏場は電解水を停車のたびにバッテリーに入れなきゃならなかったり、冷却水漏れはしょっちゅう、電気系ダイナモも弱かったりと手のかかるクルマでしたが、それを補って余りある軽量・コンパクトでダイレクト感がある本当に楽しい車でした。左MTからその後、国産ATに乗り換えメンテナンスフリーを手に入れたと同時に車に気を遣う楽しさを失い、クルマへの興味も失ったのだと思います。wataさんの文章でまたクルマへの興味をかきたてられました。
by Kui (2015-08-13 02:02) 

wata

Kuiさん、こんにちは。

プジョー205GTI!
いやはや羨ましい、正に名車の誉れ高いクルマですよねぇ。
かなりのトラブルを抱えられていたとのことですが、それを補って余りあるほど楽しかったとは、実に素晴らしいクルマ・ライフだったんですね。
今はどんなクルマでも信頼性が上がって「車に気を遣う楽しさ」は減っちゃったかもしれませんが、そのぶんだけ「走らせる楽しさ」はアップしていると思いますよ。
クルマへの情熱、是非取り戻してください!
by wata (2015-08-13 19:44) 

amataro

wataさん こんにちは

308だいぶ好印象ですねー。 このエンジンと出力でもしっかりスポーツできるのは、はやり基本の性能がいいのでしょうね。

私も最初に購入した車がたまたま1.6Lの205GTiだったので、この車を購入したのが運の尽き、いや、今の車好きにつながっているのだと思います。

シートは当時も良かった印象があります。 これはプジョーの伝統なんですかねー。
読ませていただいて、久しぶりにホットハッチに乗りたくなりました。
by amataro (2015-08-13 21:47) 

wata

amataroさん、こんにちは。

そうそう、amataroさんも205GTIに乗られていたんですよね。
308はそこまでエンスーではありませんが、クルマとしての出来はものすごくいいと思いますよ。
シートの良さはもちろん、内製のダンパーも含めたトータルの「乗り味チューニング」が素晴らしいのだと思います。
by wata (2015-08-14 20:02) 

katsupon

プジョーは、205,306とか購入する候補に上がったのですが、結局ゴルフを買ってしまいました。
この308はかなり良い感じですね。装備が、かつてのフランス車からは想像できないほど充実しています。後方視界が悪い車に乗っていると、ブラインドスポットモニターは欲しいと思いました。
それにしても、プジョーのエンジン技術は大したモノですね! 1.2L,3気筒でも308クラスの車をストレスなく走らせるのですから。一度、市場に行ってみようかなぁ。プジョージャパンの思う壺かもしれませんね。
by katsupon (2015-08-15 03:12) 

wata

katsuponさん、こんにちは。

ターボでありながらパワーやトルクの出方が自然なので、排気量の大きなNAエンジンのような感覚でした。
最新のダウン・サイジング・テクノロジーには、ただただ驚かされるばかりです。
決してスポーティではありませんが、気持ちよく走れると思いますよ。
機会があれば、是非試乗してみてください。
私も、もう一度乗ってみたいです(笑)。
by wata (2015-08-15 23:02) 

Kui

wataさん、ありがとうございます。

私が205に乗っていた当時プジョージャポンはまだなく
西武自動車が輸入し、メンテはスズキにお願いしていました。
同車種で何人も「大雨の日はエンジンがかからない。」という人がいて、さながら「やせ我慢=エンスー気取り」といった様相でした。しかし、wataさんのレポートの308は肥大化する車ばかりになった(軽以外)日本車のさらに先を行っているように感じられます。最近のプジョー侮れませんね。

by Kui (2015-08-17 00:11) 

wata

Kuiさん

当時と比べると、輸入車の品質は格段に上がりましたよね。
以前乗っていたE36型のBMW M3は、気温が高くなるとエアコンが効かなくなり、ガソリン臭がしてきました。
やっぱり日本の気候に合わないんじゃないか、と思ったりもしましたよ(汗)。

by wata (2015-08-17 19:58) 

klub1001

wataさん、初めまして。お盆休みにこのブログを見つけて、Grand Touringでぶっ飛んでしまいました。日本が島国で残念!いや、良かった?
308は私も5月に試乗し、購入を迷いました。でも、8年も連れ添った1007が捨てられなくて、未だに迷っています。1007って、1.5-2年に一度は路上で動けなくなるし、且つて妻は動かないスライドドアに閉じ込められたことも有ります。なのに、プジョーって、何か捨てられません。
そうそう、自分も981に乗っています。赤の2.7L左HのMTです。殆ど遠出はしないのですが、今度、関西に来られる時は何処かでお会い出来れば嬉しいです。地元は奈良県の過疎町ですが、、、

by klub1001 (2015-08-19 12:48) 

wata

Klub1001さん、はじめまして

コメントをいただき、ありがとうございます!
フランス車って、ドイツ車などには無い魅力がたくさんありそうですよね。
奥様が閉じ込められてしまったお話には、大変失礼ながら思わず笑ってしまいましたが、トラブルがあっても乗り続けていらっしゃるのは素晴らしいことだと思います。
で、981にもお乗りなんですね!
関西は都市部には行きませんが、紀伊半島は大好きなのでまた行くと思います。
高野龍神スカイラインなどでお会いできたら、楽しいでしょうね(笑)。
by wata (2015-08-20 20:59) 

woow

初めまして。
3月中旬より東京でNew308Cieloに乗っている者です。
購入前、購入後もいろいろと読ませていただいた様々な方々の試乗インプレッションの中で、1番的を得ていると感じる文書を読ませていただけました。
ありがとうございました。
私も、天窓のある輸入車ばかりを乗り継いでまいりましたが、New308はプジョーというメーカーへの認識を一変させる「衝撃の車」でした。
改めてヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー選考の質の高さを痛感しております。
今後も素敵なインプレッションを読ませていただければ幸いです。

by woow (2015-08-21 11:48) 

wata

woowさん、はじめまして。

アクセス&コメント、ありがとうございます!
私は308に二日間試乗させてもらいましたが、実際のオーナーさんから「的を得ている」なんて言っていただけるとは大変恐縮です。
感じたことをそのまま拙い文章にしているだけですので、オーナーさんの印象と齟齬がありましたら何卒ご容赦ください(伏)。
しかし、308の乗り味は驚くほどレベルが高いなぁと今でも思っています。
なので、woowさんが本当に羨ましいですよ(笑)。
私はボクスター一台ですが、これからもお互いに楽しく走らせていきましょうね!
by wata (2015-08-22 12:00) 

cayman

大変楽しく拝読させて頂きました。
過去、206XS(5MT)→アルファGT(セレスピード)→981ケイマンS(右6MT)と乗り継いできて、結婚を機にケイマンを売り払い、現在は中古のゴルフ6(GTIではない普通のやつ(苦笑))に乗っています。
生後4ヶ月の赤ん坊もいますので、宝くじでも当たらない限りは二度と2ドアものに乗ることはないと思います(涙)。
ゴルフ6もドッシリとした剛性感と素晴らしい高速直進性、燃費もまずまずと非常にイイ車だとは思います。長時間の運転も疲れませんし。
しかしながら、正直運転は全く面白くない・・・。
ステアリングのダイレクト感が乏しく、自分で運転している感覚が希薄なんですよね。
ケイマンSのハンドリングを忘れられないでいるだけなのかもしれませんが(笑)
願わくば、またケイマンのMTに乗りたい(可能ならGTS)のですが、それは叶わぬ願いなので、次期の候補車として308に注目している現状です。
ただ、ゴルフのHBではベビーカーを積むと一杯一杯のため、購入するとなるとステーションワゴンの方(SW)になると思いますが。
1.2Lターボ、十分な性能がある事を本レビューより読み取ることができました。
やはり、プジョー良いですねー。
206XSも楽しい車でしたから、それを思い出しました。
ただ、私が308で狙っているのは、現時点で未導入のGT(2Lディーゼルターボモデル(180ps,400N))で、恐らく来年導入されるものと思われます。
言わずもがな最も気になるのは価格で、果たして御幾らで設定するのか非常に注目しているところです。
つい先日ボルボがディーゼルターボ(190ps,400N)を導入しましたが、308のライバル車となるV40ディーゼルが非常に戦略的な価格で出てきましたから、日本国内でのブランド力とパワーで若干劣るプジョーディーゼルターボはそれよりもかなりお買い得な価格で出るのではと期待を膨らませております。
というか、そうでなければ全く売れないと思いますし。
ゴルフのディーゼルも来年には導入されるようですし、VWは販売台数でメルセデスに抜かれてしまい、こちらも間違いなくリーズナブルな価格設定がなされると推察できます。

308SW GTが導入された際には、wataさんに是非また借用試乗頂き、またレポート頂けますと有り難く思っている次第です(^^

ただ、やっぱり981ケイマン、乗りたいですね・・・(笑)
987でも素晴らしい剛性感と、背中から伝わるボクサー6の独特の鼓動、、、いや懐かしい・・・。

by cayman (2015-08-27 16:03) 

wata

caymanさん、はじめまして。

コメントをいただき、どうもありがとうございます。
私は乗ったことが無いのですが、VWゴルフはやはりこのクラスのスタンダードなのでしょうね。
今回の記事はゴルフとの比較をしているワケでは無いので、是非一度ご自身で308に試乗していただくことをお勧めします。
仰るとおり、プジョーを含むフランス車はディーゼル・ソリューションを得意としていますが、今の日本のマーケットであれば違和感なく受け入れられそうですね。
ただ、2.0LブルーHDi搭載車は1.2Lピュアテック搭載車より150kgほど重くなるようですから、ハンドリングなどはかなり変わるような気がします。
どんな乗り味なんでょうかね(笑)。

by wata (2015-08-27 21:44) 

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